11月10日(月)から12日(水)までの3日間、愛媛県松山市で第59回日本未熟児新生児学会が開催され参加してきました。松山市へは 昨年6月に愛媛県立中央病院へ電子カルテの見学 に行って以来の2年連続となります。学会の前日に松山入りし、その夜は道後温泉まで足を運んでみました。昨年訪れているので、懐かしくちょっと不思議な感じでした。
写真は道後温泉本館です。
松山市内には路面電車が走っていて市民の足となっています。路面電車としてはややスピードが速い感じで、所要時間も短く、ホテルから会場への移動もとてもスムーズでした。この日はたまたま「 坊ちゃん列車 」にも出会うことができました。
学会場のひめぎんホールです。中心街よりもむしろ道後温泉の方が近くて、温泉の方に宿泊される先生も多かったようです。会場への移動を考えると道後温泉付近の方が正解だった気がします。
7時過ぎからの朝一番の会議を終え、今回の会長である梶原先生の会長講演を拝聴しました。ちなみにこの学会初日の6時半からも会議があったそうです。学会中の会議も段々病的な段階に突入している感じがしています。
第24回日本新生児看護学会も例年通り同日開催され、初日には先日、当院に NIDCAP(Neonatal Developmental Individualized Developmental Care and Assessment Program)の実技指導と青森県周産期講演会 のためにきて下さった森口さんの特別講演もお聞きしてきました。
学会初日の夜は、懇親会の後、恒例のオフミにも参加してきました。このオフミは新生児医療関係者のメーリングリストである「 新生児医療フォーラム 」のオフラインミーティングで、毎年100名近くの参加があり、主に全国から集まってくる若手の先生方の交流の場となっています。
神奈川県立こども医療センターの豊島先生や、来週、当院で開催される 周産期医療学習会 でご講演して下さる予定の埼玉医科大学総合医療センターの須賀さん達との1枚です。
学会2日目は、また早朝からの会議の後、聖隷浜松の大木先生が発表される国際シンポジウム「International Symposium on the Management of Well-babies」を聞いてきました。
学会中はとにかく会議が多くて昼食は毎回同じお弁当です。美味しいのですが毎日だとちょっと・・・と言う感じです。
3日間の学会を終え、観光する時間もなかったので、最終日のプログラムが終わってから飛行機の時間までの間に三上先生と一緒に松山城に向かってみました。
ところが天候が次第に怪しくなり、リフトに乗ると、それまで小降りだった雨が本格的に降り出してきました。
ここから松山城まで歩いてすぐと言うところまで来ながら、傘もないのでそのままロープウェイで戻ってきてしまいました。二人でVサインしていますが、びしょ濡れです。
松山城を断念して、空港に向かう車の窓から撮った松山城です。そう言えば、昨年の出張の時も見学翌日に行こうと思っていたら、やはり雨になってしまい諦めているので、これで松山城には2回ふられたことになります。
学会3日分をダイジェストしてみましたが、今回、最も楽しみにしていたウプサラ大学のUwe先生とお会いできたお話しは次でまとめたいと思います。