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成育科ブログ

2017.09.10

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前日金曜日の会議が終わった次の日は東京からとんぼがえりでお昼過ぎから4歳未満のお子さんを対象にした「小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい」を市内の保健センターをお借りして開催しました。

当院スタッフに加えて県内各地の保健師さん達も駆けつけて下さって、こちらは参加者の受付中です。
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つどいのはじまりにはいつもどおり保育連合会の佐藤さんによるアイスブレークです。ここで子ども達にもリラックスしてもらい、ご家族は別室の情報交換会へと移動します。保育連合会の皆さんにはその間、お子さん達のお世話をしていただいています。
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今回は情報提供として、 ライフサポートあおば センター長の前中さんと こどもサポート教室クラ・ゼミ の鈴木さんに、言葉の遅れなどが気になった時にどんな経路で支援施設につながることができるのか、その仕組みについてと、実際にそうした施設ではどのような考え方でお子さん達の支援をしていくのかに関してお話ししていただきました。
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お二人のお話の後、小グループに分かれて参加されているご家族の思いや不安などをお話しした後、県内各地から来て下さった保健師さんに並んでもらって、それぞれどの地域の担当の方なのかを自己紹介していただきました。
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今回は当院の医師として伊藤先生と矢本先生にも参加してくださいました。
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ご家族が帰られた後にスタッフだけ残っての反省会です。前回の 4歳以上のつどい は就学準備に関する内容が中心でした。4歳以上とは言っても学年で行くので、前回は今年度中に4歳になるお子さん、つまり実は3歳以上のお子さんが対象になっていました。今回は4歳未満とは言っても、実は3歳台のお子さんはいなくて2歳後半が最年長でした。この時期は言葉の遅れなどの療育が必要かな?というあたりが気になりはじめる時期でもあり、そこでどのような支援があるのかもまだまだ分からない時期でもあります。今回のつどいではその辺を中心に企画してみました。いつもより年少のお子さんが多かったので保育の方が心配でしたが、そちらの方は大丈夫だったようで安心しました。
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反省会後の集合写真です。今回から集合写真用の横断幕を作って下さいました。
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このつどいも回を重ねる毎に少しずつですが進化しているようにも思います。今後も内容をさらにブラッシュアップして行ければと思います。参加されたご家族の皆さん、スタッフの皆さん、一日ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.09.09

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この週末は小児在宅医療推進の会議のために東京に行ってきました。
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今回の会議のメインは NPO法人フローレンス 代表理事である駒崎 弘樹さんのご講演でした。
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駒崎さんは待機児童問題や病児保育に取り組まれており、さらに 障害児保育園ヘレン 障害児訪問保育アニー を通じて医療的ケア児を持つお母さん達の就労支援にまでも取り組まれている方です。

昨年9月17日の報道特集で「医療ケアが必要な子を育て働くこと」をテーマにした特集 が放送されましたが、この時にも日本初の障害児専門の保育施設であるヘレンの取り組みが紹介されていました。

ヘレンは障害のある子どもの受け入れ先が極度に不足している「障害児保育問題」を解決するというビジョンの元、1)医療的ケア、2)長時間保育、3)遊びを出発点とした活動と言う3つの特徴を有しています。

一方、アニーの方は、ヘレンが開設されてはみたものの需要があまりにも多く、園の開設が追いつかないため2015年に新制度なったのを機に誕生しました。アニーの特長は1)医療的ケア、2)非常勤、週2~5日勤務の長時間保育に対応、3)専門職による居宅訪問型(1:1)の個別保育、を特徴としています。

実際の運営に際しては、人材育成や異なる業種間の異なる文化間のコミュニケションなど、組織運営としても様々な取り組みがされていました。これは、今後、小児在宅医療支援体制構築の際にも同じように問題となるであろうことも多く、これはこれで非常に勉強になりました。

今回の会議で駒崎さんがいらっしゃると言うことで、東京に向かう新幹線の中でライフネット生命保険の会長である出口治明さんと駒崎さんが「安心して子育てができる社会にするには何が必要か?」をテーマに語り合った 「世界一子どもを育てやすい国にしよう」 を読んで行きました。双子のお子さんが次々と熱を出してそのお母さんが会社を辞めなければならなくなったと言う話を、ベビーシッターをされていた駒崎さんのお母さんから聞いて、それがフローレンス立ち上げのきっかけになったことがこの本で紹介されていましたが、そのお話は今回のご講演でもされていました。

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ご講演終了後に成育医療センターの中村先生とご一緒に写真を撮らせていただきました。さらに本にもサインしていただきました。
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駒崎さんのご活動は「障害児を持ったお母さんでも働けるようにする」という明確なアウトカムを設定している点が非常に際立っていると感じています。それもこうしたNPO立ち上げに際して明確なエピソードがあったからなのだと再認識しました。先日も 乳幼児の入院付き添い、なぜ24時間?~朝日新聞デジタル でご紹介したように、働くお母さんにとっては子どもの病気は障害はもの凄く高いハードルになっていると日々感じています。駒崎さんのサインにもあるように「共にこども達のために」これからのご活躍を心から祈っています。駒崎さん、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.08.28

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この週末は当院周産期センター内で青森県医師会主催の新生児蘇生法講習会がありました。
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県医師会主催なので常任理事の苫米地先生が八戸市から朝早く駆けつけて下さいました。
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今回は青森市内でご開業の千歳先生がインストラクターとして参加して下さいました。
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NCPR終了後のインストラクターによる反省会です。今回は当院スタッフに加えて千歳先生と青森市保健所の野村先生や、以前当院産科に勤務されていた横山先生もインストラクター補助で参加されています。
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今回の講習会の参加者は医師会主催ということもあってクリニックのスタッフの方がほとんどでした。NCPR2015ではCPAPが大きな修正点の一つになっていますが、クリニックではCPAPの設備がない施設がほとんどです。NCPRのアルゴリズム上はCPAPと酸素投与が並列なのでCPAPがないこと自体は問題ないのですが、講習会の最後には試験もあって、それに合格する必要もあります。そうなると、講習会の狙いを、まずは合格優先で普段使うことのないCPAPの説明に重きを置くのか?もしくは実臨床で役立つようにCPAPは使えないという前提でより現場に即した講習会内容にするか?と非常に悩んだ講習会となりました。同じ新生児蘇生法講習会とは言っても、どのような立場の方が受講するのか?というのは大きな問題です。また、これからも回を重ねて行くことで講習会内容をブラッシュアップさせていければと思います。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.08.27

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8月26日(土)朝に朝日新聞デジタルに 乳幼児の入院付き添い、なぜ24時間?(記者の一言)
と言う記事が掲載されました。この記事は 患者を生きる シリーズの中で 小さな肺(1)「明日死ぬかも」何度も 移植待つ日々 と言う連載を書かれている錦光山雅子記者が、その取材の過程で「どうしてもおかしいと思ったこと」がありました。連載に登場した女の子が一般病棟に移ることを病院から勧められた際、家族は24時間付き添うよう言われたのです。その疑問から生まれたのが今回の記事です。

以前2014年1月に朝日新聞のオピニオン欄に 「病気の子の付き添い 母親への依存見直しを」 と投稿したことがご縁で、今回の記事執筆に際して取材していただきコメントもさせていただけました。

この記事の中でも特に結びのこの分に共感します。「病院の外では、少子化対策や保育園の整備の充実が叫ばれている中、病院の中では、少子化対策とはほど遠い、子どもとその家族の風景がある。言葉を失いました。」

「病院の外」では少子化対策が叫ばれているのに、なぜか「病院の中」は少子化対策とは無縁で、あたかも社会から隔離されているのか、社会の動きとは全く別のところで動いているようにしか思えません。このことは 2015年3月の東奥日報連載12回目 付き添いの建前と現実 でも書かせていただきました。

こうした記事が拡がることで少しでも入院中の環境が良くなることを願っています。

(画像をクリックすると記事のページにリンクします)

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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.08.14

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以前、当院小児科に勤務されていた會田久美子先生が、今年7月に青森市内で気管支喘息・食物アレルギーなどの「アレルギー」と「こどもの発達、こころ」について専門に診療する 「あいだクリニック」 をご開業されることになったことをご紹介しました。先日、 「あいだクリニック」 を見学させていただくことができましたので少しだけご紹介させていただきます。
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クリニックに入ってみるとまず目の前に広がるのが木目調の広い空間です。クリニックと言うよりも図書館とかのイメージかも知れません。
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待合室の真ん中にはシンボルツリーとも言える大きな木のモニュメントがありました。
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この木の下のところには小さなお子さんが遊べるスペースがあり、壁側には発達を促す仕組みが満載の仕掛けがしてあります。木の根元にあたるところはトンネルのように中に入れるようになっていて、探検して遊べるようになっていました。狭いところが好きな子ども達には大人気なのではないかと思います。
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こちらは受け付けの右手です。絵本など、こちらでも遊べるようになっていますが、大きなディスプレイの下には暖炉がありました。この暖炉はLEDで本物の暖炉のように赤く灯り、水蒸気の煙も出てくる仕掛けになっています。近くでよく見ても本物にしか見えないほどよくできています。
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こちらは診察室の入り口です。現在、クリニックには會田先生お一人ですが、診察室がいくつもずっと並んでいます。これは小さなお子さんの場合、診察室になかなか入ろうとしない、中に入ると診察が終わってもなかなか出てこない、といった子どもの特徴をよく理解している會田先生ならではのアイデアと感心しました。
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こちらも診察室の入り口なのですが、ここは感染症の患者さん専用の診察室です。感染症のお子さん用に全く別の入り口が用意されていました。こちらは天井に青空がペイントされています。
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一方、こちらは療育棟です。クリニックの入り口を入って右側になります。この部屋は感覚統合のために様々なアイテムが満載です。ボールプールにブランコ、反対側の壁面にはボルダリングができるようになっています。この他、心理検査のお部屋や言語療法のお部屋など、こちらもまだまだたくさんのお部屋がありました。
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今回は會田先生の1年先輩で、同じく当院で研修をされていた大瀧先生がちょうどお盆休みで帰省中だったので一緒に見学させていただきました。
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療育が必要なお子さんへの支援を考えるとき、つい社会として・行政としての支援をと考えがちなのですが、會田先生のように自らの行動によって支援する施設を生み出してしまうのは凄いことだと感じました。會田先生のクリニックが多くのお子さんとそのご家族の助けになることを心より願っています。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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