2014.08.31
昨日は「小さく生まれた赤ちゃんとそのご家族のつどい」で4歳以上のお子さんと対象とした今年度第1回目のつどいを市内の元気プラザ(青森市健康増進センター)で開催しました。今回は青森県内各地から24名のお子さんが参加して下さいました。
全体説明の後、保育士さんによるウォーミングアップから始まります。絵本を使って、みんなで歌を歌ったりします。
「風船さんは好きな人のところにチューをします」と言ってかり出されました。
ウォーミングアップの後は、青森県総合教育センター特別支援教育課の柿崎修子先生から「小学校入学までに準備したいことetc」に関して30分ほど講義していただきました。就学に際しての手続き関連や特別支援教育に関する資料、就学前からのお子さんの情報をまとめるための相談支援ファイルなど、たくさんの資料をご用意いただき、これらを使って分かりやすくご説明して下さいました。
ご両親はこの後、グループ別に別れて交流会で我々も加わってあれこれ色んなお話をします。この間、お子さん達はと言うと、保育士さんに臨床心理士さんや当院のスタッフにも加わってもらい、遊びの時間を過ごします。最初は身体を使った遊びや、集団での遊び、最後は首飾り作成にいどんでもらいました。
今回は4歳以上から小学校低学年までのお子さんが対象だったので、特に就学前の悩みが多く語られました。特に大きな後遺症のないお子さんでも早生まれで実質上の「飛び級」をしてしまっているお子さんも多く、ご両親の悩みは尽きません。今回のつどいが少しでもご家族のお役に立てばと願っています。今年の11月には4歳児未満を対象にしたつどいを予定しています。