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成育科ブログ

2017.12.05

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今週末、12月9日(土)に青森市内のアピオ青森で、あおもり母乳の会と青森県周産期講演会が続けて開催されます。今年のあおもり母乳の会には秋田でIBCLCとしてご活躍されている産院イスキアの菅原光子さんがご講演の予定です。
続いて、青森県周産期講演会では 2013年にいわゆる新型出生前診断について講演 された宮城県立こども病院産婦人科の室月淳先生がご講演の予定となっています。

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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.11.26

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この週末は韓国周産期学会のために今年6月の人生初の訪韓に続き、また韓国に行ってきました。学会自体はソウル市内なのですが、その前に釜山大学Yangsan病院を見学させていただきました。青森から韓国へは仁川行きであれば直行便がありますが、今回の釜山行きは新青森から新幹線、東京から成田エクスプレス、成田から釜山と言う経路で、約9時間の移動となりました。

成田空港です。ここは何度行っても迷ってしまいます。
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ようやく釜山行きのゲートまで辿り着きました。
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釜山の朝です。
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朝一番で釜山大学Yangsan病院に向かいます。
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このキャラクターはポロロと言って韓国の子供達には大人気なんだそうです。
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小児病棟らしいエントランスです。
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釜山大学Yangsan病院の新生児科医師は向かって右手のHan先生を含む若い女性医師2名だけで、あとは短期で交代するレジデントだけなのだそうで日々奮闘されているご様子でした、呼吸障害の治療で難渋されている患者さんもいて少しだけですがご相談に乗ったりと、ほんのちょっとだけですがこれも草の根の国際交流なのかなと感じたりもしました。
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Yangsan病院を後にして、お昼はサムゲタンをいただきましたがこれがまた美味でした!
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こちらは釜山のビーチです。韓国第2の大都市でありながら温暖なリゾート地でもあり、とても素敵なところでした。ビーチの横を少しだけ散歩してから、新幹線でソウルに向かいます。
その2へ続きます
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.11.19

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今日は新生児蘇生法講習会(NCPR)で初めてのSコースでした。SコースはこれまでNCPRを受講された方の文字通りスキルアップを目的に設定された講習会で、定期的に行う必要のある更新のための講習会も兼ねています。今日は今年初めて朝からの雪景色の中、県内外の施設から助産師さんを中心に10名の方が受講されました。
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Sコースはプレテスト・ポストテストはないので、まずは授業から始まります。今日は矢本先生が講師でした。
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今日は初めてのSコースと言うこともあって、各ブースに2名ずつのインストラクター体制で臨みました。
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通常のAコースとは違って、すでにNCPRは受講済みの皆さんなので、今回のコースはより実践に即した講習を目指しました。新生児蘇生の実践では、講習会では常識となっている、例えば人工呼吸の換気回数とかもいざ実践で行うとなると、つい本来よりも速いスピードで行ってしまうことが多々あります。今日は参加された皆さんの人工呼吸や胸骨圧迫の早さを実際にストップウォッチで計測してみました。最初は皆さん、特に人工呼吸では速めのスピードの方が多かったですが、慣れてくると徐々に規定の回数の範囲内におさまるようになってきました。
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今回の講習会では新兵器が登場しました。先日の日本新生児成育医学会のポスター発表を参考にして、聴診器にBluetoothイヤフォンを取り付けたものを作ってみました。今までであれば蘇生シナリオではインストラクターが「赤ちゃんの心拍数は○○回です」とみんなに伝えていましたが、これがあれば心拍数は聴診した人にしか分かりませんから実際の現場に近い状況を再現できます。
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iPadにメトロノームアプリを入れて、その音を聴診器に飛ばします。
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新生児蘇生法のホームページには赤ちゃんの泣き声の音声もあって、それも使うとなるとインストラクターの矢本先生の手元にはiPadとスマホで一杯一杯になってしまいました。この辺はまだ少し工夫の余地がありそうです。
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Sコース終了後の集合写真です。
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NCPR2015では早い段階での心電図装着が推奨されていますが、その普及はまだまだのようですので、実際の新生児蘇生の現場では、赤ちゃんの心拍数は聴診した人にしか分かりません。心拍数は何回であるかを評価するだけではなく周囲の人たちにも知らせる必要があります。今回のツールはより実際の現場に近い講習会を可能にできるように感じました。NCPR講習会用には高額なシミュレーターも販売されていますが、こうしたちょっとした工夫でまだまだ改善させることも可能なようです。本日参加された皆さんお疲れ様でした。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.10.29

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10月28日(土)には釧路赤十字病院の兼次先生からお招きいただき、人工呼吸管理に関する講演をさせていただきました。兼次先生とは、かれこれ3年半ほど前、信州フォーラムからの帰り道で大雪に遭遇した時にご一緒し( 2014年2月17日 信州フォーラム旅日記 番外編 )、その後、兼次先生は神奈川県立こども医療センターへ国内留学されるのですが、そこで当院の伊藤先生や矢本先生と一緒に働かれたと言うご縁があります。

講演会が14時からと言うことで釧路へは前日に向かいました。青森から釧路へはもちろん直行便はありませんので、最短では千歳空港経由となります。千歳空港から釧路行きの飛行機に乗り換えて釧路空港へ到着です。飛行機に乗っている時間は、青森~千歳間も千歳~釧路間もいずれも45分ほどでした。乗り継ぎが良かったのでほんの2時間半ほどで着いてしまいました。
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釧路空港に着くと丹頂鶴がお出迎えしてくれます。
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釧路市には以前(かなり大昔に)、北海道の浦河赤十字病院に勤務していた頃、夏休みで千歳→旭川→富良野→然別→阿寒→釧路→帯広→襟裳岬経由で浦河へと言う1000kmほどの車での旅行で訪れて以来、30年近くぶりです。フィッシャーマンズワーフ周辺を懐かしく散歩していたら、次第に夕暮れになってきました。
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この辺は夕陽がきれいなことでも有名で、幣舞橋周辺にはカメラを抱えた多くの方が夕陽を撮影されていました。以下はそこでの2コマです。今回はこの夕陽を撮れることを期待していいカメラを持っていきましたが、結局、以下のベストショットはいずれもiPhoneに軍配が上がってしまいました。
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それから間もなくして、兼次先生が勤務されている釧路赤十字病院にお邪魔させていただきました。釧路赤十字病院は総合周産期センターとなっており、NICUは9床で、産科病棟はほぼ個室化されているそうです。
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夜には産科の先生ともご一緒に懇親会を開いていただきました。大学は北大出身の先生が多いのですが、こちらも元々は北海道が地元なのでいろんなところでつながっていることを感じました。
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翌日の午後から講演会が始まりました。内容はまた別の機会にご紹介したいと思っています。
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講演を終えて釧路空港に戻ってきたらシマフクロウが待っていました。翌日に東京で会議が予定されているため、この日は羽田空港へ飛びました。
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NICUを引退してまもなく2年になろうとしていますが、それでもこうして人工呼吸管理の講演依頼があることは本当にありがたいことだと思います。人工呼吸管理の講演も、これまで全国あちこちでさせていただきました。それでもさすがにそろそろ今回が最後かな?と思いながら羽田へ発ちました。兼次先生、釧路赤十字病院の皆様、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.10.22

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先日もご案内したように、今月10月21日(土)に青森県立保健大学講堂で今年度の周産期医療学習会「みんなで考えよう!青森県の小児在宅医療」を開催しました。

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当日はちょっと曇り空の青森市内でした。
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青森県立保健大学の講堂を使わせていただくのは今回が初めてでしたが、とても立派な講堂です。
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まず最初は、青森県障害福祉課社会参加推進グループマネージャーの三上さんからは行政説明として青森県の小児在宅医療に関して、特にこの春に青森県医師会で行って下さった小児在宅医療に関する実態調査と生活調査の結果に関してのご報告がありました。詳細は改めてご紹介したいと思いますが、いずれにしてもこうした調査がこれからの施策に関しての第一歩となるものと思います。
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続いて、特別講演のお一人目は神奈川県立こども医療センターで患者家族支援部部長をされている星野先生に「医療的ケアを必要とする子どもたちの地域生活を支えるために 〜神奈川県小児等在宅医療連携拠点事業を通して見えてきたもの〜」と題してお話ししていただきました。星野先生は元々は我々と同じ新生児科医師としてご勤務されていた先生ですので、同じ仕事のちょうど先輩に当たる先生でもあります。星野先生のお話の中に「医療を軸にした『こども』と『家族』の居場所作り」という言葉にとても共感しました。これはある意味で「 こどもかぞくまんなか 」の小児在宅医療版なのではないかと言う気がしました。
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神奈川県立こども医療センターと言えば、当院の新生児科医師のほとんどが長期・短期で研修させていただた結びつきの強い施設でもあります。下の写真は学習会前日の夜にお世話になった新生児科医師が集まっての様子です。
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特別講演のお二人目は済生会兵庫県病院の奥谷先生に「地域周産期センター病院における短期入所開設」に関してご講演いただきました。奥谷先生のご施設は地域周産期センター、つまり一般の急性期病院の小児科なのですが、そこで短期入所施設を立ち上げたということを最初に知ったのは昨年の学会シンポジウムでのことでした。短期入所施設はすでに全国各地にありますが、その施設で受け入れ可能な患者さんの重症度や年齢はその施設の能力によって大きく左右されます。特に乳幼児でなおかつ重症なお子さんの場合、高齢の患者さんが中心の施設では対象にならないことが問題となります。その点、急性期病院であれば特に乳幼児の患者さんの受け入れがしやすくなると言う点で利用者側からは大きな利点となりますが、一方で急性期病院に短期入所施設を作ると言うことは、施設の成り立ちから言っても大きなハードルがあります。立ちはだかる数々の大きなハードルを乗り越えて実現された奥谷先生の熱意溢れるご講演でした。
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ご講演の後には今回ご参加いただいた方達からの質問も受けました。今回は患者さんのご家族もたくさん参加されており、多くの問題点があることや要望も聞かれました。小児在宅医療の体制作りには当事者である患者さんご家族の方達からの意見が非常に重要と考えています。今回の学習会の様子は早速地元紙の東奥日報でも大きく紹介して下さいました。
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学習会を終えての集合写真です。
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今回の開催に際しては当院周産期情報室や事務方の皆さんのご協力で実現することができました。ご講演下さった先生方、学習会の準備に奔走して下さったスタッフの皆さん、参加された皆さん、ありがとうございました。この会が青森県の小児在宅医療が良くなるために少しでもお役に立てばと思います。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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