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成育科ブログ

2016.11.18

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今日は毎年青森県内の周産期医療施設の特に助産師・看護師の皆さんが集まって母体搬送や新生児搬送の際の情報共有などに関して話し合う場となっている周産期関係者連絡会が当院で掲載され、県内各地からたくさんのスタッフの方が参加して下さいました。
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本日のメニューはこんな感じです。
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まずは尾崎センター長からは産科関連のトピックスとして、産科医師不足問題、病床数増床、助産師養成、DMATとの連携などなど多岐に渡った話題を提供して下さいました。
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新生児科の方からは池田先生が特に新生児搬送の現状とドクヘリ搬送上の注意点や、来月開催予定の青森県周生期医療研究会で発表予定の当院からの演題に関しての予告編みたいなお話しがありました。
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続いてはプログラムではグループ討議となっていますが、実際にはワークショップに移ります。
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「搬送の時、実は○○でした」と言うお題で、まず参加者全員に自分で考えられる限りの「○○」な状況を考えつくままに次々と付箋に書き出します。
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今度はそれをグループごとにみんなで分類していきます。そこでできあがった各状況に対してスタッフとしてできることをまとめていきます。
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最後は各グループからまとめた結果を発表してもらうと言うようなことを今回は試してみたようです。
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仕事の都合で最後まで参加できなかったのですが、各グループともそれぞれ色んなディスカッションを通して、お互いに施設の立場は異なりますが、一定の共通課題を見いだすのに少しでもプラスになってくれたらと思います。ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2016.11.11

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今日は院内の臨床倫理研修会に青森県立保健大学で特任教授をされている大西基喜先生をお招きして「ヘルスコミュニケーションの倫理的側面」と題してご講演いただきました。
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大西先生は医療倫理で多くの書籍にも関わっておられ、「少子超高齢社会の「幸福」と「正義」―倫理的に考える『医療の論点』」 と言う本があって個人的に持っていますが、この本でも救急車の有料化問題に関してご執筆されています。

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医療現場では日常診療から重篤な状態に至るまで、患者さんと医療者が意識するしないにかかわらず倫理的判断の繰り返しです。またどのような判断を下すかには患者・医療者関係が影響します。そうした問題を考える上でのエピソードや考え方をいくつかご紹介して下さいました。お話しは、医療における意思決定と価値観・パターナリズム、共感の大切さなど多岐に渡り内容全体をご紹介するのはとても難しそうなので、ここでは大西先生がご紹介して下さった書籍等だけご紹介します。それぞれ画像をクリックするとサイトにリンクします。

こちらは医療倫理の歴史上、有名な事例として「命は誰のためにあるのか」と言う重い問いを投げかけたダックス・コワート氏の物語です。以下、サイトからの引用です。

“1973年7月ダックス・コワート(当時25歳、独身)は、テキサス州の故郷で不動産業を営む父親と土地の下見に出かけた。その時、不幸にもプロパンガスの爆発事故に遭い、全身の約65%に大熱傷を負った。父親とともに病院に収容されたが、父親は死亡、ダックスは一命を取りとめた。治療同意書にはダックスに代わって母親がサインし、過酷な治療が始まった。しかし、ダックスは毎日のように治療の中止を望み、死にたい(Please let me die!)と訴え続けた。医師の説得や母親の意向もあり治療が続行されたが、退院時には指全部と両目を失い、無数の傷痕と、ひとりでは何もできない身体だけが残された。”

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こちらは、脊椎腫瘍によって神経系が徐々に破壊されるという死に至る病に冒された文化人類学者が自分と周囲の人々の態度変化を詳細に観察したドキュメンタリーです。自身の障害が顕在化して行くに連れ、例えば子どものように頭を撫でられたとか、使用人に馴れ馴れしく声をかけられたとかなど、そうした実体験が書かれているそうです。そして、障害者の社会復帰を妨げるのは障害そのものではなく、社会が彼らに付与する神話と誤解であるとしているのだそうです。

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こちらは医学研究者であり経済学者でもあるポール・ザック氏が、信頼という感情の科学的裏付けとして我々にも母乳育児で馴染み深いオキシトシンが深く関与していると言う書籍です。ポール・ザック氏はTEDにも登場しており、下の画像をクリックするとTEDの動画にリンクしますので、是非ご覧下さい。

(クリックするとサイトにリンクします)

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(クリックするとTEDの動画サイトへリンクします)

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こちらは医療倫理の総説で大西先生もご執筆されています。

(クリックするとサイトにリンクします)

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お話しは多岐に渡り、とても簡単にまとめられるものではありませんが、とにかく非常に勉強になった研修会でした。大西先生からはまだまだたくさんのことを教わりたいという思いを新たにしました。また是非色んなお話しをお聞きしたいと思います。大西先生、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2016.11.06

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この週末は今年2回目になる院内の新生児蘇生法講習会を行いました。参加者のほとんどが当院のスタッフと研修医の皆さんでした。

今回も最初の講義から伊藤先生にお願いしました。ただスライドに沿って講義するだけではなく、受講者の皆さんにあれこれ質問を投げかけたりと、いつもながらその「上手さ」は勉強になります。
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講義が終わった後の実習はいつものように産科病棟の特別分娩室で行いました。この部屋は圧縮ガスその他の設備が整っているので、新生児蘇生法講習会には最適です。広さ的には2ブースまでは大丈夫です。
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今回は三上先生にもインストラクターをお願いしました。三上先生のインストラクターももうベテランです。
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今年の9月から10月までの2ヶ月間、当院NICUに研修に来て下さっていた札幌東徳洲会病院の2年目研修医の高山先生も今回の新生児蘇生法講習会に駆けつけてくれました。札幌東徳洲会病院とは新生児科に限って初期研修医の研修受け入れをしており、これまでにも何人かの先生が研修に来て下さっています。
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こちらは、これからインストラクター取得を目指しているNICUスタッフの皆さんです。新生児蘇生法のインストラクター講習を受講するには今回行っているAコース(専門コース)受講後に2回以上のインストラクター補助が義務づけられています。今回はその一環として参加して下さいました。
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新生児蘇生法講習会終了後の集合写真です。インストラクター補助にはむつ病院産婦人科の太田先生も駆けつけて下さいました。青森県で新生児蘇生法講習会を拡げるにはインストラクター養成が欠かせません。こうして少しずつでも計画的に人材を養成していくことが、最終的には青森県の将来において新生児蘇生法が安定的に行われるようになることにつながると信じています。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

2016.10.26

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先週末はみやぎ母乳育児をすすめる会 総会にお招きいただき「早産児の入院と母子分離~その解決策を考える~ 」と題してお話しさせていただきました。内容は今年の 第52回日本周産期・新生児学会のランチョンセミナー でお話しした、当院で取り組んでいる「直母外出」や、さらにFamily Integrated Careへと続くオランダでの取り組み、そして先日の 東奥日報連載37回目~広がる家族中心のケア でご紹介した家族中心のケアを阻む制度上の問題などに関してお話しさせていただきました。
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今回の勉強会の講演の第一弾は、昨年5月に弘前で開催された 東北母乳の会 でもご講演いただいた青葉達夫先生に「1歳半から3歳までの食事~離乳食完了後から幼児期まで ~」と題してご講演いただきました。離乳食を進める上での様々な情報が満載でとても勉強になりました。
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続いて講演2です。
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いつも伝えたいことは同じです。一つは「適切な授乳援助は赤ちゃん達の持つ『力』を引き出しているのかも知れない」、逆に言えば「赤ちゃんとお母さんを引き離すケアは赤ちゃんの持つ力を削いでしまっているのではないか?」と言うことと、
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そして「赤ちゃんとお母さんが一緒にいるのは普通のこと」であり、しかしそれを取り巻く環境に様々な制約はあるけれども知恵を出し合えばいいアイデアが生まれるかも知れないのでは?と言う2点だけです。
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ファミリー・センタード・ケアに関しては先日もご案内したように12月には 神奈川県立こども医療センターでの講演 も予定されていますが、もうこの春以降はNICUに関わっていない身でもあり、こうした講演も次回の横浜が最終回になるのではないかと思います。これから先は現役の皆さんの力で突破口を切り開いていって欲しいと切に願っています。みやぎ母乳育児をすすめる会の皆様、貴重な機会を頂戴しありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

2016.10.21

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今年2月の 神奈川県立こども医療センター勉強会での人工呼吸管理に関する講演 に続いて、今年12月22日(木)には今度は「NICUにおける母子分離軽減〜日本における問題点と可能性」と題してお話しさせていただくことになりました。神奈川県立こども医療センターでは以下のご案内のように新生児医療の様々な分野の先生達をお招きして頻繁に講演会を開催されています。この中に加えていただいてとても光栄に感じます。

内容的には今年7月の 日本周産期新生児学会のランチョンセミナー でお話しさせていただいたFamily Integrated Careの話題に加えて、当院の「直母外出」の詳しいところと、日本の周産期医療における枠組みの中でどうしたらFamily Integrated Careを進めることができるかに関してもお話しさせていただきたいと思っています。個人的にはクリスマスの時期に憧れの横浜にお邪魔できるのもとても楽しみにしています。

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(文責 成育科 網塚 貴介)

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