2016.03.20
年度末のドタバタですっかり更新が滞っておりました。3月中の話題を振り返りながら徐々に更新していきたいと思います。
まずは3月19日(土)までさかのぼりますが、新生児蘇生法でご活躍中の国際医療福祉大学塩谷病院小児科の嶋岡 鋼先生と、筑波大学小児科の斎藤 誠先生にお越しいただき、インストラクターを中心としたスキルアップコースと、午後からは昨年2010年から2015年のバージョンへアップデートされた内容に関するアップデート講習会を続けて開催していただきました。
まずは午前中のスキルアップコースでは嶋岡先生からNCPRの神髄というのでしょうか、いわゆる通常のコースを受講するだけの限界を知った上で、それが日常の繰り返しの学習の中から真に身についたものになると言うことをわかりやすく解説していただきました。
講義の後に実際の人形を使った実習が始まるのですが、これはあくまで通常のAコースではありませんので、あくまでどうやって受講者に理解を深めてもらうかということに主眼が置かれます。しかし、嶋岡先生と斎藤先生ではまたお互いにそのアプローチも異なり、それぞれの先生の特徴が非常にわかりやすく、「こうでなければならない」と言う訳ではなく、インストラクターにも様々な形があって良いのだと言うことを学べた気がしました。
これまでも何度かNCPRの講習会をやってきましたが、インストラクターマニュアルの事例を追うようなことばかりやってきたと反省する機会にもなりました。NCPRのアルゴリズムをしっかり理解し、それをより実践に近い時間経過の中で「即戦力」になるようなNCPR講習を心がけなければと感じました。
午後の部はアップデート講習会で、大勢の皆さんが参加して下さいました。
斎藤先生は途中で帰られたので、アップデート講習会終了後に尾崎センター長と一緒の記念撮影です。
こちらは講習会前夜の飲み会後の写真です。
今回の講習会では様々な気づきがありました。今後の講習会に少しでも活かせることができればと思います。嶋岡先生、斎藤先生、お忙しいところ青森まで駆けつけて下さりありがとうございました。また是非、講習会をお願いできればと思います。