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成育科ブログ

2014.06.30

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湘南鎌倉総合病院産婦人科の後期研修医である渡辺零美先生が今年5月から2ヶ月間、当院へNICUの研修に来て下さっていました。先週末は研修の最終日だったので、この2ヶ月間を振り返ってさよなら講演をしていただきました。
タイトルは「青森物語」
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当院で研修することになった経緯から簡単に説明していただきました。渡辺先生の上司である井上裕美先生が当院での母乳育児やケアの方針をとてもご評価して下さり、湘南鎌倉総合病院から当科への研修は渡辺先生でかれこれ4人目となります。本当にありがたいと言うか、光栄なことだと思います。

渡辺先生はNICUでの採血やエコーなどの基本手技の研修と平行して、お昼の産科病棟での新生児回診も毎日一緒に廻りました。新生児回診は生後4日目までの赤ちゃんを新生児科医が毎日診察しています。当院産科は母乳育児中心でやっていますが、赤ちゃんに人工乳を足す際には、原則として新生児科医の指示の上で、可能な限りお母さんにも人工乳が必要な旨を説明してから行うようにしています。こうした母乳育児に対する考え方に関してはかなり伝えることができたのではないかと思っています。

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本当は母乳のことを沢山調べてくれて2ヶ月間で学んだことを披露してくれたのですが、この短期間にあまりにも多くの観光&グルメスポットを制覇したことの方にみんなでびっくりしてしまいました。

休みらしい休みは少なかったので、かなりの短期間にあちこち廻ったようです。でも青森を満喫してくれたので良かったです。
送別会はいつもの近くのお店です。
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今度は是非、ねぶたの季節にきて欲しいと思っています。

2014.06.22

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先週火曜日から始まった朝日新聞の連載「 患者を生きる 小さく生まれて 」が今日で予定の6回目を終えました。先日ご紹介しましたように、この連載を書かれた記者の武田さんは、2008年の朝日新聞「ルポにっぽん」 で当院の医師不足を取材して下さった方です。今回の連載では、6年前には踏み込めなかった「NICUで助かった命のその後」がテーマとされていると感じました。
この連載中に紹介されている方達もそうですが、NICUに入院されている赤ちゃんのご家族で、妊娠初期から赤ちゃんがNICUに入院するかも知れないと思われている方はほとんどいらっしゃいません。小さな赤ちゃんや障がいを持った赤ちゃんが生まれること、元気に生まれても生まれてきた赤ちゃんが後になってから障がいが発生すること、は誰にでも起きうることです。こうした記事によって一人でも多くの方に「人ごとではない」と感じて下さることを願っています。

患者を生きる1

患者を生きる2

患者を生きる3

患者を生きる4

患者を生きる5

患者を生きる6

2014.06.21

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ハミングX(基礎編)の英語版が完成しました。応用編も近いうちにアップしたいと思います。NeonatalCareで連載した人工呼吸器の全英語版完成までもう少しです。ハミングXの画像をクリックすると英語版のページにリンクします。
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2014.06.18

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6月17日(火)から朝日新聞朝刊で新生児医療を取り上げた「患者を生きる 小さく生まれて」が6日間の予定で連載が開始されました。

担当の武田記者は2008年11月23日の朝日新聞「ルポにっぽん」で当院の医師不足を取材して下さった方で、今回は6年ぶりの新生児医療の連載となります。当時はまだ「たらい回し」「ベッド不足」「医師不足」と言った「医療の危機」が報道の中心となっていました。

あれから6年、今回はもっと新生児医療の本質的なところを取り上げて下さるのではないかと期待しています。Web版も配信されていますので、是非、ご覧ください。また、連絡先のメルアドが用意されていますので、ご意見・ご感想もお送りいただければと思います。

(画像をクリックすると記事のWeb版にリンクします)

(画像をクリックすると記事のWeb版にリンクします)

 

ちなみにこちらが6年前の「ルポにっぽん」の記事です。
当科のブログでも「総合周産期センター10年誌編集中 メディア記事③」で紹介しています。
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2014.06.13

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4月27日(日)のNHKスペシャル「 調査報告 女性たちの貧困~”新たな連鎖”の衝撃~ 」が放送されました。この放送をご覧になって衝撃を受けられた方も多いと思います。少し前の番組ですが、この番組を見ていてどうしても納得の行かない点があったので、今更ながら取り上げてみたいと思います。
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番組では働く女性の約6割が非正規雇用で、非正規で働く15歳から34歳までの若年女性の8割以上が年収200万円未満で全国に289万人いると紹介されていました。これはこれで問題ですが、今回気になったのはその後の部分です。

この貧困の中、貧しさから我が子を手放さなければならない女性がいると言うのです。
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この図では「こどもを手放す理由」の半数以上が経済的理由となっています。性犯罪など、母親がわが子を受け入れられない場合は別として、経済的理由と言うことは母親自身にこどもを育てる希望があるのに叶わないと言うことを意味します。実際、番組中のインタビューでも自分のような人生ではかわいそうだから、新たな両親に託したいと言う思いが語れていました。
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「経済的理由から女性がこどもを手放す」と言うのはあくまで女性の側から見た表現で、こどもの立場から見れば「親に経済力がないとこどもは自分の親に育ててもらう権利がない」と言うことを意味します。しかし、直感的にもこの現実はどこかおかしくないでしょうか?

日本は1994年に 子どもの権利条約 を批准していますが、子どもの権利条約の第7条の1に
児童は、出生の後直ちに登録される。児童は、出生の時から氏名を有する権利及び国籍を取得する権利を有するものとし、また、できる限りその父母を知りかつその父母によって養育される権利を有する。」
とあります。つまり、こどもの立場からみれば、彼らにはこの世に生まれ落ちたその時から「その父母によって養育される権利」があるのです。

ここで誤解のないように付け加えておきますが、今回の番組で紹介されていた特別養子縁組を仲介するNPO法人の方の活動に関して、個人的にはこうした活動はとても尊く、現実に「こどもの権利」が守られていない現状がある以上、「こどもの権利」を守るため、この日本社会にはなくてはならない存在なのではないかと考えています。

番組では女性の貧困問題に関し、国の成長戦略と結びつけて制度間の連携や制度の刷新の必要性が語られていました。しかし、そんな損得でばかり語られるべきものなのでしょうか?
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番組では今回の問題への対処を日本社会の持続可能性の分岐点としていましたが、 国の少子化対策 も含め、どうも経済や社会の都合ばかりが優先され、肝心のこどもの立場がすっぽりと抜け落ちているのではないかと言う点を危惧しています。

当科の医師の研修でお世話になっている神奈川県立こども医療センター新生児科の豊島勝昭先生は「 こどもを大切にしない町や国に未来はこない 」が口ぐせですが、今回の番組を観ているとまさにその通りと思います。少子化、少子化といくら騒いでみても、大人達の都合ばかりを優先している社会に明るい未来があるとはとても思えません。

こどもを大切にしない町や国に未来はこない

この国の未来考える全ての人に、この言葉をいつも心に唱えて欲しいと思います。

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