2013.07.20
7月14日(日)の夜に横浜で行われた「新生児医療フォーラムオフミ&若手の会」の時に施設紹介コーナーで当院の紹介をした際のスライドをアップします。

当院NICU全景です。当科はここにある全ての人工呼吸器を有しており、それぞれの人工呼吸器の特性を最大限に活かすことで、患者さんごとに最適な人工呼吸器と呼吸モードを選択する呼吸管理を目指し実践しています。

毎日のカンファレンスの様子です。毎日1日2回、全員集まって患者さんの状態確認と治療方針の決定をしていきます。チームとしての意思統一を重視しています。

このスライドは神奈川こどもの豊島先生のブログからの引用です。これまで、長期または短期の研修で、池田先生、佐藤先生、寺田先生、松尾先生がお世話になり、現在は川村先生が研修中でお世話になっています。こうして大勢の先生方に神奈川こどもで研修をさせていただくことによって、治療方針も「神奈川こども方式」へ大きく舵を切りました。

「神奈川こども方式」は早速効果が出始め、全国の周産期センターが登録されている全国集計調査による極低出生体重児(出生体重1500g未満の赤ちゃん)の補正死亡率は全国トップクラスにまで改善させることができました。
本当にこれが「神奈川こども方式」なのか、豊島先生には「池田方式なんじゃないの?」とは言われていますが、基本的な特に循環管理に対する考え方は神奈川こども方式の流れに沿ったものであると思います。

さて、本論のドクヘリ搬送ですが、様々な搬送経路を想定し、現在も訓練を継続中で、本稼働も間近に迫っています。総合周産期センターであり、かつドクヘリ基地病院と言う利点を最大限活かした搬送体制を構築したいと考えています。

ホームページ上にアップするのも変な話ですが、当科のホームページもご紹介しました。

ブログもやっています。(って見てますよね)