ここから本文です

成育科ブログ

忽那先生によるAMR(薬剤耐性)ご講演

2017.09.23

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

今年2月に 「総合診療医ドクターG(のような研修会)」 でお越しいただいた国立研究開発法人国立国際医療研究センター の忽那賢志先生に、今回は院内感染対策研修会でAMR(Antimicrobial Resistance、薬剤耐性)に関してご講演いただきました。
DSC00262 (Custom)
AMRとは病原体が変化して抗生物質・抗菌薬が効かなくなることで、これは抗生物質・抗菌薬の使用、特に不適切な使用によって増加します。今、このAMRがこれからの世界で大きな問題となると言うのです。
DSC00265 (Custom)
仮にこのまま何の対策も取らずに放っておくと2050年には1000万人の死亡が想定され、がんによる志望者数を上回るのだそうです。
DSC00268 (Custom)
AMRがどんどん増加して行ったらどうなるのでしょう?簡単な例としては、例えば尿路感染を起こしたとしても治療する薬がないとか、カテーテルを挿入しようとしても、もしカテーテル感染が起こってしまったら対処のしようがない、など、現在であれば抗生物質・抗菌薬で対処可能な普通の疾患・疾病が、それこそ直接的に命に関わる重大疾患になってしまうと言うのです。
DSC00269 (Custom)
そうならないために今できることは、抗生物質・抗菌薬は限りある貴重な資源として大事に使っていくことが必要です。
DSC00271-2 (Custom)

ちなみに忽那先生は レジデントノート 2016年12月号 Vol.18 No.13 その抗菌薬、本当に必要ですか?〜Choosing Wiselyで考える、抗菌薬の正しい選び方・使い方 を昨年書かれています。この本でもう一度勉強し直してみようかと思います。
718NZpSiRiL (Custom) (2)

さらにちなみに、こうした事態を重くみて厚生労働省からも普及啓発のためのポスターが作られたりしています。薬剤を処方するのは医師ですが、患者さんの側にも正しい知識を持って受診することが必要と言うことです。

(画像をクリックすると普及啓発ポスターのpdfにリンクします。)

(画像をクリックすると普及啓発ポスターのpdfにリンクします。)

(画像をクリックすると普及啓発ポスターのpdfにリンクします。)

(画像をクリックすると普及啓発ポスターのpdfにリンクします。)

未来の世代のために自分達が今できることが何なのかを再認識させられた研修会でした。
忽那先生、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

ブログ更新情報

(画像をクリックすると青森県庁のページへリンクします)
2019.09.17
災害時における医療的ケア児支援に関する講演会のお知らせ
(画像をクリックすると青森県庁ホームページへリンクします)
2019.09.16
令和元年度青森県医療的ケア児支援シンポジウムのお知らせ
DSC04299 (Custom)
2019.09.15
第21回青森継続看護研究集会in弘前
DSC04255 (Custom)
2019.09.14
医療的ケア児支援看護フォーラム~岐阜県「みらい」の市川さんのご講演
スライド75 (Custom)
2019.07.15
少子化対策はなぜ失敗した?~困っても助けてくれないからでは?
IMG_4648-2 (Custom)
2019.07.01
第43回ハイリスク児フォローアップ研究会in自治医科大学
(画像をクリックすると第45回ハイリスク児フォローアップ研究会のご案内ページにリンクします)
2019.06.15
令和2年度ハイリスク児フォローアップ研究会は青森市で開催されます
IMG_4452 (Custom)
2019.06.13
東北新生児セミナーin仙台
DSC03816 (Custom) (Custom)
2019.06.02
第11回あきた母乳育児をささえる会学習会~少子化対策に欠けていた視点
DSC03813 (2) (Custom)
2019.05.13
弘前市で医療的ケア児支援コーディネーター研修会
IMG_4664 (Custom)
2019.05.07
中央学院大学助産過程で新生児蘇生法講義
58445105_2306145632781483_6810123006648516608_n (Custom)
2019.05.01
在宅新療0-100 2019年4月号~地域の医療機関と共に支える 小児在宅医療の現状と課題

カレンダー

2019年9月
« 7月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30