先日もご紹介しましたが、6月1日(土)に第11回あきた母乳育児をささえる会学習会にお招きいただき「知ってほしい、赤ちゃんのこと ~少子化対策に欠けていた視点とその処方箋」と題してお話しさせていただきました。これは、3年半ほど前に秋田県周産期・新生児研究会で少子化が新生児医療に及ぼす影響に関して講演させていただいた時のその続編をと言うことでお声がけいただきました。秋田県は青森県と並んで出生数減少が最も激しい県と言うこともあり、母乳育児を支える会としてのお話としてはちょっと異色かも知れませんが、日本の少子化対策がなぜことごとく失敗してしまったのかについて小児科医からの目線でお話ししました。
青森に新幹線が来てからすっかりご無沙汰で久しぶりの特急「つがる」です。
あ秋田駅に到着するとなまはげと「マサル」がお出迎えしてくれます。
秋田駅前です。青森駅前よりはるかに栄えています。やっぱり新幹線の駅が一緒なのがいいのでしょうか・・・(T-T)
会場は反対側の駅ビル?です。こちらの建物もとても立派でした。
今回は50人以上とかなりたくさんの方が聞きに来て下さいました。
これは男女の労働率の図ですね。いわゆる女性の労働率の「M字カーブ」と言われるものです。
今回の学習会ではこの少子化問題をなんと2時間以上お話しさせていただきました。
今回なんとしてもお話ししたかったのがこれです。今回のお話しはとにかく量が多いので、内容に関しては後日このブログにアップして行きたいと思います。
学習会終了後、あきた母乳育児を支える会の皆さんとご一緒させていただきました。
本場のきりたんぽです!
日本の少子化問題は東奥日報の連載をお引き受けしていたころからずっと関心のあるテーマで、今回のお話しをいただいてからさらにいろんな本を読み漁りました。このような機会をいただけたことは本当にありがたいことだと感じました。あきた母乳育児を支える会の皆さん、ありがとうございました。
※2019年12月24日追記:少子化対策に欠けていた視点とその処方箋~あおもり母乳の会
(文責 成育科 網塚 貴介)