2017.04.30
この週末は 北海道立子ども総合医療・療育センター(施設愛称:コドモックル) で永年NICUを支えられ、この春にご退職された新飯田裕一先生の慰労会で札幌に行ってきました。
この日の札幌は雨予報でしたが幸い好天に恵まれました。
新飯田先生には新卒の頃、当時まだ小樽市銭函にあった北海道立小児総合保健センターのNICUで勤務した時にお世話になった恩師で、その後に新生児医療を目指すきっかけも作って下さいました。
会では新飯田先生がこれまでのことをいろいろご紹介されました。当時の北海道立小児総合保健センターはコドモックルに移転した後、建物は既に壊されてしまっています。当時はあまり写真も撮っていないためとても懐かしく当時を思い出していました。
青森に来たのが2000年ですが、その直前までまだ当直体制ではありませんでした。これからNICU体制になると言うことで、どこに当直室を置こうか場所をあちこち新飯田先生と一緒に探し回った覚えがあります。
北海道立小児総合保健センターへは新卒の半年間と、その後、青森に来る前の5年半を勤務しました。写真は当時一緒に働いていた藤川先生と、当時の大滝師長さんとお話ししているのが浅沼先生です。
記念の花束は、今は神奈川こども医療センターでお手伝いされている野口先生から渡されました。
集合写真です。こうした機会でもなければなかなかお目にかかることの難しい先生ばかりでとても懐かしかったです。
こちらは二次会の様子です。
新飯田先生とはしばらくぶりにいろんな昔話をしていました。昔はまだ新生児の医療体制もしっかりしていませんでした。医療体制以前に、人工肺サーファクタントがようやく臨床現場でも使えるようになり、早産の赤ちゃん達がどうにか救命できるようになったと言う時代です。今では本当に想像もできないほどの大変さがありました。そんな話に華が咲きました。
気がつけばかつての青森組が勢揃いしていました。
こちらは札幌医大新生児グループの若手の先生方です。だいぶ若手も育ってきたようですね。
会を後にして再び札幌駅前です。本当に懐かしいひとときでした。
新飯田先生、これまで本当にお疲れ様でした。
(文責 成育科 網塚 貴介)