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成育科ブログ

2016.06.27

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今日は以前、 電カルの視察で見学させていただいたことのある愛媛県立中央病院 から新生児科の穐吉 眞之介先生が、近くドクヘリが導入されるとのことで、愛媛から青森の当院まではるばる見学にきて下さいました。
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ドクヘリの運航会社が同じであることや、以前、周産期医学の特集の中で当院へのドクヘリ導入までの経緯をまとめて書かせていただいたことなどが今回の見学の背景だったようです。
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NICUにあるロールインマウントから、ドクターカー、ドクヘリの格納庫と見学していって下さいました。実際の説明は新生児科新部長の池田先生がしてくれました。
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今回、愛媛県の事情をお聞きしていると、松山市にかなりの部分が一極集中しているようで、総合周産期母子医療センターである愛媛県立中央病院にはかなりの県内のほとんどの症例が集まるそうでかなりの負担と感じました。新生児科の医師数は同じ人数だそうで、本当に大変だと思います。
その点、青森県は青森市の他に、大学のある弘前市と、八戸市と言う大きな街があり、集約化と地域医療のバランスがとても取りやすい県だと再認識しました。そんな穐吉先生なので、この日も日帰りで帰られました。当院での見学が少しでもお役に立てばと思います。穐吉先生、遠路の日帰り出張大変お疲れ様でした。

(文責 成育科 網塚 貴介)

2016.06.26

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先日もご案内させていただきましたが、この週末は第2回東海小児呼吸管理懇話会として名古屋第二赤十字病院新生児科の田中太平先生のお招きで人工呼吸管理に関して講演させていただきました。
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名古屋第二赤十字病院と言えば光環境にこだわった新たなNICU作りでも話題となった施設でもあり、一昨年、見学させていただきました。

(2014.4.14 小児科学会旅日記~二つの日赤病院訪問へリンクします)

(2014.4.14 小児科学会旅日記~二つの日赤病院訪問へリンクします)

この時の訪問記でもご紹介しましたが、名古屋第二赤十字病院新生児科の田中太平先生は、かつて埼玉医科大学総合医療センターで故小川雄之亮教授の元で国内研修させていただいた時の兄弟子にあたる先生でもあります。

(故 小川 雄之亮教授追悼祈念業績集・文集より)

(故 小川 雄之亮教授追悼祈念業績集・文集より)

(埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センター開設時の集合写真より)

(埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センター開設時の集合写真より)

田中先生とは入れ替わりになってしまい、一緒に働くことはありませんでしたが、田中先生の転勤後も「寝ないで真夜中も働き続ける先生」として伝説となっていました。

会場には約120名ほど大勢の方が近隣各県からも参加されていました。第2回の研究会としては凄い参加者数に驚きました。
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内容は毎回ほとんど同じなのですが、以前、人工呼吸管理のまとめをこのブログにもアップしてありましたので、以下にまとめておきます。

早産児の人工呼吸管理Part1
なぜ大人は息を止めてもSpO2が下がらないのに早産児はすぐに下がってしまうのでしょうか?

早産児の人工呼吸管理Part2
なぜ早産児の無呼吸発作にnasalCPAPが効くのでしょう?

早産児の人工呼吸管理Part3
「肺にやさしい人工呼吸管理」とは?

早産児の人工呼吸管理Part4
適切なPEEPの設定は? 鍵は酸素の使い方に!

早産児の人工呼吸管理Part5
早産児の人工呼吸管理におけるFRCと自発呼吸・肺リクルートメントとの関係

早産児の人工呼吸管理Part6
VGの位置づけとPAV・NAVAとの関係

さらに 昨年の日本新生児成育医学会のランチョンセミナーでの講演 とも重なりますが、HFOに対する考え方、特にCLDに併発した持続性肺気腫に関する考え方のまとめもアップしておきます。

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懇話会の後の懇親会です。
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人工呼吸管理に関する講演も、この最近だけでも昨年の盛岡で開催された日本成育医学会のランチョンセミナーを始め、福岡、横浜、静岡、再び横浜、そして今回の名古屋ととても頻繁にお招きいただいており、本当にありがたく感じています。しかし、この春からはNICUを去った身でもあり、こうしてお話ししている中でも次第に「実戦感」が薄らいできている自分がいることに気がつき始めてもいます。新生児の人工呼吸管理のお話しもそろそろ終わりかな?とも感じた1日でもありました。

貴重な機会を頂戴した田中先生ならびにご参加して下さった皆様、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

2016.06.23

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東奥日報夕刊の連載 「知ってほしい赤ちゃんのこと」 は今週月曜日が33回目でした。 今回は前回に引き続いて、東奥日報明鏡欄に医療的ケア児のお母さんからの投稿が(2016年4月20日) でもご紹介させていただいたこの明鏡欄への投稿に関連して、医療的ケア児への支援のあり方に関して述べてみました。

先日、横浜市の 能見台こどもクリニック の小林拓也先生が重症心身障害児の日中一時預かりをされている「メディカルデイケア」をご紹介しましたが( 6月8日 メディカルデイケアとは?~横浜・ケアハウス輝きの杜 )、今回の連載では小林先生の取り組みをご紹介させていただきました。

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以下、本文です。

 4月20日付の東奥日報夕刊明鏡欄に掲載された「医療的ケア」を要するお子さんの預け先がなく、お母さんが働けないという投稿を巡って、前回はその問題が持つ矛盾点を述べました。今回は解決策に関して述べてみたいと思います。
医療的ケアを要する重症心身障害児に対して、法に定められている支援としては、障害者総合支援法と児童福祉法の二つの法律に基づくものがあります。
この中で健常児における保育所の代わりとなり得る支援、つまり「託児」が可能な支援としては、障害者総合支援法では、短期入所の中で宿泊を伴わないデイケア(特定短期入所)があり、福祉型と医療型に分かれています。福祉型は看護師が一定のケアを行うことが可能ですが、医療型は医療機関が提供するサービスなので、人工呼吸管理などのより高度な医療的ケア対応が可能です。
一方、児童福祉法によるものとしては、未就学児の通園を行う児童発達支援と、障害児の学童保育に相当する放課後等デイサービスがありますが、いずれも医療的ケアを要する子どもの利用は困難なことが多いようです。
よって、医療的ケアを要する重症心身障害児を預かることのできるサービスとしては、デイケアとなります。中でも特に医療的ケアおよび医療そのものを提供するものは近年、「メディカルデイケア」と呼ばれるようになっています。
実は、医療的ケア児への対応の問題を解決すべく、15年以上も前から横浜市で小児科の開業クリニックが日中の預かり事業をされているとお聞きして、先日、院長の小林拓也先生を訪問し、施設を見学させていただきました。
この施設は「能見台(のうけんだい)こどもクリニック」という小児科診療所で、2階部分が「ケアハウス輝きの杜」というメディカルデイケアの施設となっています。年齢に関係なく20名まで、朝8時から夕方6時まで預かることができます。
施設内には重症心身障害児病棟と同じ状態のお子さんがたくさんいて、スタッフの方たちは、気管切開児の痰の吸引、胃ろうからの栄養注入、在宅酸素療法中でなおかつ体調を崩して痰がごろごろしているお子さんに吸入したりと、慌ただしくも懸命にケアをされていました。一見しただけでは通常の重症心身障害入所施設の中でも、むしろ重症のお子さんの病棟にしか見えず、まさかこれが日中一時預かりの施設とはとても思えないほどでした。
重症心身障害児は頻繁に体調を崩しますが、この施設であれば体調が悪いときでも、と言うよりも体調が悪いときだからこそ、治療も含めて利用できるという点がデイサービスと大きく異なる点です。制度上は、上述の障害者総合支援法によるデイケアと医療保険制度を組み合わせた形で運用されています。中には仕事を続けられているお母さんもいて、先日の明鏡欄への問いかけに対する一つの答えになり得ると感じました。
ただ、この施設が全ての答えになっているわけではありません。次回は、医療的ケアを要する重症心身障害児のお母さんたちが安心して働けるようになるにはどうしたらいいのか?という点を、さらに掘り下げてみたいと思います。

(文責 成育科 網塚 貴介)

2016.06.22

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来月の7月16日(土)~18日(月)に富山市で開催予定の 第52回 日本周産期· 新生児医学会 で、7月18日(月)のランチョンセミナー「母児の出会い、愛着形成を産科· 新生児科で考えるFamily Integrated Care」で、「オランダにおけるFamily Integrated Careの実践例と日本における可能性」と題してお話しさせていただくことになりました。
今回お話しする内容は、 5月にオランダの病院を見学 させていただいた内容が主になります。
参加される方がいらっしゃいましたら是非お越しいただければと思います。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

2016.06.21

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周産期医学6月号 の特集「 周産期領域の新しい検査法 」で「即時画像表示機能つきポータブルX線撮影システム」の有用性に関して解説しました。
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内容的には昨年7月に福岡で開催された 第51回日本周産期・新生児学会のランチョンセミナーでお話しさせていただいた「より低侵襲かつ安全なX線撮影を目指して~フラットパネルの新生児急性期医療への効果」のダイジェスト版みたいな感じです。
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フラットパネルの有用性として

1)従来のX線撮影における問題点とその解決
2)ポータブル撮影の侵襲低減
3)安全なカテーテル等挿入のために
4)透視の代替え手段として

に関して述べました。

まとめのところでも述べましたが、このシステムを導入してみて分かったことは「今までいかに経験則による盲目的な処置を行ってきたのか!」と言うことです。こうしたシステムが今後はNICUの施設基準に盛り込まれるべきなのではないかとさえ感じています。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2017.12.07
母子分離軽減のポリシーを英語ページにアップしました
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