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成育科ブログ

2015.02.28

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昨日は福島県NICU情報交換会にお招きいただき、人工呼吸管理に関してお話しさせていただきました。新青森から新幹線で郡山駅でおりました。福島市には何度か行ったことがありましたが、郡山ははじめてです。
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会場は氏家先生が院長を務められている国立福島病院でした。情報会の前に病院をご案内していただきました。福島病院では母乳育児にとても力を入れられており、様々な掲示物に加えて「おっぱい子育て川柳通り」と言って、母乳育児に関する愉快な川柳がたくさん貼ってありました。産科病棟は個室化され母児同室でそれは当院と一緒なのですが、当院と違って新生児室がありませんでした。本当に母児同室にするにはここまでやらなければならないのだろうなと感じました。
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産科病棟の次にNICUを案内していただきました。福島病院のNICUでは当院で開発したNICU部門システムが導入されています。非常に使いやすくて、これがないと診療にならないとまで言っていただきました。実際に稼働しているのを目の当たりにして感無量でした。
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情報交換会は19時過ぎから始まりました。この会は年3回開催されているそうで、福島県内の若手の新生児科医志望の先生方を中心に20名以上も参加されていました。青森県内で同じ会を開催してもこんな人数はとうてい集められませんのでとても羨ましかったです。講演の終了は午後9時半頃で、それまでずっと活発なディスカッションも交わされ、福島県の新生児医療のアクティビティの高さと将来性を感じました。
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情報交換会が終わり、22時近くなってから懇親会を開いていただきました。若い先生方からは呼吸管理だけではなく、当院の神奈川方式の循環管理に関しても質問攻めにあってしまいました。若い先生方の好奇心の旺盛さにも本当に驚かされました。同じ東北地方で新生児医療に携わる者同士、今後も切磋琢磨して行ければと思いました。福島県の諸先生方ありがとうございました。
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2015.02.24

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昨日は青森市産婦人科医会の第146回例会にお招きいただきました。青森県の高い乳児死亡率を何とかしようと県内が一丸となって頑張ってきたこれまでを振り返りながら、医師不足だった頃の苦労話とか少子化の進む青森県が抱える問題点、障がいを持ったお子さん達のフォローの重要性など、あれこれ織り交ぜながらお話しさせていただきました。
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講演会後の懇親会では、産科の先生方とこれまでの苦労話に花が咲きました。
青森市産婦人科医会の諸先生、ありがとうございました。
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2015.02.23

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信州フォーラム最終日の最後のセッションはシンポジウム「 今からできる!Family Centered Care の実践-当センターの取り組み-」で「後期早産児に対する生後早期からの直母外出による母子分離軽減の実践と問題点」と題して発表させていただきました。
これは昨年、医学出版から刊行された 『すぐ使える! 入院中から退院までの母乳育児支援~まずはこの1冊~(水野克己先生編著)』 や、一昨年の 周産期医学の9月号「周産期におけるPros, Cons 新生児編」 でもご紹介してきた、当院における特に後期早産児の直母外出の取り組みをご紹介させていただきました。
信州フォーラムの発表は、演台からの発表ではなく今流行の TED のようなSteve Jobsばりのプレゼンテーションでの発表となります。今回のような形での発表は以前から憧れてはいたものの、いざ本番になるとやはり慣れていなくて、最後の方は時間が足りず早口になってしまいました。なかなか難しいものです。

それはさておき、
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当院では後期早産児は可能な限り早期から産科病棟のお母さんの元で授乳練習する「直母外出」を行っています。詳細は前述した書籍に譲りますが、こうした取り組みをすることによって、他の施設では考えられないほど早期に担任が実現しています。これは決して無理をして退院させているのではなく、おそらくは生後早期からの母子分離の軽減が母子相互が本来持っている「力」を引き出してくれているからなのだと思います。裏を返せば、母子を引き離した従来のいわゆる「管理」は、その「力」を引き出す妨げとなっているのではないか?そんな気がしています。
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事実、こうした十分な援助が得られたお母さん達はこちらが退院のことを言う前に「いつ退院できますか?」と逆にたずねてくることもしばしばです。
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しかし、こうしたケアができるのは当院などの限られた施設以外に人的に実現困難なのも事実です。現在のNICU=小児科、産科病棟はお母さんだけが入院、と言う看護体制の枠組みでは「NICUへの入院=母子分離」とならざるを得ません。不必要な母子分離を軽減させるには、従来の周産期医療における看護体制の枠組みを根本から見直す必要があるのではないかと考えています。
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全ての周産期医療従事者には、赤ちゃんとお母さんが常に一緒にいることのできる環境を作り出す義務があると思います。今後、産科・小児科の枠を超えた新たな看護体制の構築がなされることを願ってやみません。
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シンポジウムの最後はいわき市立総合磐城共立病院の本田義信先生にファミリーセンタードケアに対する思いを語っていただきました。ディスカッションの最後に 「こどもかぞくまんなか」 の活動もご紹介され「自分達に今何ができるか?」を考えながら各施設でファミリーセンタードケアを進めて行きましょうと結ばれました。
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シンポジウム終了後に、 「こどもかぞくまんなか」 メンバーで神奈川県立こども医療センターの齋藤香織さんと一緒に一枚。 今回のシンポジウムがファミリーセンタードケアを進めるために少しでもお役に立つことを願っています。
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2015.02.22

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今回の信州フォーラムではポスターセッションで「閉鎖式吸引カテーテルアダプタ一体型EtCO2アダプタの開発」と題して発表させていただきました。これは、今から遡ること約3年。EtCO2の測定には現在のようにいくらセンサーを小型化しても死腔量の軽減には限界があると感じており、それならば閉鎖式吸引カテーテルのアダプタ部分と一体化してしまえば大幅に死腔量が軽減できるのではないか?、そして最も患者さんに近い場所での計測が最も正確な呼気終末のEtCO2値となるのではないかと考え、日本光電の担当の方にかなりご無理を言って一体型のアダプタを開発していただきました。ただ、実際の患者さんでの測定は当院のような市中病院では難しいことから、札幌医科大学の小林正樹先生にお願いして倫理委員会でのご承認をいただいた上で臨床データを取っていただきました。
図2
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総死腔量では従来型と比較して約1/3程度の改善に過ぎませんが、実際にセンサーを取り付ける計測部分までの死腔量として比較すると従来よりも約7割ほど死腔量を削減することが可能となりました。EtCO2の計測部位は挿管チューブとの接続部の直上に位置していますので、これ以上近くで計測するのは不可能です。これまで計測しきれなかった非常に体重の小さな赤ちゃん達で、しかも経皮CO2モニターを貼るのも憚られるほど皮膚が脆弱な時期にはかなりの威力を発揮するのではないかと期待しています。
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実際の販売までは多くのハードルがありますが、なんとか臨床現場で使用できるところまで行ってくれればと願っているところです。写真はポスターセッション終了後に日本光電の担当の方達と一緒に。
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2015.02.21

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2月19日(木)~21日(土)の3日間、恒例の信州フォーラム(新生児呼吸療法モニタリングフォーラム)に参加してきました。昨年は最終日に大雪に見舞われあやうく遭難しかけたことは昨年のブログ( 信州フォーラム旅日記~番外編 )でご紹介しましたが、今回は好天にとても恵まれました。
今回はうちの三上先生と2人での参加でした。会場入り口ではゆるキャラやオラフがお出迎えしてくれました。
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2日目には「From Korean Neonatology 」のセッションで、 昨年、当院にも見学にきて下さった Gachon Medical Science UniversityのDong Woo Son先生がPAVを中心とした人工呼吸管理に関してご講演されました。Son先生のご講演ではこのブログの 英語版でご紹介しているスライド も加えて下さり、右上のところに一緒に顔写真も入れて下さいました。
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こちらは懇親会場での一枚です。
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2日目の懇親会で恒例の和太鼓の皆さんも力強い演奏をご披露下さいました。
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最終日はここしばらくで最高の快晴で、立山連峰が間近に迫っているような迫力でした。
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今回の信州フォーラムではポスター発表とファミリーセンタードケアの発表があったので、part2以降でご紹介します。

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