2017.11.27
旅日記その1 からの続きです。釜山駅から新幹線に乗ってソウルへ向かいます。実際に降りるのはソウル市内の水西(スソ)駅です。新幹線車内には日本語の案内表示もありました。
水西駅に到着です。ここからpre-meeting会場であるSAMSUNGメディカルセンターに向かいます。
SAMSUNGメディカルセンターは2000床規模の韓国国内でも有数の巨大施設で、新生児科のPark教授には周産期センターだけでなく研究施設もご案内いただきました。こちらの写真はNICU入り口でBFHの認定証もありました。
午後から韓国周産期学会のpre-meetingが始まります。
最初のゲストスピーカーはフィリピンのMendoza教授でカンガルーマザーケア(KMC)に関するご講演がありました。
KMCは明確なエビデンスを元にすでに全世界的に拡がっていますが、世界地図を見てみると日本、韓国、中国の東アジアで出遅れていることが分かります。
続いては慶応義塾大学産婦人科の田中守教授からは羊水幹細胞を応用した医療の未来に関してのご講演がありました。
田中先生は2020年に東京で開催される アジアオセアニア周産期学会 の会長でもあり、そのご紹介もされていました。
どうしてこのようなご高名な先生に続いて発表するのか分からないまま自分のプレゼンの順番となります。
講演には欠かせないのがねぶた祭りの写真です。今回もスライドの合間にたくさん入れ込みました。
実は講演の最中に表示されているスライドとPC上の読み原稿表示がずれてしまうというアクシデントがあって冷や汗をかきました。英語で発表する機会などそうそうないものの非常に怖い思いをしました(^^;)。
pre-meetingが終わると場所を移動して会長であるPark教授による会長招宴に参加させていただきました。かなり格調の高いところであることは一見して分かるほどです。
あまりの豪華さもさることながら、会場の壁には習近平国家主席やローマ法王が訪問されたときの写真が飾られているのには驚いてしまいました。
会長のPark教授を囲んでの集合写真です。
あまりにも現実離れした一夜を振り返りながら翌日の本番の発表に備えます。
(文責 成育科 網塚 貴介)