青森県の総合周産期母子医療センターとして、青森県内で生まれた赤ちゃん達の診療を担っています。特に1000g未満で出生した超低出生体重児は、県内出生の約9割を扱っており、地域周産期母子医療センターとの役割分担による連携を行っています。
また、NICUへ入院した赤ちゃんとお母さんとの分離(母子分離)を最小限にするための工夫や母乳育児にも積極的に取り組んでおり、特に在胎34-36週、出生体重2000g前後の児に対しては、生後間もなくからの「直母外出」の励行により可能な限りの母子分離軽減を目指した結果としての早期退院を目指しています。
特殊治療・検査としては、一酸化窒素吸入療法、脳低温療法、気管支ファイバー、呼吸機能測定などを行っており、その他、持続血液濾過透析や窒素吸入療法も施行可能です。更に2013年からはヘリによる本格的な新生児搬送を開始しています。今後はドクターカーに加え、「空」からの出迎え・三角搬送を行うことにより当院を中心とした県内の新生児医療体制をバックアップしていくこととなります。
若手医師の教育としては、国内の最先端施設への長期および短期研修にも積極的に取り組む一方で、国内の他施設からの短期研修も受け入れるなど施設間交流によるレベルアップにも取り組んでいます。詳細は リクルートページ をご覧ください。
【NICU全景】
【GCU】