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成育科ブログ

2017.09.21

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今年3月4日に開催した 周産期学習会~みんなで考えよう!青森県の小児在宅医療 に続いて、今年度も来月10月21日(土)青森県立保健大学講堂で同じく小児在宅医療に関する講演会を開催します。

今回は神奈川県立こども医療センター患者家族支援部星野陸夫先生からは「医療的ケアを必要とする子どもたちの地域生活を支えるために」と題して、神奈川県において小児等在宅医療拠点事業での取り組みを中心に、さらに済生会兵庫県病院小児医療センター奥谷貴弘先生からは「地域周産期センター病院における短期入所開設」と題して、急性期病院におけるレスパイト開設までの取り組みに関してお話ししていただく予定です。また青森県障害福祉課の三上総一郎さんからは行政説明として、今年春に本県で実施した医療的ケア児実態調査の結果についてもご説明いただく予定となっております。
是非、多くの方達のご参加をお待ちしております。
(申し込みは下の画像をクリックしますと案内と申込書をダウンロードできます)

(クリックすると周産期学習会の案内&申込書にリンクします)

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(文責 成育科 網塚 貴介)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

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2017.09.20

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以前、今年3月にATVの「わっち!」医療的ケア児の特集が組まれたことをご紹介しましたが、6月末に再び医療的ケア児に関しての特集をして下さいました。遅ればせながら、ここで改めてご紹介させていただきます。

医療的ケアを要するお子さんの場合、通常の保育園では預かってもらうことができず、お母さん達の就労継続が極めて困難であることは、これまでに何度もご紹介してきました。今回の「わっち!」の特集では、以前、東奥日報の連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」41回目「広がる優しさと『思い』」でもご紹介させていただいた十和田市の「小さな森こども園」で医療的ケアを要するお子さんを預かっていらっしゃることが紹介されました。

以下に特集の抜粋をお示しします。

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当初青森市内で保育園を探しますが、全ての保育園で受け入れを断られてしまいます。
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ここで、こうした場合の保育園探しは基本的にご家族が自力で探さなければなりません。おそらく10カ所以上には連絡したのではないかと思いますが、ことごとく断られているうちにまさしく「絶望」されるご家族をたくさんみてきています。せめてご家族が個別に探すのではなく、代わりに探してくれるような仕組みがあるだけでもいいのにといつも思っています。
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「小さな森こども園」には以前から看護師さんが勤務されていたことから受け入れて下さいましたが、それでもこうへい君が医療的ケア児としては最初のお子さんだったそうです。
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ただ、一方で、写真の宮本園長先生は実際に医療的ケア児を受け入れることの難しさも語られていました。やはり「命を預かることの怖さ」があり、その責任を果たすには看護師さんだけではなく保育士さん達の知識と理解を深めることが必要と仰います。そのため様々な勉強会や研修会を企画したり、またこうへい君の受け入れに際しては事前に保健師さんなど様々な職種の方達との話し合いもされたそうです。全国では今まさに医療的ケア児の支援のため様々な取り組みがされ始めたところですが、そんな枠組みができる以前に、ご自身達で必要な情報を得て、研修会も企画するなど、むしろこれからの支援体制を作っていく上でのお手本を示されたのではないかと感じました。
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こうへい君はこの園に入ってから表情もよくなってきたそうです。こうした他のお子さん達との交流が育って行く上で大きな刺激になっているのでしょう。
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この特集の後、先月の東奥日報の一面に医療的ケア児に関する記事が載りました。医療的ケア児の保育園入園は都道府県でも大きな差があるそうで、青森県には4名のお子さんが入園されているのだそうです。「小さな森こども園」での取り組みが今後、県内全域に少しずつでも拡がって行くことを心から願うとともに、私たちにできることも探って行きたいと思います。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.09.10

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前日金曜日の会議が終わった次の日は東京からとんぼがえりでお昼過ぎから4歳未満のお子さんを対象にした「小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい」を市内の保健センターをお借りして開催しました。

当院スタッフに加えて県内各地の保健師さん達も駆けつけて下さって、こちらは参加者の受付中です。
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つどいのはじまりにはいつもどおり保育連合会の佐藤さんによるアイスブレークです。ここで子ども達にもリラックスしてもらい、ご家族は別室の情報交換会へと移動します。保育連合会の皆さんにはその間、お子さん達のお世話をしていただいています。
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今回は情報提供として、 ライフサポートあおば センター長の前中さんと こどもサポート教室クラ・ゼミ の鈴木さんに、言葉の遅れなどが気になった時にどんな経路で支援施設につながることができるのか、その仕組みについてと、実際にそうした施設ではどのような考え方でお子さん達の支援をしていくのかに関してお話ししていただきました。
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お二人のお話の後、小グループに分かれて参加されているご家族の思いや不安などをお話しした後、県内各地から来て下さった保健師さんに並んでもらって、それぞれどの地域の担当の方なのかを自己紹介していただきました。
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今回は当院の医師として伊藤先生と矢本先生にも参加してくださいました。
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ご家族が帰られた後にスタッフだけ残っての反省会です。前回の 4歳以上のつどい は就学準備に関する内容が中心でした。4歳以上とは言っても学年で行くので、前回は今年度中に4歳になるお子さん、つまり実は3歳以上のお子さんが対象になっていました。今回は4歳未満とは言っても、実は3歳台のお子さんはいなくて2歳後半が最年長でした。この時期は言葉の遅れなどの療育が必要かな?というあたりが気になりはじめる時期でもあり、そこでどのような支援があるのかもまだまだ分からない時期でもあります。今回のつどいではその辺を中心に企画してみました。いつもより年少のお子さんが多かったので保育の方が心配でしたが、そちらの方は大丈夫だったようで安心しました。
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反省会後の集合写真です。今回から集合写真用の横断幕を作って下さいました。
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このつどいも回を重ねる毎に少しずつですが進化しているようにも思います。今後も内容をさらにブラッシュアップして行ければと思います。参加されたご家族の皆さん、スタッフの皆さん、一日ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.09.09

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この週末は小児在宅医療推進の会議のために東京に行ってきました。
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今回の会議のメインは NPO法人フローレンス 代表理事である駒崎 弘樹さんのご講演でした。
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駒崎さんは待機児童問題や病児保育に取り組まれており、さらに 障害児保育園ヘレン 障害児訪問保育アニー を通じて医療的ケア児を持つお母さん達の就労支援にまでも取り組まれている方です。

昨年9月17日の報道特集で「医療ケアが必要な子を育て働くこと」をテーマにした特集 が放送されましたが、この時にも日本初の障害児専門の保育施設であるヘレンの取り組みが紹介されていました。

ヘレンは障害のある子どもの受け入れ先が極度に不足している「障害児保育問題」を解決するというビジョンの元、1)医療的ケア、2)長時間保育、3)遊びを出発点とした活動と言う3つの特徴を有しています。

一方、アニーの方は、ヘレンが開設されてはみたものの需要があまりにも多く、園の開設が追いつかないため2015年に新制度なったのを機に誕生しました。アニーの特長は1)医療的ケア、2)非常勤、週2~5日勤務の長時間保育に対応、3)専門職による居宅訪問型(1:1)の個別保育、を特徴としています。

実際の運営に際しては、人材育成や異なる業種間の異なる文化間のコミュニケションなど、組織運営としても様々な取り組みがされていました。これは、今後、小児在宅医療支援体制構築の際にも同じように問題となるであろうことも多く、これはこれで非常に勉強になりました。

今回の会議で駒崎さんがいらっしゃると言うことで、東京に向かう新幹線の中でライフネット生命保険の会長である出口治明さんと駒崎さんが「安心して子育てができる社会にするには何が必要か?」をテーマに語り合った 「世界一子どもを育てやすい国にしよう」 を読んで行きました。双子のお子さんが次々と熱を出してそのお母さんが会社を辞めなければならなくなったと言う話を、ベビーシッターをされていた駒崎さんのお母さんから聞いて、それがフローレンス立ち上げのきっかけになったことがこの本で紹介されていましたが、そのお話は今回のご講演でもされていました。

(画像をクリックするとAmazonのページにリンクします)

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ご講演終了後に成育医療センターの中村先生とご一緒に写真を撮らせていただきました。さらに本にもサインしていただきました。
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駒崎さんのご活動は「障害児を持ったお母さんでも働けるようにする」という明確なアウトカムを設定している点が非常に際立っていると感じています。それもこうしたNPO立ち上げに際して明確なエピソードがあったからなのだと再認識しました。先日も 乳幼児の入院付き添い、なぜ24時間?~朝日新聞デジタル でご紹介したように、働くお母さんにとっては子どもの病気は障害はもの凄く高いハードルになっていると日々感じています。駒崎さんのサインにもあるように「共にこども達のために」これからのご活躍を心から祈っています。駒崎さん、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.08.14

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以前、当院小児科に勤務されていた會田久美子先生が、今年7月に青森市内で気管支喘息・食物アレルギーなどの「アレルギー」と「こどもの発達、こころ」について専門に診療する 「あいだクリニック」 をご開業されることになったことをご紹介しました。先日、 「あいだクリニック」 を見学させていただくことができましたので少しだけご紹介させていただきます。
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クリニックに入ってみるとまず目の前に広がるのが木目調の広い空間です。クリニックと言うよりも図書館とかのイメージかも知れません。
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待合室の真ん中にはシンボルツリーとも言える大きな木のモニュメントがありました。
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この木の下のところには小さなお子さんが遊べるスペースがあり、壁側には発達を促す仕組みが満載の仕掛けがしてあります。木の根元にあたるところはトンネルのように中に入れるようになっていて、探検して遊べるようになっていました。狭いところが好きな子ども達には大人気なのではないかと思います。
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こちらは受け付けの右手です。絵本など、こちらでも遊べるようになっていますが、大きなディスプレイの下には暖炉がありました。この暖炉はLEDで本物の暖炉のように赤く灯り、水蒸気の煙も出てくる仕掛けになっています。近くでよく見ても本物にしか見えないほどよくできています。
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こちらは診察室の入り口です。現在、クリニックには會田先生お一人ですが、診察室がいくつもずっと並んでいます。これは小さなお子さんの場合、診察室になかなか入ろうとしない、中に入ると診察が終わってもなかなか出てこない、といった子どもの特徴をよく理解している會田先生ならではのアイデアと感心しました。
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こちらも診察室の入り口なのですが、ここは感染症の患者さん専用の診察室です。感染症のお子さん用に全く別の入り口が用意されていました。こちらは天井に青空がペイントされています。
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一方、こちらは療育棟です。クリニックの入り口を入って右側になります。この部屋は感覚統合のために様々なアイテムが満載です。ボールプールにブランコ、反対側の壁面にはボルダリングができるようになっています。この他、心理検査のお部屋や言語療法のお部屋など、こちらもまだまだたくさんのお部屋がありました。
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今回は會田先生の1年先輩で、同じく当院で研修をされていた大瀧先生がちょうどお盆休みで帰省中だったので一緒に見学させていただきました。
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療育が必要なお子さんへの支援を考えるとき、つい社会として・行政としての支援をと考えがちなのですが、會田先生のように自らの行動によって支援する施設を生み出してしまうのは凄いことだと感じました。會田先生のクリニックが多くのお子さんとそのご家族の助けになることを心より願っています。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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