2013.08.15
今日は外科疾患の赤ちゃんが三沢市立病院で発生して弘前大学へ三角搬送すると言う想定でのドクヘリシミュレーションフライトが行われました。ドクヘリ搬送訓練は今回が4回目となり、これまで第1回 八戸市民病院へ超低出生体重児を出迎え搬送、第2回 当院から弘前大学へ消化管穿孔の超低出生体重児を搬送、第3回 むつ総合病院への出迎え搬送と続いてきた一連の訓練の締めくくりとなります。
本来は7月下旬に予定されていた訓練でしたが、悪天候のためこれまで2回お流れになっていましたので、今日が3度目の正直となります。今日の搬送担当は卒後5年目(シニアレジデント3年目)の房川先生で、ドクヘリは初フライトとなりました。

三沢市立病院から最初の連絡を受ける房川先生です。今日は報道関係の方も多く、5社の新聞社から記者の方達がいらっしゃいました。

救命センターとヘリポートを結ぶ搬送車からストレッチャーを降ろしているところです。この搬送車は最近まで周産期センターのドクターカーとして使っていました。

搬送用保育器を載せたロールインマウントをドクヘリ内へ入れているところです。この辺の動きも大分なれてきたように思います。

今日は本当に良い天気で、青空が広がっていました。離陸のための最終チェック中です。

ヘリが離陸しました。いつもながらもの凄い風です。
カメラを房川先生に渡すのを忘れていたので、写真はここまでです。まずは順調に終えることができて一安心です。三沢市立病院、弘前大学の諸先生、関係者の皆様、ありがとうございました。
今後はこれまでの訓練の成果をまとめてしっかりした新生児ドクヘリ搬送マニュアルを作成するのが次の目標で、最終的には青森県周産期医療協議会で青森県内の新生児搬送マニュアルの改訂版作成の際にヘリ搬送の詳細を組み入れることを目指します。