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成育科ブログ

2018.01.22

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前日の夜に三重県から東京まで移動して日曜日は朝から八重洲の会場で医療的ケア児等相談支援スーパーバイザー育成プログラム評価会議に参加してきました。週明けには東京は大雪だったようですが、この日までは快晴の東京でした。
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この評価会議は昨年3月に青森市内のアピオあおもりで開催した 周産期学習会~みんなで考えよう!青森県の小児在宅の今、未来 でご講演していただいた淑徳大学看護栄養学部看護学科の谷口由紀子先生が担当されている厚生労働省の研究事業のための評価会議です。
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これから全国で小児在宅医療に関わる人材育成をするための研修会を実際に開催して評価すると言うのが今回の会議の趣旨で、最初に谷口先生からご説明がありました。
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とは言っても、内容は実際に行われる予定の講義内容で、内容も行政との関わり方や福祉事業所からの視点、医師からの視点など多岐に渡っています。特にコンサルタントとしての医師の役割に関しては、つい2日前にお世話になった 三重大学小児トータルケアセンターの岩本先生が演者でした。
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内容はかなり濃密で、朝の9時台から始まって夕方までびっちりの講義でした。今回はあくまで評価のための会議だったとはいえ、これだけの濃密な内容のお話しを聞く機会はなかなかないですので非常に勉強になりました。

夕方に東北新幹線に乗り込み夜になってようやく青森に戻ってきました。金曜日の早朝から始まったたかだか2泊3日の出張でしたが、ずいぶんと長旅に感じました。新青森に戻ってくるとなぜかピコ太郎がお出迎えしてくれて、ちょっとほっこりした気分で家路につきました。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2018.01.21

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明けて土曜日は今回お招き下さった盆野元紀先生がいらっしゃる 三重中央医療センターNICUを見学させていただきました。
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三重中央医療センターは当院と同じく三重県の総合周産期母子医療センターで、年間の超低出生体重児入院例数もほとんど同じぐらいの施設です。盆野先生を中心に和気あいあいな感じでした。NICUは面会廊下があって中を眺められるようになっていました。
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三重中央医療センターはBFHにも認定されているのですね。総合周産期母子医療センターでの取得はなかなか難しいので凄いです。
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クリティカルケアフォーラムが夕方からで講演開始まで時間がありそうだったので、お伊勢参りに向かうことにしました。 伊勢神宮 には五十鈴川のほとりにある内宮(皇大神宮)と伊勢市中心部にある外宮(豊受大神宮)があり、今回は時間の関係で内宮だけを参拝してきました。
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五十鈴川です。ちょうど先日、TVで伊勢神宮の特集を観ていたのですが、神社の入り口で手を洗い口をすすいで身を清めるのは、昔はこの五十鈴川で全身を清めてから参拝するのが本来の作法なのだそうで、それを簡略化したのが現在の作法なのだそうです。
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TVでもやっていましたが、確かに五十鈴川はとてもきれいで透明なので川底までくっきり見ることができます。
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神社のあちこちにもの凄い年輪の巨木がそびえ立っています。こうした巨木もまたパワースポットのようで、多くの方達が巨木の幹に手を当てていました。
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これは有名な宇治橋です。とても美しい橋でした。
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こちらは伊勢神宮のすぐ隣にある「おかげ横丁」です。ここで簡単に昼食を済ませ、クリティカルケアフォーラムの会場に戻ります。
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会場では一般演題で活発なディスカッションがされていました。
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まもなく講演開始です。今回は人工呼吸管理に関して1時間ほどお話しさせていただきました。
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今回お声がけいただいた盆野先生と桑名東医療センターの馬路先生と一緒に1枚。非常に貴重な機会をいただき本当にありがたかったです。懇親会でもっと呼吸管理に関して他の先生方ともお話ししたかったのですが、翌朝から東京で小児在宅医療関連会議に参加しなければならず、ここで中座させていただきました。
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特急と新幹線に揺られて3時間弱。品川に着きました。翌朝からの会議に備えます。 IMG_0056 (Custom)

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2018.01.20

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この週末は三重県の新生児クリティカルケアフォーラムにお招きいただき三重県津市にお邪魔しました。三重県では以前より厚生労働省の小児在宅事業を実践されており、中でも 三重大学小児トータルケアセンター の岩本彰太郎先生が精力的にお仕事をされています。折角の三重県訪問ですしこのような機会はなかなかありませんので、岩本先生にご無理を言って三重県の小児在宅医療に関してのお話しをうかがってきました。

津駅前です。実は人生初の三重県上陸です。
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三重大学は駅から車ですと比較的近く感じました。
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岩本先生は今回の訪問にあわせた資料を作成しておいて下さいました。スライドの1枚目からびっくりです。
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青森県との人口の比較も一緒にして下さっています。実はこれ以外にも特別支援学校における医療的ケア児調査の結果なども青森県と三重県を比較した資料をご用意下さっていました。
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三重県ではかなり昔から毎年新たに医療的ケアを要するお子さんの人数調査もされているそうです。青森県では死亡例調査はこれまでもかなり一生懸命やってきましたが、これは乳児死亡率の高かった時代の名残のようなもので、そろそろこの枠組みからは青森県も脱しなければと思いました。
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三重大学の小児トータルケアセンターは三重県における小児在宅医療の要としてご活動されており、チームとしても岩本先生以外にも兼務の医師や複数の看護師・MSWや事務担当の方など多職種のチームで構成されています。少なくとも現状の青森県ではあり得ないほどのチーム構成です。
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活動も多岐に渡り、NICUや小児病棟からの退院支援にとどまらず、小児在宅医療全般の生活支援やそれを実現するための多職種連携・地域連携の構築や、その他、様々な相談を受けたり、地域などへの教育活動もされています。
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三重県庁内には小児在宅医療推進ワーキンググループがあり、県庁内の部門横断的に担当者が月1回は集まっているそうです。
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小児在宅医療に関する研究会も盛んに行われており、年2回の開催で毎回150名前後の参加があるのだそうです。
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さらに遠隔地では研究会に参加しにくい方も多いですので、地域出向での研究会も行われているそうです。
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三重大学病院には患者さんやご家族のためのゲストハウスが整備されています。「 ハーモニーハウス 」と言うこの施設では、大人が1泊1350円で宿泊可能なのだそうです。当院にも同じような宿泊施設である「 ファミリハウスあおもり 」がありますが、これよりも安くて広くでこれはこれとして羨ましく思いました。
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この他、在宅人工呼吸管理中のお子さんで特別支援学校にも通学できないお子さんの場合、訪問授業になることが多いのですが、こうしたお子さん達を実際の学校に連れて行って他のお子さん達と一緒に授業をうけてもらう「スクーリング」と言う事業も行われているそうです。特別支援学校には専属の看護師さんが配置されてはいるのですが、学校の看護師さんは訪問授業対象となるお子さんのケアは指示書がなければ行えないので、それを補うために看護師さんが一緒に自宅への出迎えから移動、授業中も含めてその場にいる必要があります。こうした先駆的な事業も行われていることにはただただ驚くばかりでした。
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資料はまだまだ沢山あってご紹介しきれませんが、とにかく三重県と青森県の違いをまざまざと見せられた思いでした。周回遅れどころか何週遅れているのか分からないぐらいの差があると感じました。青森県もまだまだこれからですので、次は青森県の関係者も連れて、もう一度お話しを聞かせたいただいたり、実際のカンファレンスの様子なども拝見してみたいと思いました。

最後に岩本先生や小児トータルケアセンターの皆さんと一緒に集合写真を撮らせていただきました。岩本先生ならびに小児トータルケアセンターの皆さん、ありがとうございました。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2018.01.15

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保健大学で今年度もペリネイタル講義~その1 の続きです。ペリネイタル講義の2回目は周産期医療とは?と言うところから始まって
・周産期医療とは?NICUとは?
・ファミリーセンタードケア~家族を育てるNICU
・NICUと退院したお子さん達の発達とフォローアップ
・小児在宅医療の問題点
などの、新生児医療を取り巻く問題をお話しさせていただきました。

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今年も「コウノドリ」の話題から入ってみました。
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まずは神奈川県立こども医療センターの豊島先生のスライドを拝借させていただきました。この後も神奈川県立こどもの写真や豊島先生のスライドが度々登場します。
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こちらはドラマ「コウノドリ」での神奈川こどもでの撮影風景の写真です。
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これから小児・周産期医療に関わることになるであろう学生さん達には赤ちゃんがNICUに入院された時のご家族の気持ちをまずは少しでも知ってもらいたいと思いました。
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その材料として「コウノドリ」は非常に優れていますので、今回は「コウノドリ」の1stシーズンの第4話を中心にお話ししてみました。この第4話では在胎21週の妊婦さんが突然破水して受診するところから始まります。結婚して10年でようやく授かったお子さんで、なんとしても助けて欲しいとお父さんがコウノドリ先生にすがりつきます。しかも、人工妊娠中絶が認められているのは21週までなので、赤ちゃんを究明する方針とするか否かの結論を1両日中に出して欲しいとお伝えします。

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赤ちゃんを救命する方針で帝王切開で出生しますが、お父さんはそのあまりの小ささにほとんど言葉を失い、「お願いします」というのがやっとでした。
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NICUで今橋先生から赤ちゃんの今後のことに関してあれこれ説明がある中、お父さんの口から「この子にあれが何かしてやれることってないですか?」と問いかけます。この後、今橋先生はお父さんに保育器の中に手を入れて赤ちゃんに触ってみることを勧めます。このお父さんの言葉にこそファミリーセンタードケアの原点があると感じるシーンでもありました。
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ファミリーセンタードケアと言えばウプサラ大学NICUですので、ご家族をエンパワーするケアの考え方をウプサラ大学の動画を例にとってご紹介してみました。最後の方にスマホで見やすいようにQRコードも貼っておきました。
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こちらはコミックの「コウノドリ」でコウノドリ先生が「NICUは赤ちゃんの病気を治す場所ではありません」と話すシーンです。
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この場面はドラマでは今橋先生が取材に来た記者の方にお話しする場面で同じことを言っていました。
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ここまで周産期医療・新生児医療のお話しをした後は、退院後に続く生活に関してもお話ししました。
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内容がついつい盛りだくさんになってしまい学生さんには消化不良だったかも知れませんが、少しでも新生児医療と、その先にある様々な背景に少しでも興味を持っていただければと思っています。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2018.01.14

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青森県立保健大学では毎年、看護系2講、助産コース6講を通常講義として担当していますが、これらとは別枠で新生児・周産期医療と社会との関わりのようなことに関して毎年2コマ講義させていただいています。今回はその1回目のご紹介です。
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今回も80分間、色んなお話しをさせていただきました。内容としては
 ・日本の少子化問題の背景
 ・少子化なのになぜ低出生体重児が増えてNICUが足りなくなるのか?
 ・小児在宅医療と母親の就労の問題に関して
 ・新生児医療における看護体制の問題~特に「一人飲み」問題に関して
 ・産科病棟の新生児の扱い~母親の付属物としての扱い
 ・女性の年齢別労働力率におけるM字カーブの問題
等々、まもなく看護師・助産師として社会に出て、小児・周産期医療に関わるであろう彼女たちが近い将来、職業人としてだけではなく家庭人としても直面するであろう現実に関してお話ししました。

女性人口のカーブを見ると、20年後の母親のほとんどは既に生まれてしまっていますので、前回も述べたように多少合計特殊出生率を上げたところで後戻り不可能なポイントが間近に迫っています。これが少子化対策が「時間との闘い」と言われる所以です。
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また少子化の背景として雇用の不安定さが大きく影響しています。大卒の就職率の推移を見ると、バブル崩壊と団塊ジュニアの就職がほとんど重なっており、それ以降の就職率も高度成長期とは比べものにならないほどの低水準で経過しています。教育費負担が大きいのが我が国の特徴でもありますので、雇用の不安定さや給与水準の低下は少子化の直接的な要因になっていることは明らかです。
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女性の労働力率のM字カーブは、正規雇用・非正規雇用で分けてみると最初は正規雇用でも出産・育児の年代になると比率が下降し、逆に非正規雇用が増加する傾向があります。以前と比べてM字カーブの凹みは浅くなっていますが、これは非正規雇用の増加によって支えられています。正規雇用でいったん辞めるとなかなか正規雇用には戻れない「片道切符」であることがうかがえます。
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出産後に仕事を続けられなくなり、いったん退職してから再度非正規として就職したり、そのまま退職してしまった場合の機会費用は人生を通すと億の単位にまで達してしまうのだそうです。
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以前、このブログでも 「ルポ 産ませない社会(小林美希著、河出書房新社)」 をご紹介しましたが、この本に書かれていることが働く女性を取り巻く社会的環境を物語っています。
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一方、医療現場ではGCUにおける「一人飲み」は、保育園なら児童福祉法で保育士一人あたりの受け持ち乳児数が定められているのに、病院では児童福祉法が適用されないため、看護師さんが一人でとんでもない人数の赤ちゃんを任せられているために起こる現象です。2015年の調査でも全国のNICUの半数近くで行われていました。
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(画像をクリックすると東奥日報連載の記事にリンクします)

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(画像をクリックすると東奥日報連載の記事にリンクします。)

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これはGCUの問題と言うよりも、根本的には小児病棟における看護体制全般の問題でもあります。「付き添いは不要」と言う建前になっているにもかかわらず、親が付き添いせざるを得ないような手薄な看護体制にしていること自体に矛盾があります。「建前上は問題が存在しない」ことが問題解決すら困難にしている現状があります。

(画像をクリックすると東奥日報連載の記事にリンクします。)

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この矛盾に関しては、最近、ようやくメディアでも取り上げていただけるようになってもいます。

(画像をクリックすると記事にリンクします。)

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これらは個別には一見、別々のことのように見えますが、実は日本が赤ちゃんとお母さんを大切にしないと言う点で共通しています。「一人飲み」や産科病棟で母親の付属物扱いされるなど、制度上、日本は「赤ちゃんの権利」と言う観点からは権利意識に乏しい国だと言わざるを得ません。こうした社会のひずみが集中する分野で働くと言うこと、そして将来、家庭人として職業を持つ母として生きていく上での困難さがあると言うことを学生の今のうちから是非知っておいて欲しいと言う思いでお話しさせていただきました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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