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成育科ブログ

2017.05.01

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新飯田先生の慰労会では昔の写真が沢山スライドで流れていました。それらを観ていると本当に懐かしく当時のことが思い起こされます。ここで、あらためて、かつて小樽市銭函にあった北海道立小児総合保健センターの当時の写真をここにアップしておきたいと思います。

これが病院外観です。病院は銭函駅近くの崖の上に建つ4階建てで、病院からは日本海(石狩湾)を一望できました。
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これは職員のための公舎で、その向こうには銭函の海水浴場が見えます。夏場はこうして穏やかな海が広がっていますが、冬になると風がかなり強かった覚えがあります。昔住んでいたこの公舎の4階の部屋の一室は窓が閉まりきらなく、吹雪になると部屋の中に雪が吹き込んでいた覚えがあります。
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これは地下1階につながる職員駐車場で、右に見えるのは確か看護師さんの寮だった気がします。
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こちらは山側の眺めです。病院のすぐ近くにはヘリポートが整備され、ここに釧路や函館から重症な赤ちゃん達が運び込まれていました。若い頃は昼休みにこの辺をランニングしていた記憶があります。それから、そう言えばヘリポートの向こうの山はスキー場でした。この病院からはスキー場もゴルフ場も海水浴場も車で5~10分と言うなんとも素敵な立地でした(もっともそのいずれにも行けた覚えはありませんが・・・)。
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こちらは外来です。きっと奥の方が薬局で、お薬の窓口のような気がします。
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こちらはNICU入り口の着替えと手洗いの場所だったところです。当時はまだガウンと防止を着用していました。
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この部屋はNICUの手前にあった授乳室だと思います。重症な患者さんがいると、奧のソファで仮眠していた覚えがあります。
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これがNICUです。産婦人科のない小児病院だったので、超低出生体重児よりも重症仮死、先天性疾患、外科系疾患の赤ちゃんが多い病院でした。保育器よりもインファントウォーマーが多いのもそのためです。
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こちらはGCUです。当時はこの部屋に16名の赤ちゃんが入院しており、そこを夜勤看護師さんが一人で看護していました。今では考えられない体制です。
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人工呼吸器は昔懐かしいセクリストです。それでも、意外にインファントウォーマーやシリンジポンプはそれ程古くないですね。
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これは若かりし頃の写真です。
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こちらはクリスマス会の写真ですね。新飯田先生がサンタさんで、こちらはトナカイの担当でした。
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当時はデジカメも普及していなかったので、こうした日常を写真に残す習慣がなかったのでしょうね。本当に当時の写真は少なく、今回、幹事の浅沼先生からちょうだいしました。今はすでに取り壊された病院ですが、きっと当時勤務していた方も、お子さんが入院されていたご家族の方達もきっと懐かしい風景なのではないかと思います。ご縁のある方がいらっしゃいましたら是非ご覧いただければ幸いです。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.04.30

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この週末は 北海道立子ども総合医療・療育センター(施設愛称:コドモックル) で永年NICUを支えられ、この春にご退職された新飯田裕一先生の慰労会で札幌に行ってきました。
この日の札幌は雨予報でしたが幸い好天に恵まれました。
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新飯田先生には新卒の頃、当時まだ小樽市銭函にあった北海道立小児総合保健センターのNICUで勤務した時にお世話になった恩師で、その後に新生児医療を目指すきっかけも作って下さいました。
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会では新飯田先生がこれまでのことをいろいろご紹介されました。当時の北海道立小児総合保健センターはコドモックルに移転した後、建物は既に壊されてしまっています。当時はあまり写真も撮っていないためとても懐かしく当時を思い出していました。
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青森に来たのが2000年ですが、その直前までまだ当直体制ではありませんでした。これからNICU体制になると言うことで、どこに当直室を置こうか場所をあちこち新飯田先生と一緒に探し回った覚えがあります。
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北海道立小児総合保健センターへは新卒の半年間と、その後、青森に来る前の5年半を勤務しました。写真は当時一緒に働いていた藤川先生と、当時の大滝師長さんとお話ししているのが浅沼先生です。
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記念の花束は、今は神奈川こども医療センターでお手伝いされている野口先生から渡されました。
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集合写真です。こうした機会でもなければなかなかお目にかかることの難しい先生ばかりでとても懐かしかったです。
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こちらは二次会の様子です。
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新飯田先生とはしばらくぶりにいろんな昔話をしていました。昔はまだ新生児の医療体制もしっかりしていませんでした。医療体制以前に、人工肺サーファクタントがようやく臨床現場でも使えるようになり、早産の赤ちゃん達がどうにか救命できるようになったと言う時代です。今では本当に想像もできないほどの大変さがありました。そんな話に華が咲きました。
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気がつけばかつての青森組が勢揃いしていました。
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こちらは札幌医大新生児グループの若手の先生方です。だいぶ若手も育ってきたようですね。
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会を後にして再び札幌駅前です。本当に懐かしいひとときでした。
新飯田先生、これまで本当にお疲れ様でした。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.04.19

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先日の 第120回日本小児科学会学術集会 in東京 でご紹介したように、先日東京で開催された日本小児科学会では「小児科医の将来像」のあり方に関する企画がとても目につきました。これからの小児科医のあり方として、実は日本小児科学会として既に 「将来の小児科医への提言2016」 として学会としての提言を出しています。その中で気になったのは)「コミュニティ小児医療」と言う言葉です。

シンポジウム (Custom) (2)

先日の「少子化時代を迎え小児科医の役割はどう変わるのか」のシンポジウムで国立成育医療研究センター政策科学研究部の森臨太郎先生が「小児保健・医療提供体制2.0」と題してご発表され、その質疑の中でもCommunity Pediatricsと言う言葉として紹介されていました。

以下、「コミュニティ小児医療」に関して日本小児科学会のホームページ 「将来の小児科医への提言2016」 から抜粋します。下の図はこの提言の概念図です。

小児科学会 (Custom)

コミュニティ

提言:病院から地域,家庭へアウトリーチする.
テーマ:「地域での健康的な生活」
提案:
1)「コミュニティ小児医療」の学術分野としての確立
地域で生活する子ども,保護者やそれに関わる集団を対象に,子どもの健康に関する保健活動(禁煙,食育,性教育,障がい児(者)医療等)や在宅・訪問診療を実践し,これらを通じて育児に関わる種々の課題,子どもの成長発達や行動の特異性を学び,研究対象の
一分野と位置付ける(担当組織・委員会;学術,こどもの生活環境改善,小児慢性疾患など.新たな委員会の設立も考慮).
2)生涯教育
これは小児科医のキャリアの中で,生涯にわたり考え学び続ける必要のあるテーマである.そこでこれを学術分野として位置付けるために,まずは専門医教育から始める.
(担当組織・委員会:生涯教育・専門医育成,中央資格認定,試験運営など)
背 景:
衛生状態の改善や医療技術の開発・発展等によって,20 世紀から現在にかけて子どもたちの死亡率が著しく減少した.これからの私たちは,疾病治療から成長を支える医師へとなり,診療を受けた子どもたちが家庭,地域に戻り,そこで大人になっていくことを医
療面から支援する必要もある.
いままでも小児科医は保健活動を行ってきた.しかしながら,小児科学における学問的位置づけは明確ではなかった.また子どもたちに関わる課題は,家庭や保育,教育現場,さらには福祉施設を含む子どもの生活環境全ての場所で生じており,その内容も医療にと
どまらない.貧困に代表されるような社会問題も,家庭での療育能力の低下や,子どもの治療コンプライアンスなどに直結する問題である.
私たちは,視野を,病院から生活の場である地域(コミュニティ)へ,医療から健康・生活へと,コミュニティで生活する「すべての子どもたち」へ広げ,実際に病院の外へ出ていく必要がある.そのために,小児科医が「コミュニティ小児医療」を学術分野として位置づけ,子どもたちのアドボカシー(代弁者,権利擁護者,政策提言者)となって,これまで以上に子どもたちの健やかな成育を意識し,支援することを提言する.

(「将来の小児科医への提言2016」の全文は こちら からダウンロードできます)

引用終わり

この提言の「コミュニティ」のところを読んでいると、以前、院内広報誌「ふれあい」の中で 成育科のご紹介 として書いたこととかなりの部分で重なるように思いました。

急性期から慢性期へ
医療機関内から地域へ
小児医療の一つの分野として位置づけることと「アドボカシー」

これらは、これまで成育科として手探りでやってきたことが、基本的にはこれからの小児科医のあり方の模索にもつながっているのだと感じました。こうした方向性をこれからの世代の小児科医にも伝えて行ければと思います。

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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.02.12

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昨年7月に開催した 小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい(4歳以上) の中で参加されたお子さん達が作成したKids Artが、 昨年10月に見学させていただき、 また12月には県内各地の保健師さんを対象とした 青森県周産期学習会 も開催した 青森県総合社会教育センター の入り口のところに展示していただくことになりました。

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かなり大きな掲示物なので、どこに飾ろうかあれこれ悩んでいたのですが、青森県総合社会教育センターのご厚意で展示していただくことができて良かったです。また、次年度のつどいでも同じような企画をするかも知れませんので、またその時には新たな作品が登場するかも知れませんね。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2016.12.31

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今年も 昨年に続いて アクセスランキングを出してみました。今年も英語版ページも含めてのランキングにしてみました。まず総アクセスビュー数ですが、2016年は112,342件と2015年の134,530件にはややおよばなかったものの、今年は昨年の NICU当直1000泊目! (2014年5月9日、10,141件)」 のように飛び抜けた記事はなかった割には比較的安定したアクセスがあったように思います。それでは以下に10位までのアクセスランキングをお示しします。

1位

SiPAP(英語版) (2014年1月30日、3,881件)
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今年の1位は昨年も2位だったインファントフローSiPAPの英語版が年間を通して安定したアクセスを記録しました。

2位

Babylog VN500 (Basic) (2,261件、2014年2月8日)
2位は1位
に続いて英語版ページ にあるBabylogVN500(Basic)でした。これらは以前、NeonatalCareで連載していた「クセとコツをらくらくマスター 人工呼吸器フル活用マニュアル」の内容をそのまま英訳したもので、2013年頃から作り始めて、昨年の夏頃に完成しました。それ以降は特に手直しもしていないのですが、3年経った現在でも世界中からそれなりの件数のアクセスがあるようです。

3位

「一人飲み」アンケート2015~日本周産期・新生児学会in富山 その5
(1,972件、2016年7月21日)

3位は 「一人飲み」アンケート2015~日本周産期・新生児学会in富山 その5でした。ここでようやく通常記事が登場です。このブログ記事はTwitterにもアップしていますが、「一人飲み」関連はリツイートが多い傾向がありますので、アクセス数もTwitter経由が多いのかもしれません。

4位

早産児の人工呼吸管理Part2 (1,382件、2014年5月14日)

4位は昨年9位だった早産児の人工呼吸管理Part2 が入ってきました。この後にも続きますが、今年は早産児の人工呼吸管理シリーズが多くの方に読んでいただけたようです。

5位

新型人工呼吸器登場!NAVA(1,302件、2014年5月16日)

5位にはNAVA(Neurally Adjusted Ventilatory Assist)と言う全く新たな呼吸モードを紹介した記事が入ってきました。この記事も一昨年の人工呼吸管理関連としてアップした記事でした。

6位

早産児の人工呼吸管理Part3(1,262件、2014年5月20日)

7位

東奥日報連載35回目 「一人飲み」㊤~新生児医療現場の「悲鳴」
(1,245件、2016年8月18日)

7位は 東奥日報連載の35回目でやはり「一人飲み」を取り上げた記事がランクインしました。

8位

早産児の人工呼吸管理Part5 (1,156件、2014年5月22日)

9位

Babylog VN500(Advance)(1,124件、2014年2月8日)

10位

9月17日の報道特集~医療ケアが必要な子を育て働くことPart5 (951件、2016年9月17日)

9月17日の報道特集で「医療ケアが必要な子を育て働くこと」をテーマにした特集が放送され、それをまとめた記事が10位にランクインしました。この記事にはこれまでの医療的ケア児関連記事を一挙にまとめています。

以上、今年のアクセスランキングをまとめてみましたが、今年の特徴としては2014年頃にまとめた 人工呼吸器の英語版ページ人工呼吸管理関連記事 に年間を通じてコンスタントなアクセスがあり上位に入ってきていました。それに加えて、通常記事では「一人飲み」関連記事に対する関心が高かったように思います。

来年も身近な話題をご紹介させていただきたいと思います。
新年まであとわずかですが、皆様、よいお年をお迎えください。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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