2016.11.06
この週末は今年2回目になる院内の新生児蘇生法講習会を行いました。参加者のほとんどが当院のスタッフと研修医の皆さんでした。
今回も最初の講義から伊藤先生にお願いしました。ただスライドに沿って講義するだけではなく、受講者の皆さんにあれこれ質問を投げかけたりと、いつもながらその「上手さ」は勉強になります。
講義が終わった後の実習はいつものように産科病棟の特別分娩室で行いました。この部屋は圧縮ガスその他の設備が整っているので、新生児蘇生法講習会には最適です。広さ的には2ブースまでは大丈夫です。
今回は三上先生にもインストラクターをお願いしました。三上先生のインストラクターももうベテランです。
今年の9月から10月までの2ヶ月間、当院NICUに研修に来て下さっていた札幌東徳洲会病院の2年目研修医の高山先生も今回の新生児蘇生法講習会に駆けつけてくれました。札幌東徳洲会病院とは新生児科に限って初期研修医の研修受け入れをしており、これまでにも何人かの先生が研修に来て下さっています。
こちらは、これからインストラクター取得を目指しているNICUスタッフの皆さんです。新生児蘇生法のインストラクター講習を受講するには今回行っているAコース(専門コース)受講後に2回以上のインストラクター補助が義務づけられています。今回はその一環として参加して下さいました。
新生児蘇生法講習会終了後の集合写真です。インストラクター補助にはむつ病院産婦人科の太田先生も駆けつけて下さいました。青森県で新生児蘇生法講習会を拡げるにはインストラクター養成が欠かせません。こうして少しずつでも計画的に人材を養成していくことが、最終的には青森県の将来において新生児蘇生法が安定的に行われるようになることにつながると信じています。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
(文責 成育科 網塚 貴介)