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成育科ブログ

2018.10.28

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またしばらくブログ更新が滞っていました。10月の出来事までさかのぼってみます。10月後半には川口市にあるメトラン社へ訪問させていただきました。メトラン社と言えば話達達からすると何と言っても世界的なHFOの草分けであり、ピストン式HFOへの信頼は揺るぎないものがあります。一方で、通常の人工呼吸器モードにはそれなりに改良の余地もあり、今後の開発に向けての意見交換としてお招きいただきました。

川口市にあるメトラン社の工場です。確か以前一度本社の方にはお邪魔したことがある気がしますが工場は初めてと思います。
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昔懐かしい初期の頃のHFO機が並んでいます。真ん中の機械は若い頃に埼玉医科大学総合医療センターで研修させていただいた頃以来の数十年ぶりの再会でした。
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新生児は人工呼吸管理中でもどうしても無呼吸になってしまいますので、その辺の対策が必要なのではと言うことを中心にお話ししてきました。
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創業者のフック会長も議論の場に肺って下さいました。
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あれこれ議論を重ねているとあっという間に5時間ほど経っており、気がつくとあたりはすっかり夜になっていました。体感としては2~3時間な感じでしたが、それだけ熱中していたのでしょう。ホテルに戻る帰り道、昔懐かしい大宮駅前です。
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新生児医療からは足を洗った身にもかかわらず、こうしてお声がけいただけることは非常にありがたいことだとしみじみ感じながらの夜となりました。皆さん、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2018.10.24

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以前、5月5日(土)の放送大学で、宇都宮市で認定NPO法人「うりずんを開設されている高橋昭彦先生の「共に生きる社会を目指して~「医療的ケア児」をどう支えるのか~ 」のご講演をご紹介しましたが、その髙橋明彦先生がなんと当院のオータムセミナーにお越し下さり、「地域医療と在宅医療~小児から高齢者まで」と題してご講演下さいました。
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最初、緊張の面持ちで講師紹介をされていましたが、
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ご講演が始まるとすぐに髙橋先生のトレードマークでもある「かぶり物」をしてお話が始まりました。ご講演は、医師に成り立ての頃の地方での往診のご経験から始まり、在宅医を目指すことになった経緯などをお話しされました。そこから最近の医療的ケア児の話題に移っていきます。在宅をご専門にされている先生のお話をお聞きする機会はなかなか少ないので、参加された若手の先生達も真剣に聞き入っていました。
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セミナー修了後の懇親会にも加えていただきました。実は、今回のご講演は、当院の自治医科大学出身の研修医の先生が、医学生時代に髙橋明彦先生のご講演を聴いて感銘を受けたことから実現しました。髙橋先生の熱意が若い先生の心を動かしたのでしょう。最後に、高橋先生は、是非、小児在宅医療の方にも興味を持って欲しいと若手の先生方に訴えかけて下さりとても心強く感じました。高橋先生、遠路青森までお越し下さりありがとうございました!
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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2018.10.19

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先日も第63回日本新生児成育医学会でランチョンセミナーでご紹介しましたが、来月11月22日(木)~24日(土)の3日間、東京で第63回日本新生児成育医学会学術集会(会長:東邦大学医学部 与田仁志先生)が開催予定です。
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今回も発表等があれこれあって、初日は北里大学の海野先生による「医師の働き方改革」の座長を務めさせていただくことになりました。新生児・周産期医療では過重労働が当たり前ですので、こうした分野でも働き方改革の波は避けて通れないのでしょう。海野先生のお話は今からとても楽しみにしています。
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学会2日目の11月23日(金)は朝から本学会の医療安全委員会主催企画として、NICUにおける医療安全に関するシンポジウムで「NICUにおけるインシデント分析~院内医療安全への参加のすゝめ」と題してお話しする予定です。このシンポジウムに続いては藤田保健衛生大学病院の医療の質・安全対策部医療の質管理室の安田あゆ子先生が教育講演される予定となっており、その前のこのシンポジウムにも登壇して下さることになっています。安田先生は以前、当院にご講演で来て下さったことがあり、この教育講演もとても楽しみです。

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午前中にこのシンポジウムと教育講演が終わると、そのまますぐに教育セミナー(ランチョンセミナー)へと移動の予定です。
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この日の夕方と学会3日目の11月24日(土)には循環管理と呼吸管理に関するシンポジウムも企画されており、こちらには当院新生児科部長の池田先生が両方で発表の予定です。
63回新生児成育学会4 (Custom)なかなか盛り沢山の学会になりそうで、なんとか無事に役割を果たせればと思っているところです。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2018.10.12

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東京医科大学が大学入試で女子受験者を一律減点していたことが明らかとなり、大きな社会問題として各メディアでも頻繁に取り上げられています。今日のニュースでも東京医科大学以外にも複数の大学で女子や浪人生を不利に扱っていた疑いがあるとして文部科学大臣が記者会見で明らかにしたとの記事もありました。

一方で、女性医師の場合には出産・子育てで医療現場の一線で働き続けることができない場合が多く、こうした入試での大学の方針に対しては「必要悪」との見方も、これは特に医療現場からの声としてもなかなか根強いものがあるとも感じています。

この問題が明らかとなる前、今年の5月に「働く女子のキャリア格差(国保祥子著、ちくま新書、2018/1/10)」と言う本を読みました。
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この本は出差・育休を経験された経営学者である筆者が、働く女性が仕事と育児を両立しながら活躍できるようにするための組織と個人に関する課題を解決することを目的としたご研究の一部を紹介されたものです。女性は(実際に産むかどうかは別にして)妊娠・出産期の展望抜きに仕事での活躍プランは描けないこと、そして現在はこの展望が極めて描きにくい職場環境になっていることを様々なデータや個別例を通じて解説されています。

現実問題としては、多くの職種においてキャリア形成の時期と生物学的な出産適齢期は重なってしまいます。つまり、この時期に出産すると言うことは「仕事の経験を積むチャンス」を逃すことと等しくなってしまいます。ここで、それでは育児は大変だからと配慮されることが、逆の結果を招いたり、または、子育て中と言うことで「頑張っても報われない」と感じることが、かつてはバリキャリの女性が真逆の「ぶら下がり」社員になってしまったりすることもあります。これらの背景にはコミュニケーションのミスマッチが潜在していると筆者は指摘します。

細かなことに関しては本書をお読みいただいた方がいいと思いますが、子育て中の女性の働き方に関しては、つい個人の問題と捉えがちですが、現実には個人の力ではどうにもならない構造的な問題が横たわっています。トラック競技に例えるなら、男性は普通にトラックを走っているのに、子育て中の女性は障害物競走で、しかも条件が異なるのに同じタイムで競うのが「平等」とされている感じでしょうか?しかし、このような現状でも、中には正しいコミュニケーションであったり、またはこうした構造があることを組織が「学ぶ」ことがその突破口になる場合もあるのだろうなとも感じました。

つまり子育て中の女性が活躍するにもノウハウが必要であり、経営者や管理者の立場になる人たちにとってはこうした構造的背景まで熟知した上で組織をマネージメントする力が求められている時代になったということなのでしょう。「女性は子育てすると一線で働けない」と断ずるような発言など不勉強・不見識と一蹴されるぐらいの世の中が目の前に来ているのだと思います。

ところで、「次世代の『あたりまえ』を作るための半径5メートル」からはじまる、この本の第7章「女性が活躍する会社にしか未来はない」は、筆者がこれから社会に出る全ての女性に対してのエールになっています。おそらくは筆者の思いのこもった章なのでしょう、読み終わった後に不覚にも涙してしまいました(ちなみに東京の会議に向かう新幹線の車中でした)。

医療現場でも、例えば今年5月の小児科医に明日はあるか?~女性医師の働き方と「最後の授業」でご紹介した富山大学の小児科や産婦人科のように「女性医師が働く」と言うことにしっかりと向き合って様々な工夫をされている組織も既に存在します。医療に限らず全国のあらゆる分野・地域で、働く女性を取り巻く構造的問題の正確な理解の上に立った取り組みが当たり前になされる成熟社会になることを心から願っています。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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2018.10.07

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小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい(4歳未満)の終了後、翌日に小児在宅医療関連の厚生労働省班会議のためにいそぎ東京へ向かいました。この班会議には昨年度から加えていただいており、年に数回開催されています。
この日は班会議とは別に小児科学会の小児医療委員会が東京都内で午後に開催されていて、こちらも今年から委員になっていたのですが、ちょうどつどいの時間帯と重なってしまっていて参加できませんでした。ただ、会議の後に懇親会を開くとのことで、最後の方で混ぜていただきました。懇親会場は水道橋駅近くの富田書店と言うお店です。外見からは看板も書店にしか見えませんが、中身はしっかり飲食店でした。
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懇親会の様子です。今年4月の日本小児科学会でコミュニティ小児医療の実践をご発表されていた是松先生にも初めてお目にかかることができました。
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翌日の午前中からは小児在宅医療の班会議で会場のある市ヶ谷に向かいます。
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班会議の会場は和気あいあい、いつもこんな感じです。だいぶ顔見知りの先生も増えてきました。
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会場から市ヶ谷周辺を。台風が過ぎて良い天気でしたが、かなり気温が高くてびっくりでした。
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肝心の班会議ですが、最初に各参加者からの近況報告から始まります。今回は青森県でも医療的ケア児支援体制検討部会が設置され、ようやく一歩目を歩き出したところであることをご紹介しました。医療的ケア児の実態調査をこれから行うわけですが、市町村が行うのと県が行うのでは指揮系統が異なるので、その辺での工夫が必要であることをお話ししたところ、今回の会議でも、班会議から今後出していく連携のための手引き書がちょうど議題として挙げられていて、やはり都道府県向けと市区町村向けの2種類の原案が用意されていました。その他にも各地の先生方からいろんな情報をいつも得られていてとても勉強になります。

班会議を終えて帰路につくと、これまた台風の影響で新幹線は30分ほどの遅れで運行されていました。それでも大きな遅れになることなく無事に青森に到着できました。
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(文責 成育科 網塚 貴介)

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ブログ更新情報

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2018.11.26
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第63回日本新生児成育医学会でランチョンセミナー

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