平成16年、総合周産期センターになった時から使用している初代ドクターカーが古くなったので、更新することになり、本日、納車されました。初代の時はあれもこれもと詰め込んだ結果、エンジンパワーに対して車重が重くなり過ぎて加速が悪かったのですが、今回は車重にも注意しながら、装備も最低限としました。しかし、1500Lのボンベを最大9本も搭載できるようにもしたので、かなり長距離の搬送でも耐えることができると期待しています。

正面から。見た目は同じTriHeartなので初代と区別がつきにくいですが、車種は三菱キャンターからいすゞエルフへ変更されています。

当院のロゴマークが新型の目印。

ドクターカー用の人工呼吸器にはSLE2000HFOを選択しました。ガス消費量は多めなのですが、HFOにも対応可能なのと、振動にも強いのが選んだ理由です。人工呼吸器の向こう側には空気ボンベが4本並びます。