2013.09.20
青森県の周産期医療では特に小さく生まれた赤ちゃんは可能な限り当科のNICUへ運ばれるようにしていることから、時に米軍の三沢基地病院から妊婦さんが運ばれてくることがあります。これまでにも400g台や300g台の赤ちゃんを治療したことがあります。英語の苦手なスタッフが多いこともあって、米軍病院の通訳さんに来ていただいたり、院内で英語が堪能なスタッフの方に通訳をお願いしたりしながら、何とかご両親とコミュニケーションを図ってきました。
赤ちゃん達が元気に退院した後には、いつも病院の代表の方が表敬訪問で来て下さいます。
今日はこれまでにいただいた記念品と、当時の写真の一部をご紹介したいと思います。

上の2つは友好の証として頂戴した記念のメダルです。これをプレゼントする時には握手の前にコインを手のひらにおいて、そのまま握手して手渡すのが流儀のようです。

これは300g台の赤ちゃんが退院した後にいただいた記念品の盾です。

この写真はその時の赤ちゃんが本国の基地病院に転院することになった時の記念写真です。迷彩服に身を包んだ方達は皆、新生児のトランスポート専門の医療スタッフです。

基地病院の巨大なドクターカーです。
これからも時々搬送があると思いますが、何とか少しでもお力になることが出来ればと思っています。
(それと英語の勉強ですね・・・)