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成育科ブログ

2013.07.18

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怪しい研究発表その2です。
二つ目は「液晶QRコード表示による血液ガス分析装置測定結果取り込みシステムの開発」です。
NICUには結構色んな病棟内検査機器が多く、近年の医療情報の電子化から取り残されている例が比較的多いのではないかと思います。血液ガス分析装置だけであれば電カルとの連携例も多いかも知れませんが、これに加えて血算・生化学・CRPなどの測定機器を有している施設も多いのではないかと思います。こうした機器から得られたデータは、取りあえず紙カルテにのりで貼って、記録は手入力しかない場合もありますが、そうすると転記ミスは不可避となります。検査機器から得られたデータを比較的安価に電子化する方法として、こうした機器で得られたデータをタブレットの液晶画面にQRコード化することで、電カルあるいは部門システムに取り込む方法を考案しました。方法がこれしかないかどうかは分かりませんが、市販の高額なソフトウエアを購入するよりは安価にシステム構築が可能なのではないかと考えています。


液晶QRコード表示による血液ガス分析.pdf

2013.07.17

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先日の日本周産期新生児学会で発表した怪しい研究発表のポスターを載せます。
一つ目は「人工呼吸器使用中の加温加湿器電源入れ忘れ防止装置の開発」です。
人工呼吸器には加温加湿器が必ず必要ですが、両者は別々の電源系を有しているため、人工呼吸器が稼働しているのに加温加湿器の電源が入っていないと言うインシデントがNICUに限らず医療現場で散見されます。特に未熟児新生児領域では加湿不足が呼吸症状悪化に直結する場合もあり、人工呼吸回路内の加湿は成人領域以上に重要です。今年の信州フォーラムでは保育器の電源入れ忘れ防止装置と言う器械を考案して発表しましたが、この時に共同開発者である和山ネットワークの和山さんと信州の温泉で酒を飲みながら、同じ技術が人工呼吸器の加温加湿器入れ忘れ防止装置にも使えるのでは?と言う話になりました。実際に製品化するには色んなハードルがありますが、比較的簡単な仕組みで作れそうなので、こうした技術が医療安全に寄与することを願っています。

加温加湿器電源入れ忘れ防止装置.pdf

2013.06.02

2013.03.01

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点滴・注射の際の患者認証はかなり一般的となってきていますが、点滴の流量設定に関するインシデントはNICUに限らず成人領域でも散見されます。最近の日本医療機能評価機構による医療事故情報収集等事業 医療安全情報でも「輸液ポンプ等の流量と予定量の入力間違い」に関する注意喚起文書が出されています。現状では、この文書にもあるように「人の眼」による確認しかないのが現状です。
こうしたヒューマンエラーを少しでも減らすため、シリンジポンプの流速認証システムを開発しました。

シリンジポンプには定期点検等で使用されるシリアルポートがありますが、ここから信号を取り出してポンプ本体表面にある小型液晶に流速情報をQRコードとして表示させます。QRコードは空港等でも用いられているように、既に一般的となっています。これを、NICUであればその部門システム端末のバーコードリーダーで読み込みことにより、事前に指示された点滴の流速情報と照合することが可能となります。

以下に動画もお示しします。

2013.02.16

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2月14日から16日までの3日間、毎年この時期に長野県大町市で開催される新生児呼吸療法・モニタリングフォーラムに参加してきました。今回は医療機器関連でポスター発表を2題出しました。
一つ目は、昨年の日本周産期新生児学会からの続きで、シリンジポンプ流量設定情報の液晶バーコード(QRコード)化による流量認証システム構築の試みに関して、2つめは保育器電源入れ忘れ防止装置の開発に関してです。2演題の機器ともに、青森市内の和山ネットワークの和山さんと八戸高専の小林君に作成していただきました。日常診療で発生するインシデントレポートでは、「今後気を付ける」としか対策の立てようのない業務が度々ありますが、こうした科学技術の導入により一つでも解決に近づくことができればと考えています。
各演題の詳細に関しては後日、それぞれ解説付きでアップしたいと思います。

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