2015.05.18
先週の土曜日(5月23日)は弘前市のヒロロで東北母乳の会が開催されました。
会場のヒロロです。弘前駅から歩いてすぐのところにあります。
今回は180名ほどの参加者があり、会場は満員状態でした。
最初の講演は仙台市で小児歯科をご専門にされていて「みやぎ母乳育児をすすめる会」の副会長をされている青葉達夫先生に母乳育児中の口腔の問題、特にむし歯との兼ね合いに関して詳しくご講演いただきました。青葉先生は国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)の資格もお持ちで、歯科医師としてと母乳育児を進める立場の両面から「どうしたらむし歯にならずに母乳育児を続けられるか」を分かりやすく解説して下さいました。一般的に母乳だけではむし歯のリスクは上がりませんが、離乳食を始めるとリスクが上がり始めるそうです。そこで、1日1回、特に夜寝る前にしっかりとした仕上げ磨きを行うことで、その後は例えば夜中に添い寝しながらの授乳をしてもむし歯のリスクを最小限に食い止めることができるのだそうです。目から鱗の情報満載のご講演でした。
二番目の講演では「ちょっとだけ早く生まれた赤ちゃんへの母乳育児支援」と題して、先日の信州フォーラムでのお話しのフルバージョンのようなお話しをさせていただきました。
講演会の終了後は懇親会で弘前市内からほど近いアソベの森いわき荘に移動しました。
懇親会では津軽のお祭りのお囃子を次々にご披露いただきました。岩木山神社のお祭り、五所川原のたちねぶた、弘前のねぷた祭り、青森のねぶた祭りで盛り上がりました。
来年の東北母乳の会は秋田での開催となります。
また来年を楽しみにしています。