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成育科ブログ

2016.02.12

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先月、 青森県立保健大学でペリネイタル講義 として、看護・助産とは別枠で新生児・周産期医療と社会との関わりのようなことに関して毎年講義させていただいています。内容としては、
・日本の少子化問題の背景
・少子化なのになぜ低出生体重児が増えてNICUが足りなくなるのか?
・小児在宅医療と母親の就労の問題に関して
・新生児医療における看護体制の問題~特に「一人飲み」問題に関して
・産科病棟の新生児の扱い~母親の付属物としての扱い
・女性の年齢別労働力率におけるM字カーブの問題
等々、まもなく看護師・助産師として社会に出て、周産期医療に関わるであろう彼女たちが近い将来直面するであろう現実に関してお話ししました。

先日、この講義を受講された学生さんから感想をいただくことができましたのでご紹介させていただきます。

今回の講義では受講生が全員で28名でした。この中で最も学生さん達が汗疹を寄せてくれたのがGCUにおける「一人飲み」問題に関してで、28名中19名の学生さんが「最も印象に残った」と書かれていました。やはり看護師さんがひとりで9-10人もの赤ちゃんを看護しなければならず、コット上の赤ちゃんが「一人飲み」している写真はそれだけ衝撃が大きかったのでしょう。「驚きだった」「衝撃を感じた」と言う表現も数多くみられました。
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しかし、学生さんひとりひとりの感性が異なるように、関心事もこのほかにもさまざまでした。
「妊娠と仕事の関係、経済面での問題」
「障がいを持つ母親の就労」
に関心を寄せてくださった学生さんもいらっしゃいました。

こうして学生さんからの生の声が聞けることはとても励みになります。また、今後もさらに内容を毎年ブラッシュアップしていきながら、多くの学生さん達がこれから歩み出そうとしている社会の問題点に関して関心を持っていただく機会となればと思っています。

2015.12.31

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今年も 昨年に続いて アクセスランキングを出してみました。今年も英語版ページも含めてのランキングにしてみました。まず総アクセスビュー数ですが、2013年が1年間で52571件(=4381件/月)、2014年は96046件(=約8000件/月)だったのに対して、2015年は134,530件(=約11210件/月)と、倍増した昨年からさらに40%ほどアクセス数を延ばしています。それでは以下に10位までのアクセスランキングをお示しします。

1位

NICU当直1000泊目! (2014年5月9日、10,141件)
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今年の年間ランキング1位はなんと昨年5月に投稿した「 NICU当直1000泊目! 」でした。理由は定かではありませんが、恐らくは何らかの医療系サイトでたまたま紹介されたことでアクセスが集中したのではないかと思います。医師の過重労働に対しての社会的関心の高さがうかがえます。

2位

SiPAP(英語版) (2014年1月30日、4,190件)

2位もまた昨年の投稿で、インファントフローSiPAPの英語版が年間を通して安定したアクセスを記録して上位に入りました。

英語版ページ は以前、NeonatalCareで連載していた「クセとコツをらくらくマスター 人工呼吸器フル活用マニュアル」の内容をそのまま英訳したもので、2013年頃から作り始めて、昨年の夏頃に完成しました。それ以降は特に手直しもしていませんが、現在でも世界中からそれなりの件数のアクセスがあります。中でもSiPAPが最も多くの方に読まれているようです。

3位

Babylog VN500 (Basic) (2261件、2014年2月8日)
3位も2位に続いてBabylog VN500(基礎編)の英語版のページでした。

4位

東奥日報連載12回目 付き添いの建前と現実 (1,898件、2015年3月5日)

4位は 東奥日報連載 の12回目である「付き添いの建前と現実」がここに来てようやく今年の投稿でのランクインとなりました。
付添の建前

5位

当直回数が丸3年に! (((( ;゚Д゚))) (1,789件、2015年8月21日)

5位も当直回数の話題でした。やはり労働環境問題は関心が高いようですね。

6位

東奥日報連載20回目 母乳育児の大切さを伝えたいのは「社会」 (1,602件、2015年8月6日)

6位は東奥日報連載20回目の「母乳育児の大切さを伝えたいのは「社会」」でした。この記事はFacebookやtwitterでも数多くシェアいただけたのがランクインにつながったのかと思います。
第20回目 (Custom)

7位

金曜ドラマ「コウノドリ」第1回観ました! (1,493件、2015年10月18日)
7位は金曜ドラマ「コウノドリ」1回目の感想でした。「コウノドリ」は本当に素晴らしいドラマでしたね!なかなか時間がなくてその後の感想をリアルタイムにはアップできなかったので、これは後日、また特集してみたいと思っています。

8位

東奥日報連載21回目 母乳に「こだわる」? (1,294件、2015年9月10日)
8位も東奥日報連載21回目の「母乳に「こだわる」?」でした。連載記事はこれ以外にもあるのですが、やはり母乳関連記事は関心が高いようですね。
第21回目 (Custom)

9位

早産児の人工呼吸管理Part2 (1,179件、2014年5月14日)

10位

早産児の人工呼吸管理Part5 (1166件、2014年5月22日)

9位と10位は昨年春にアップした「早産児の人工呼吸管理」シリーズがランクインしました。両者とも昨年の記事にもかかわらず、1年以上もかけて多くの方達の目に触れているのはありがたいことだと思います。

以上、今年のアクセスランキングをまとめてみましたが、今年の特徴としては昨年までのコンテンツが上位を占めていたことかと思います。アクセス総数全体は増えていますので、おそらく今年のアクセス総数の伸びは、今年の新規記事に加えて英語版も含めた過去の記事が多くの方達に読まれたことが要因なのではないかと思います。

来年も身近な話題をご紹介させていただきたいと思います。

2015.11.12

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今日は弘前大学医学部で新生児の講義をしてきました。今日は先々週に続いて2回目の講義です。新生児の講義は全部やろうとすると小児科全部と同じだけの各分野に加えて周産期に関することまで含めると膨大になってしまいますので、全2コマではかなりかいつまんだ内容にならざるを得ません。この2コマの講義で毎年欠かさないのが新生児蘇生法と母乳育児に関してです。
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新生児蘇生法は例年、NCPRのスライドを抜粋して講義していましたが、今年はドラマ「 コウノドリ 」が放送中ですので、番組内での動画を早速使わせていただきました。今橋先生、白川先生の蘇生はとても役者さんとは思えないほど手際がよく、いっそ正規の新生児蘇生法講習会の動画教材に登場して下さると新生児蘇生法ももっと盛り上がるような気がしました。
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また母乳育児に関しては、医学部の学生が将来様々な分野に進んだ時、「お母さんに投薬するから授乳は止めて下さい」と簡単に言わないで欲しいこと、そして自分の専門分野で頻繁に使う薬剤ぐらいに関しては最低限、授乳可能かに関する知識を持って欲しいことを毎年強調しています。
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講義の終わりには新生児医療・周産期医療に関する書籍をごっそり持ち込んで、医学生の皆さんにプレゼントしてきました。もちろんコウノドリのコミックも入っています。一人でも多くの医学生の方が新生児医療・周産期医療に関心を持って欲しいと願っています。
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2015.09.29

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今日は当院総合周産期母子医療センターの周産期情報室に勤務されてこられた保健師の佐藤さんの最後の出勤日でした。佐藤さんは今年の春で定年退職されたのですが、後継の保健師さんのサポートのため半年間だけ勤務を延長して下さっていました。

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佐藤さんにはそれまでなかなかコンスタントに開催できなかった「小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい」をしっかりした事業として確立していただきました。佐藤さんのご尽力でなんとか現在の形である4歳未満と4歳以上で年2回の定期開催と言うところまで来ることができました。

昨年8月開催の4歳以上のお子さんを対象としたつどい の様子です。佐藤さんが開会の挨拶と説明をして下さっています。
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こちらは 昨年11月に開催した4歳未満児対象のつどい で、写真はグループ交流会の様子です。
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つどいの他にも病院と地域とのつながりもしっかり作っていただきました。「つどいの他にも」と言うよりも、こちらの方がお仕事のメインで、本当に様々な形でお世話になりました。佐藤さん、これまでありがとうございました。

2015.09.19

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昨日は今年4月から半年間、NICUで研修してくれた小山石先生のさよなら講演でした。小山石先生は弘前大学を卒業後むつ総合病院で初期研修の後、弘前大学小児科に入局され、昨年秋から当院小児科に勤務され、この春からNICUでした。
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なかなか慣れないNICUで大変な毎日だったようですが、落ち込んだ時には池田先生が肉を食べに連れて行ってくれていたようで、スライドになっていました。何しろほぼ毎日ファーストコールでしたから大変だったと思います。
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将来の進路はまだ未定のようですが、十和田市のご出身なので最終的には上十三方面で働いていきたいとのことでした。小児科はその先に専門性を身につけることの多い診療科ですので、これからまたゆっくり進路を考えて行って欲しいと思います。
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終始和やかなさよなら講演でした。この秋からは弘前大学に戻って研鑽を積まれることになります。小山石先生、ありがとうございました。
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