ここから本文です

成育科ブログ

2015.08.21

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark

DSC07236 (Custom)2

昨年5月に私の当直回数が1000泊に達したとご紹介しましたが( 2014年5月9日 NICU当直1000泊目! )、昨夜はさらに1095泊目、つまり365日×3年で1095日ですので、2001年のNICU開設から14年半近くの間でちょうど丸3年間当直していたことになります。正確には2001年4月から今までが5250日で、その間1095日当直したので、平均すると4.79日に一度の割合になります。昨年の1000泊目の時も平均で約4.8日に1回の割合でしたから、昨年から同じペースです。
年齢ではNICU開設時点で40歳だったのが、現在は55歳になってしまいました。

昨年も書きましたが、よくこの年までこんなペースで15年近くも当直を続けながら身体も壊さずにやってこれたものだと思います。元々あまり身体は丈夫な方だとは思っていませんが、それでもこれまで大病することもなくやってこれたことには素直に感謝したいと思います。

ただこれまでを思い返してみると、当直明けはいつも疲れてしまって、とは言うものの当直明けも病院の規則で通常業務ですので普通に午後も夕方まで外来・会議と続くわけですが、日々のルーティンをひたすらこなすだけと言うことが多かったように思います。

当直回数が丸3年なら、当直明けの日も丸3年分あります。こんな無気力な時間を人生の中で丸3年間も過ごしてしまったと思うと、何ともやりきれない気持ちにもなります。当直の1日と言うのは、2日分ぐらいの重みがあると言うことなのでしょう。

現在、当科のNICU当直は5名で回していますが、本来は倍以上の医師がいて然るべきです。バックアップも考慮に入れるなら3倍いてもおかしくありません。

医師の夜間業務はあまりにも軽く扱われすぎているように思います。

昨年の1000泊目の時の結びをもう一度繰り返したいと思います。

しかしこれからを考えると、もうこんな馬鹿げた勤務体制は我々の世代でそろそろ終わりにしなければとも思います。労基法どころか過労死基準さえ軽くクリアするような勤務条件に辛うじて支えられるような医療に持続性などあるはずがありません。少なくとも当科に関しては、計画的な人材育成によって将来的に安定性のある医療提供体制をしっかり構築してから、次世代にバトンを渡したいと考えています。

もうそろそろ本当にこんな馬鹿げたことは終わりにしなければなりません。

ブログ更新情報

IMG_2884 (Custom)
2019.01.09
NeonatalCareが「With NEO」へリニューアル!
スライド16 (Custom)
2019.01.07
「PEEP再考」英語版ができました!
スライド30 (Custom)
2019.01.01
PEEP再考~適切なPEEPは酸素を最小限にすると見えてくる
CCF20181226_0005-3 (Large)-2 (Small)
2018.12.22
院内広報誌「ふれあい」~医療的ケア児支援体制について
CIMG5962 (Custom)
2018.12.16
東京で小児在宅会議~小児在宅医療と災害対策
48362493_2217894678448626_850408923381891072_n
2018.12.15
医療的ケア児者の主張コンクール~未来の夢と希望を発信しよう
すべきこと (Custom)
2018.12.10
青森県母体保護法指定医研修会~生存限界の医療に関して
DSC02496-2 (Custom)
2018.11.27
第63回日本新生児成育医学会その3~エビデンスがなくたって
DSC02467 (Custom)
2018.11.26
第63回日本新生児成育医学会その2~医療安全シンポジウム
DSC02538 (Custom)
2018.11.25
第63回日本新生児成育医学会in東京(その1)
IMG_2205 (Custom)
2018.11.17
平成30年度青森県医療的ケア児支援シンポジウム
DSC02343 (Custom)
2018.11.08
県庁健康福祉部災害対策本部図上訓練に参加してきました

カレンダー

2015年8月
« 7月 9月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31