2015.09.26
昨日は「県病サマーセミナー(と言ってももう秋なのですが・・・)」に感染症医としてご高名な神戸大学の岩田健太郎先生がご講演で遠路青森までお越し下さいました。タイトルは「極論で語る感染症」と言うことで、その名の通り、明快でとても分かりやすいお話しをして下さいました。
ご講演はスライドを全く使わずホワイトボードのみ。ある症状を主訴に受診した患者さんを例に挙げ、その患者さんの診断に辿り着くまでのアプローチを軸にしながら、そこから派生する感染症診療に留まらない広い見地からご講演下さいました。講演時間は2時間と長めにもかかわらず、あっと言う間の2時間で、それほど聴く者を引きつける魅力あるご講演でした。
ご講演後に岩田先生の著書である「 抗菌薬の考え方、使い方Ver.3 」にサインをいただきました。
当院ICNの赤平さんはなんと!岩田先生にスクラブの背中にサインをせがんで書いてもらいました。
今回は当院の研修医の先生方の希望で岩田先生のご講演をお願いしたそうですが、快くお引き受け下さったそうです。研修医のみならず私たちにとっても目から鱗の連続でした。岩田先生、ありがとうございました。