2015.06.14
当院は本年度より国立国際医療研究センター病院から感染症に関する診療支援をしていただけることになりました。先週末は第一弾として国立国際医療研究センター病院国際感染症センター医師である忽那 賢志 先生に第1回の診療支援に来ていただきました。
エボラ・MERSと国境を越えた重篤な感染症が問題となっている昨今ですし、またごく一般的な感染症の診療に関してもスタンダードから知らず知らずに外れたことはしていないか?と言う点からも、今後、専門の先生に定期的に来ていただけることは当院全体の感染症診療水準の向上に大きな影響を与えていただけるのではないかと期待しています。
先日は早速、感染症専用病床の視察を行っていただき、その後、休む間もなく午後の症例検討会とレクチャーをしていただきました。
夕方からのレクチャーでは、感染症診療の基本の「き」である血液培養とグラム染色に関してお話しして下さいました。
研修医向けと言いながら多くの診療科の先生方も聴講に来ていました。
忽那先生は今年4月の情熱大陸に出演されたばかりで、その様子はネット上でもご覧いただくことができます。下の図をクリックすると動画へリンクします。
国境を越えた感染症の危険性が高まるご多忙な中、青森までお越し下さり本当にありがたいと思います。また今後ともよろしくお願いいたします。