昨年度から新設されすでに看護師免許を持っている学生さんが1年間で助産師資格を目指す青森中央学院の助産コースの新生児講義で、新生児蘇生法の講義を行いました。


今年度の学生さんは5名で、実は7月にあらためて正規NCPRコースとしての授業もあるのですが、学生さんの場合、1回のコース受講での習得はなかなか難しい場合が多いので、今回は正規コースの「予習」として模擬コースのような位置づけの講義となりました。

それでも一番大切な基本手技だけはしっかり練習してもらいました。

ここでいつもbluetooth聴診器も活躍してくれます。

今回だけでも行けるのではないかと思うほど皆さん良きできていたので、きっと次の正規コースでは皆さん合格できると思います。
(文責 成育科 網塚 貴介)

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今年9月のAコースに続き、11月上旬に当院で青森県医師会主催でNCPRのSコース(スキルアップコース)を開催しました。

講義はこの日のために八戸から駆けつけてくれた伊藤先生にお願いしました。


今回はこのところいつもインストラクター補助に来てくれているNICU看護師の石岡さんがメインインストラクターとして活躍してくださいました。


あ今回はいつも通りシナリオをやっている最中に、受講者の方から「胸骨圧迫するのに蘇生台が高くて力が入らないのでは?」との意見が出され、早速高さを下げてみました。

すると、確かにその方が体重をかけて胸骨圧迫できるようです。いつも通りのNCPRではあるのですが、こうしたところから新たな発見があるのが面白いところです。この辺はさすがSコースと言うところなのかも知れません。

あ今回、主催者である医師会代表としてでかではなく受講者としても参加して下さった苫米地先生が、当院開発のbluetooth聴診器を使って絶賛して下さいました。

講習会を終えての集合写真です。皆さん、お疲れ様でした。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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この週末は毎年開催されている青森県医師会主催のNCPR(Aコース)でした。今回のインストラクターは尾崎先生、三上先生と3人で行いました。

今回も最初の講義を担当しました。それでもこれで2回目です。ついついAコースを取得するための講習会となってしまいがちですが、あくまで臨床現場で筋緊張が低下し、自発呼吸のない赤ちゃんが突然生まれたときに適切に対処できるようになることが、この講習会の目的であることをこのスライドではいつも強調しています。

講義前にプレテストが行われており、尾崎先生・三上先生が隣で採点しています。講義の後に、受講生の皆さんがどの設問が間違いやすかったかをお伝えして、その解説も行います。講習会前にはプレテスト内容は分かりますので、講義前にプレテストに一通り目通ししてから、それを踏まえて講義した方が、受講生の皆さんもプレテスト内容を踏まえた上で受講できるので講義の効率が良くなるのではないかと言う気もしました。この辺は次回以降の導入を考えてみたいと思いました。

こちらは実技の演習です。今回は実技・シナリオも真面目に(?)インストラクターしたので写真があまりありません(^^;)。


講習会終了後の集合写真です。参加された皆さん、お疲れさまでした。

あ
(文責 成育科 網塚 貴介)

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この週末は院内の周産期センタースタッフを対象としたNCPR(新生児蘇生法)講習会(Aコース)を行いました。今月はこれで7月1日のNCPRフォローアップコース、7月21日の青森県立保健大学・青森中央学院大学合同NCPR講習会、7月22日の看護協会主催のNCPRスキルアップコースに続いて今月4回目のNCPRになります。これまで何度もNCPRをやっていますが、実は新しい講義用CDになってからAコースの講義をしたことがなかったので、今回初めて自分で講義してみました。

今回は8名の受講者でしたので1ブースでもよかったのですが、最初の基本手技のところはみっちり実習した方がいいので、2ブースで行いました。


今回インストラクター補助にきてくれたNICUの石岡さんは、バッグがしっかり密着しているかどうかを確認するのに、口ではなくてまずお腹にあててみると分かりやすいということでやってみて下さいました。これは伊藤先生から教わった技だそうです。

シナリオでは尾崎先生が赤ちゃんの泣き声とかの再生を担当して下さいました。

今回もシナリオ演習ではチェックリストによるデブリーフィングを行います。やはりこれはなかなか役に立ちますね。

そしてこちらはいつものblutooth付き聴診器による心拍数評価の様子です。今回は前回の反省を元に、最初の段階で心拍数を何度か再生して、ペースによる心拍数評価を瞬時に行う練習も加えました。

今回インストラクター補助のお二人とインストラクターの三上さんです。シナリオ演習前に入念な打ち合わせをされています。

NCPR終了後の集合写真です。

今月はフォローアップコース・Bコース・スキルアップコース・AコースとNCPRの全てのコースに関わる1ヶ月となりました。NCPRは何度やっても新たな課題が見つかります。これからもこちら側のスキルアップに務めていきたいと思っています。参加された皆さん、お疲れ様でした。
(文責 成育科 網塚 貴介)

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昨日の青森県立保健大学・青森中央学院大学合同NCPR講習会に続いて今日は青森県看護協会主催のNCPRスキルアップコースでした。青森県看護協会でも毎年NCPRを開催して下さっていますが、今回は初めてのスキルアップコースでした。会場はつい先月青森県訪問看護ステーション連絡協議会研修会でもお邪魔した県民福祉プラザでした。


今回の最初の講義は矢本先生にお願いしました。

今回はかなり手厚く3ブース体制で。基本手技は各人かなりの時間をかけて実習できたはずです。

そして、シナリオ演習ではもう十八番的になっているBluetooth聴診器セットです。ただ、昨日の学生さん対象の演習でも同じだったのですが、iPadのメトロノーム音をBluetooth聴診器で音を聞かせても、こちらで設定した心拍数と、実習生の皆さんがカウントした心拍数の値が微妙に異なることが今回の悩みになりました。NCPRでの心拍数評価は6秒間の心拍数を10倍するのですが、6秒間カウントする時に、おそらくは最初の一拍目か最後の一拍の片方もしくは両方が一つ多めにカウントされてしまうことによる誤差のような気がしました。きっと心拍数の設定をもっと判断しやすい心拍数にしておく必要があるとは思いながらも70~80回程度でも100程度と判断されてしまうのが難しいところでした。正しくは6秒間での実際のカウントよりも、心拍数のペース自体を体感で覚えてもらった方が良いのではないかとも思いました。この辺は次回以降の課題のように感じました。

スキルアップコース終了後の集合写真です。NCPRの認定更新は3年ごとになりスキルアップコースで更新するしかなくなるので、今後はスキルアップコースをどんどん開催していく必要があります。今回受講された皆さんの中からも是非インストラクターを目指して下さる方がいればいいなと思いました。皆さん、お疲れ様でした。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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