今日はむつ病院から未熟児(28週、1200g、RDS)の出迎え搬送依頼があったと言う想定でシミュレーションフライトが行われました。シミュレーションフライトは八戸・弘前に次いで今回で3回目になります。むつ病院には専用ヘリポートがないのでむつ市役所の駐車場が離発着場となります。スタッフ自身は毎回異なっていますが、さすがに3回目だけあって今回はほぼ予定時間通りに帰ってくることができました。細部の問題点はあるので、今週中にも反省点をまとめていきます。これで更に新生児のドクヘリ搬送は実運用へ一歩近づいたように思います。ご協力いただいた関係者の皆様ありがとうございました。
- 今日のシミュレーションフライトのレジメです。これまで前2回の反省を踏まえてブラッシュアップされています。
- 今日のNICU医師担当は池田先生です。
- 新生児搬送用保育器を救命センターまで運び、ストレッチャーごと搬送車に載せます。ちなみにこのヘリポートまでの移動に使う搬送車は当院周産期センターの初代ドクターカーです。
- 搬送用保育器はロールインマウントと言う器具に固定されており、ドクヘリに載せる際にはストレッチャーからドクヘリへロールインマウントを滑らせるように移動します。
- 離陸の最終チェック中です。訓練開始は午前11時。良い天気で、青空が綺麗です。
- 離陸しました。発着場であるむつ市役所の駐車場までは約20分です。車だと2時間ですので大違いです。
- むつ市役所の駐車場には救急車が待機しており、ヘリポートのないむつ病院までの搬送をしてくれます。
- むつ病院の新生児室に到着。赤ちゃんの人形が用意されていました。
- ドクヘリが帰ってきました。近くにいると凄い風です。
- 格納庫内の搬送車に再度載せて、これからNICUへ運びます。
- 救命センターの入り口に帰ってきました。
- 赤ちゃん人形がNICUへ到着しました。今回はほぼ予定時間通りに進みました。
- NICUの看護スタッフもドクヘリ搬送では手伝うことになるので、独自でまとめを作っていました。 偉い!イヤーマフも用意してありました。