ここから本文です

成育科ブログ

極低出生体重児の母親年齢を多い順に並べると?≫回答

2015.09.16

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

先日、「 極低出生体重児の母親年齢を多い順に並べると? 」と言う問題を出しましたが、その答えです。

先日の図中の赤枠の中である1991年以降だけを拡大したのが下の図です。母親の年齢別出生数は2000年から2005年にかけて、20代後半が30代前半に、20代前半が30代後半に、さらに20歳未満が40歳以上にそれぞれほぼ同時期に追い抜かされされていると書きましたが、もっと詳しく見ると、ほぼ2003年から2004年にかけて追い抜かされているのことが分かります。
soushusseisuu (Custom)
それでは2500g未満の低出生体重児ではどうなっているかと言えば、この「追い越し」のタイミングが若干早まっており2002年前後で追い越していることが分かります。さらに、直近の2013年には20代後半と30代後半の出生数が急接近しています。
LBWI (Custom)
上の図を5年ごとに棒グラフ上にしたものが下の図になります。この図は今年5月の 東北大学新生児科指導医教育セミナー での講演で、今後低出生体重児の出生数が減少するであろうことを示すために使ったものです。
年齢別出生数 (Custom)

それでは極低出生体重児ではどうなっているかと言うと、低出生体重児での傾向を「前倒し」させたたような傾向となっており、さきほどの「追い越し」タイミングが1990年代後半までさかのぼります。さらに2008年頃には30代後半が20代後半を追い抜き、最近では40台が20台前半をも追い抜いてしまっていることから、現在の順位は、1位:30台前半、2位:30台後半、3位:20台後半、4位:40台、5位:20台前半、6位:20歳未満と言うことになります。
VLBWI (Custom)

皆さんの予想は当たっていたでしょうか?結構意外な結果だったのではないかと言う気もします。ひょっとすると、小児科専門医試験や新生児専門医試験に出題されても良いぐらいの問題なような気もしています。

ブログ更新情報

DSC00301 (Custom)
2017.10.08
院内NCPR講習会~NICUスタッフへのNCPR講習
22070373_972920499513941_1762616414_o (Custom)
2017.09.30
今年も日野公三先生の講演会と上映会
DSC00262 (Custom)
2017.09.23
忽那先生によるAMR(薬剤耐性)ご講演
DSC00260 (Custom)
2017.09.22
今年も県外からの研修の先生達が!
(クリックすると周産期学習会の案内&申込書にリンクします)
2017.09.21
平成29年度周産期学習会~みんなで考えよう!青森県の小児在宅医療
ATV1-2 (Custom)
2017.09.20
ATV「わっち!!」で医療的ケア児特集 その2
DSC00252 (Custom)
2017.09.11
青森県助産師会研修会で医療的ケア児の講演
CIMG5319 (Custom)
2017.09.10
小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい(4歳未満)
IMG_9164 (Custom)
2017.09.09
NPO法人フローレンス代表・駒崎さんのご講演
DSC00519 (Custom)
2017.08.28
県医師会主催の新生児蘇生法講習会
(画像をクリックすると記事のページにリンクします)
2017.08.27
乳幼児の入院付き添い、なぜ24時間?~朝日新聞デジタル
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
2017.08.14
「あいだクリニック」を見学させていただきました!

カレンダー

2017年10月
« 9月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031