2014.07.15
今回の学会の大きな楽しみの2つめは「 こどもかぞくまんなか 」チームのブースです。今回は企業展示コーナー近くの小さな小部屋にウプサラ大学NICUの環境が再現されていました。ブース出展するとはお聞きしていましたが、ここまでの展示とは想像もしていなかったのでびっくりです。各施設の取り組みのポスターも多数展示されており、皆さんのファミリーセンタードケアへの熱意が全国に拡がりつつあることを実感しました。
ブース内の再現NICUはこんな感じです。部屋も良い具合に照度が落とされ落ち着いた感じで、ウプサラ大学NICUで有名な「耳」の形をした騒音計もありました。まさに「これ、これ」と言うしかありませんでした(語彙力なさすぎですね)。
ブースの入り口には大きなポスター展示で当院の取り組みを紹介して下さいました。当日はタブレットPCを持参して、当科での「直母外出」の様子を動画でもご紹介させていただきました。
さて、これだけの用意がされている以上、カンガルーをしないわけには行きません。生まれて初めてのカンガルーケアをさせていただきました。最初、先にベッドに寝てから胸の上に赤ちゃんがくるのかと思っていたら、そうではなく、写真のように自分の胸を赤ちゃんの方に近づけてそっと抱き上げて移動するのだそうです。写真だとなんか介護老人みたいになってますが・・・。
これでカンガルー完成です。確かにこの姿勢だと赤ちゃんの顔を直接見るのが難しいので、カンガルー中のお母さん達が鏡を使っている理由が実感できました(決して老眼だから見えにくいわけではありません・・・)。どうもわが子というよりも孫を抱っこしているような感じなので「じじ」カンガルーと言うところですね。
学会最終日に「こどもかぞくまんなか」チームの皆さんとの集合写真です。今後もどんどん全国にファミリーセンタードケアの輪を拡げていって欲しいと願っています。皆さん、素敵な企画をありがとうございました。