ここから本文です

成育科ブログ

2012.12.13

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

県庁こども未来課の方にお願いして過去の出生体重別出生数のデータをいただいたので、その推移をグラフにしてみました。現在の出生数(図1)は第二次ベビーブームの半分以下ですが、極低出生体重児は第二次ベビーブーム当時より多く、超低出生体重児は倍以上の出生数となっています(図2)。

図1


図2

このことが近年のNICU病床不足にもつながっていますが、出生体重2500g未満の低出生体重児に目を移すとやはり近年増加傾向であることがうかがえます(図3)。低出生体重児に限れば、その数は第一次ベビーブーム→第二次ベビーブームに続いて第三次ベビーブームとも言える山を形成しています。現時点では明らかな「山」は形成していませんが、いずれ減少傾向となった時に明確となると思います。言い方を変えると、第三次ベビーブームは低出生体重児の増加と言う形で出現したとも言えるのかも知れません。

図3

ここで、出生数を母体数に置き換えて考えてみます。現時点で出産の中心となる20~40歳の群を四角で囲むと、20年後にはその群は右の四角に移動します。現在の20~40歳と20年後の20~40歳の群の違いは第二次ベビーブームを頂点とする三角形の有無となります。つまり、20年後にはこの三角形の部分が失われるだけ出産可能な母体数が減ることを意味します。20年後の20~40歳の群は既に生まれてしまっていますので、この母体数の減少は推定値ではなく確定値となります。このことからも将来の我が国の出生数がいかに危機的であるかが分かります。

図4

ブログ更新情報

DSC02467 (Custom)
2018.11.26
第63回日本新生児成育医学会その2~医療安全シンポジウム
DSC02538 (Custom)
2018.11.25
第63回日本新生児成育医学会in東京(その1)
IMG_2205 (Custom)
2018.11.17
平成30年度青森県医療的ケア児支援シンポジウム
DSC02343 (Custom)
2018.11.08
県庁健康福祉部災害対策本部図上訓練に参加してきました
CIMG5955 (Custom)
2018.11.04
青森県医師会主催のNCPR(スキルアップコース)
IMG_2039-2 (Custom)
2018.10.28
ピストン式HFOのメトラン社訪問
DSC00513 (Custom)
2018.10.24
「うりずん」高橋昭彦先生がオータムセミナーでご講演
63回新生児成育学会1 (Custom)
2018.10.19
第63回日本新生児成育医学会学術集会の発表予定等
61C-ANsMwPL (Custom)
2018.10.12
働く女子のキャリア格差~女性の活躍には構造的問題の理解が不可欠
IMG_1966 (Custom)
2018.10.07
東京で医療的ケア児に関する厚生労働省班会議
DSC02310-2 (Custom)
2018.10.06
小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい(4歳未満)
ランチョン (Custom)
2018.09.28
第63回日本新生児成育医学会でランチョンセミナー

カレンダー

2012年12月
« 11月 1月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31