ここから本文です

成育科ブログ

2017.09.22

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

以前から神奈川県の 湘南鎌倉総合病院 産婦人科の先生が新生児科の研修として、これまでにも何人もの先生が研修に来て下さっていて、このブログでもご紹介してきました。
2016.07.31 相原先生のさよなら講演
2014.06.30 湘南鎌倉総合病院 渡邉先生さよなら講演

今年も青柳遼先生が3ヶ月間の研修で来て下さっています。

また札幌市にある 札幌東徳州会病院 とは当院NICUが初期研修医の研修施設の中に入っていることから時々初期研修医の先生がいらっしゃいます。今年は2年目の住吉翔元先生が1ヶ月の研修で来て下さっています。 札幌東徳州会病院は研修医のブログ があって、そこで 住吉先生が研修日記 を書かれていました。

(クリックすると札幌東徳州会病院研修医のブログへリンクします)

(クリックすると札幌東徳州会病院研修医のブログへリンクします)

外から研修の先生がやってくると回診の人数も随分多く感じます。
DSC00258 (Custom)
住吉先生は今月一杯、青柳先生は10月までの予定です。
当院での研修が少しでもお役に立てばと思います。
DSC00260 (Custom)

(文責 成育科 網塚 貴介)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

2017.07.13

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

このところブログのアップが滞っていました。少しさかのぼってみます。
先月末に 埼玉県立小児医療センター を見学させていただきました。この病院は以前は岩槻市にありましたが、昨年末にさいたま新都心に移転してきました。今回はその新病院のNICUを清水正樹先生にご案内していただきました。新病院はさいたま新都心駅と反対側の北与野駅とも直結しており、そのまま歩いて行くことができます。
DSC09979 (Custom)
NICUは備え付けのパーティションで仕切られ半個室化されており、GCUも収納式でスライドするパーティションで仕切られる構造になっていました。いずれも最近のファミリーセンタードケアを意識した設計となっています。GCUのパーティションは一見すると低そうに見えますが、これは当院で採用している移動式のウォールカーテンとほぼ同じ高さで、意外にこの高さでも余程背の高い男性が覗き込まない限りプライバシーが保たれる絶妙な高さに設計されています。
DSC09982 (Custom)
DSC09984-2 (Custom)

こちらもNICUですが、3床が1セットの「島」になっていて、この「島」の中心から互いが背を向けた形になっているので、これもまたプライバシーを保ちやすい設計と感じました。少し離れて見ると「島」の中心の柱が互い違いになっているのが分かります。これはとても通常では思いもつかない設計ですが、海外のあるNICUを参考にされたとお話しされていました。また人工呼吸器にはクローズドループ制御でFiO2を自動でコントロールすることのできる人工呼吸器 AVEA が標準装備されていました。
DSC09993-2 (Custom)
DSC09994 (Custom)

こちらはNICUで手術をするための部屋で、この他にも電動で昇降する搬送用保育器や、器材庫には我々では想像もつかないくらいの数多くの機器が常備されていました。特に小児外科疾患や重症新生児仮死に対する低体温療法の件数が非常に多い人口密集地の大規模NICUならではの装備と感じました。
DSC09989 (Custom)
DSC09986 (Custom)
DSC09987 (Custom)
DSC09988 (Custom)

こちらは隣接するさいたま赤十字病院との連絡通路です。
DSC09998 (Custom)
DSC09997 (Custom)

これまで埼玉県立小児医療センターはかつての小児病院から、今回の移転によってさいたま赤十字病院と隣り合わせになることで母体救急にも対応可能な万能型の総合周産期母子医療センターへと変貌を遂げました。一口に総合周産期母子医療センターとは言っても、当院のように小児外科のない施設もあれば、外科疾患への対応は完璧だけど、産科医が少人数しかいなくて内科その他の診療科がないので、母体合併症への対応が困難な小児病院型の施設もあります。かつて、昭和の時代に全国各地に小児病院が次々と建設されました。しかし、当時はまだ周産期医療という概念が希薄な時代でもあり、小児病院の多くは街の中心地から遠く離れた郊外に小児病院単独として建設されました。その後、総合周産期母子医療センターが整備されるにともなって産科が併設されても母体合併症への対応が困難な施設は今なお数多く存在します。そろそろ建て替えの検討段階に入っている施設もあるかと思いますが、その点ではこの埼玉県立小児医療センターのあり方は一つの答えとなる施設なのではないかと感じました。

見学後に清水先生とのツーショットです。見学が終わったら日も暮れて外はすっかり夜になっていました。清水先生、ご案内ありがとうございました。
DSC00003 (Custom)
DSC00004 (Custom)

(文責 成育科 網塚 貴介)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

2017.05.01

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

新飯田先生の慰労会では昔の写真が沢山スライドで流れていました。それらを観ていると本当に懐かしく当時のことが思い起こされます。ここで、あらためて、かつて小樽市銭函にあった北海道立小児総合保健センターの当時の写真をここにアップしておきたいと思います。

これが病院外観です。病院は銭函駅近くの崖の上に建つ4階建てで、病院からは日本海(石狩湾)を一望できました。
図01 (Custom)
これは職員のための公舎で、その向こうには銭函の海水浴場が見えます。夏場はこうして穏やかな海が広がっていますが、冬になると風がかなり強かった覚えがあります。昔住んでいたこの公舎の4階の部屋の一室は窓が閉まりきらなく、吹雪になると部屋の中に雪が吹き込んでいた覚えがあります。
図1 (Custom)
これは地下1階につながる職員駐車場で、右に見えるのは確か看護師さんの寮だった気がします。
図2 (Custom)
こちらは山側の眺めです。病院のすぐ近くにはヘリポートが整備され、ここに釧路や函館から重症な赤ちゃん達が運び込まれていました。若い頃は昼休みにこの辺をランニングしていた記憶があります。それから、そう言えばヘリポートの向こうの山はスキー場でした。この病院からはスキー場もゴルフ場も海水浴場も車で5~10分と言うなんとも素敵な立地でした(もっともそのいずれにも行けた覚えはありませんが・・・)。
図3 (Custom)
こちらは外来です。きっと奥の方が薬局で、お薬の窓口のような気がします。
図4 (Custom)
図5 (Custom)
こちらはNICU入り口の着替えと手洗いの場所だったところです。当時はまだガウンと防止を着用していました。
図6 (Custom)
この部屋はNICUの手前にあった授乳室だと思います。重症な患者さんがいると、奧のソファで仮眠していた覚えがあります。
図7 (Custom)
これがNICUです。産婦人科のない小児病院だったので、超低出生体重児よりも重症仮死、先天性疾患、外科系疾患の赤ちゃんが多い病院でした。保育器よりもインファントウォーマーが多いのもそのためです。
図9 (Custom)
図11 (Custom)
こちらはGCUです。当時はこの部屋に16名の赤ちゃんが入院しており、そこを夜勤看護師さんが一人で看護していました。今では考えられない体制です。
図12 (Custom)
人工呼吸器は昔懐かしいセクリストです。それでも、意外にインファントウォーマーやシリンジポンプはそれ程古くないですね。
図13 (Custom)
これは若かりし頃の写真です。
図14 (Custom)
こちらはクリスマス会の写真ですね。新飯田先生がサンタさんで、こちらはトナカイの担当でした。
図21 (Custom)
図22 (Custom)

当時はデジカメも普及していなかったので、こうした日常を写真に残す習慣がなかったのでしょうね。本当に当時の写真は少なく、今回、幹事の浅沼先生からちょうだいしました。今はすでに取り壊された病院ですが、きっと当時勤務していた方も、お子さんが入院されていたご家族の方達もきっと懐かしい風景なのではないかと思います。ご縁のある方がいらっしゃいましたら是非ご覧いただければ幸いです。

(文責 成育科 網塚 貴介)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

2017.04.30

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

この週末は 北海道立子ども総合医療・療育センター(施設愛称:コドモックル) で永年NICUを支えられ、この春にご退職された新飯田裕一先生の慰労会で札幌に行ってきました。
この日の札幌は雨予報でしたが幸い好天に恵まれました。
DSC09558 (Custom)
新飯田先生には新卒の頃、当時まだ小樽市銭函にあった北海道立小児総合保健センターのNICUで勤務した時にお世話になった恩師で、その後に新生児医療を目指すきっかけも作って下さいました。
DSC09567 (Custom)
会では新飯田先生がこれまでのことをいろいろご紹介されました。当時の北海道立小児総合保健センターはコドモックルに移転した後、建物は既に壊されてしまっています。当時はあまり写真も撮っていないためとても懐かしく当時を思い出していました。
DSC09571 (Custom)
青森に来たのが2000年ですが、その直前までまだ当直体制ではありませんでした。これからNICU体制になると言うことで、どこに当直室を置こうか場所をあちこち新飯田先生と一緒に探し回った覚えがあります。
DSC09576 (Custom)
北海道立小児総合保健センターへは新卒の半年間と、その後、青森に来る前の5年半を勤務しました。写真は当時一緒に働いていた藤川先生と、当時の大滝師長さんとお話ししているのが浅沼先生です。
DSC09577 (Custom)
記念の花束は、今は神奈川こども医療センターでお手伝いされている野口先生から渡されました。
DSC09580 (Custom)
集合写真です。こうした機会でもなければなかなかお目にかかることの難しい先生ばかりでとても懐かしかったです。
DSC09585-3 (Custom)
こちらは二次会の様子です。
DSC09593 (Custom)
新飯田先生とはしばらくぶりにいろんな昔話をしていました。昔はまだ新生児の医療体制もしっかりしていませんでした。医療体制以前に、人工肺サーファクタントがようやく臨床現場でも使えるようになり、早産の赤ちゃん達がどうにか救命できるようになったと言う時代です。今では本当に想像もできないほどの大変さがありました。そんな話に華が咲きました。
DSC09591 (Custom)
気がつけばかつての青森組が勢揃いしていました。
DSC09594 (Custom)
こちらは札幌医大新生児グループの若手の先生方です。だいぶ若手も育ってきたようですね。
DSC09595 (Custom)
会を後にして再び札幌駅前です。本当に懐かしいひとときでした。
新飯田先生、これまで本当にお疲れ様でした。
DSC09601 (Custom)

(文責 成育科 網塚 貴介)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

2017.04.19

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

先日の 第120回日本小児科学会学術集会 in東京 でご紹介したように、先日東京で開催された日本小児科学会では「小児科医の将来像」のあり方に関する企画がとても目につきました。これからの小児科医のあり方として、実は日本小児科学会として既に 「将来の小児科医への提言2016」 として学会としての提言を出しています。その中で気になったのは)「コミュニティ小児医療」と言う言葉です。

シンポジウム (Custom) (2)

先日の「少子化時代を迎え小児科医の役割はどう変わるのか」のシンポジウムで国立成育医療研究センター政策科学研究部の森臨太郎先生が「小児保健・医療提供体制2.0」と題してご発表され、その質疑の中でもCommunity Pediatricsと言う言葉として紹介されていました。

以下、「コミュニティ小児医療」に関して日本小児科学会のホームページ 「将来の小児科医への提言2016」 から抜粋します。下の図はこの提言の概念図です。

小児科学会 (Custom)

コミュニティ

提言:病院から地域,家庭へアウトリーチする.
テーマ:「地域での健康的な生活」
提案:
1)「コミュニティ小児医療」の学術分野としての確立
地域で生活する子ども,保護者やそれに関わる集団を対象に,子どもの健康に関する保健活動(禁煙,食育,性教育,障がい児(者)医療等)や在宅・訪問診療を実践し,これらを通じて育児に関わる種々の課題,子どもの成長発達や行動の特異性を学び,研究対象の
一分野と位置付ける(担当組織・委員会;学術,こどもの生活環境改善,小児慢性疾患など.新たな委員会の設立も考慮).
2)生涯教育
これは小児科医のキャリアの中で,生涯にわたり考え学び続ける必要のあるテーマである.そこでこれを学術分野として位置付けるために,まずは専門医教育から始める.
(担当組織・委員会:生涯教育・専門医育成,中央資格認定,試験運営など)
背 景:
衛生状態の改善や医療技術の開発・発展等によって,20 世紀から現在にかけて子どもたちの死亡率が著しく減少した.これからの私たちは,疾病治療から成長を支える医師へとなり,診療を受けた子どもたちが家庭,地域に戻り,そこで大人になっていくことを医
療面から支援する必要もある.
いままでも小児科医は保健活動を行ってきた.しかしながら,小児科学における学問的位置づけは明確ではなかった.また子どもたちに関わる課題は,家庭や保育,教育現場,さらには福祉施設を含む子どもの生活環境全ての場所で生じており,その内容も医療にと
どまらない.貧困に代表されるような社会問題も,家庭での療育能力の低下や,子どもの治療コンプライアンスなどに直結する問題である.
私たちは,視野を,病院から生活の場である地域(コミュニティ)へ,医療から健康・生活へと,コミュニティで生活する「すべての子どもたち」へ広げ,実際に病院の外へ出ていく必要がある.そのために,小児科医が「コミュニティ小児医療」を学術分野として位置づけ,子どもたちのアドボカシー(代弁者,権利擁護者,政策提言者)となって,これまで以上に子どもたちの健やかな成育を意識し,支援することを提言する.

(「将来の小児科医への提言2016」の全文は こちら からダウンロードできます)

引用終わり

この提言の「コミュニティ」のところを読んでいると、以前、院内広報誌「ふれあい」の中で 成育科のご紹介 として書いたこととかなりの部分で重なるように思いました。

急性期から慢性期へ
医療機関内から地域へ
小児医療の一つの分野として位置づけることと「アドボカシー」

これらは、これまで成育科として手探りでやってきたことが、基本的にはこれからの小児科医のあり方の模索にもつながっているのだと感じました。こうした方向性をこれからの世代の小児科医にも伝えて行ければと思います。

%e3%81%b5%e3%82%8c%e3%81%82%e3%81%842016-custom

(文責 成育科 網塚 貴介)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックすると東奥日報連載「知ってほしい赤ちゃんのこと」のバックナンバーへリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

(クリックするとリクルートページにリンクします)

1 / 1512345...10...最後 »

ブログ更新情報

22070373_972920499513941_1762616414_o (Custom)
2017.09.30
今年も日野公三先生の講演会と上映会
DSC00262 (Custom)
2017.09.23
忽那先生によるAMR(薬剤耐性)ご講演
DSC00260 (Custom)
2017.09.22
今年も県外からの研修の先生達が!
(クリックすると周産期学習会の案内&申込書にリンクします)
2017.09.21
平成29年度周産期学習会~みんなで考えよう!青森県の小児在宅医療
ATV1-2 (Custom)
2017.09.20
ATV「わっち!!」で医療的ケア児特集 その2
DSC00252 (Custom)
2017.09.11
青森県助産師会研修会で医療的ケア児の講演
CIMG5319 (Custom)
2017.09.10
小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい(4歳未満)
IMG_9164 (Custom)
2017.09.09
NPO法人フローレンス代表・駒崎さんのご講演
DSC00519 (Custom)
2017.08.28
県医師会主催の新生児蘇生法講習会
(画像をクリックすると記事のページにリンクします)
2017.08.27
乳幼児の入院付き添い、なぜ24時間?~朝日新聞デジタル
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
2017.08.14
「あいだクリニック」を見学させていただきました!
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
2017.08.11
特別支援学校医療的ケア基本研修

カレンダー

2017年10月
« 9月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031