2018.04.16
これまで青森県立保健大学では看護・助産・ペリネイタルとかれこれずっと毎年講義をしてきましたが、今年度からは青森県の助産師不足を受けて新設された青森中央学院の助産コースで新生児の講義を担当することになりました。このコースはすでに看護師免許を持っている学生さんが1年間で助産師資格を目指すコースです。
青森中央学院に到着です。ここの大学はこれまでにも何度かあおもり母乳の会の学習会で来たことがあります。
この助産専攻コースでは、なんと新生児だけで11コマもいただきました。さすがに新生児のお勉強だけで11コマとなるとかなりの分量になりますので、このうちの3~4割は保健大学のペリネイタル講義に準じた、どちらかというと新生児を取り巻く社会環境的なお話しもかなり混ぜての講義となっています。
とは言っても、これまでであれば「新生児は範囲が広くて講義のコマ数が少ないから全部を話すのは難しい」と言ってきましたが、これだけの授業コマ数があるとそんな言い訳も言えないぐらいの分量です。授業準備には自分自身の勉強の見直しにもずいぶんなった気がします。まずは、ここで学んだ皆さんが早く県内の臨床の場で活躍してくれる日を楽しみにしています。
(文責 成育科 網塚 貴介)