2017.06.06
ワークショップの後、Son先生のNICUを見学させていただきました。
こちらがNICUの入り口です。
フラットパネルのX線写真撮影装置もありました。
NICUの中には、日本では日の目を見ることのなかったステファニーの後継機がたくさん活躍していました。
NICUの端の方にあるこの机がSon先生の仕事場なのだそうです。
器材庫には日本ではもはや幻の人工呼吸器となってしまったステファニーが沢山待機していました。この写真だけ見ると当院の器材庫を彷彿させられます。
NICUの書棚には日本の新生児関連書籍がずらっと!このほとんどをSon先生は韓国語に翻訳されているのだそうです。
Son先生を囲んで集合写真です。
Son先生のご施設は大学病院と言うよりも、街全体が病院群になっていて、建物ごとに病院としての機能も異なるのだそうです。日本ではなかなか考えられないスケール感でした。
Son先生はこれまで当院も含めて、日本国内の数多くのNICUを見学されてきました。「ここは○○病院のNICUと、ここは△△大学のNICUと同じです」と、これまで数多くの日本国内のNICUを見学されてきたSon先生だからこそ実現できたNICUと感じました。ある意味、Son先生のご施設こそ「オールジャパン」が集結したNICUなのかも知れません。そんなSon先生の思いや熱意をもの凄く感じたワークショップでした。Son先生、ならびにご参加された韓国の皆様、ありがとうございました。
(文責 成育科 網塚 貴介)