3月23日(水)は今年度のNICUの送別会でした。今回は私(網塚)が新生児科を去り、新たに「成育科」として独立することになったこともあり、NICUスタッフの送別会と一緒に「送られる側」としての参加となりました。
最初は病院を辞めるわけでもないので自分自身が送別者に入っていることに戸惑いも感じましたが、考えてみるとこれまでの15年間、一緒に支えてきてくれた仲間達にお礼を述べなければならないと思い直し、当日に臨みました。
今年の異動は看護スタッフもかなりの人数にのぼり、特に今回は長く勤務されていたスタッフの異動が多かったのも特徴でした。
隣の工藤さんはNICU開設当時からのスタッフで、生き字引のような存在でした。
こちらは、春から新生児科の部長を引き継ぐ池田智文先生との写真です。
花束は、青森に赴任当初からずっと一緒にこの道一筋に頑張ってきてくれた小笠原さんからいただきました。
医局からの記念品は「当直回数1126回 お疲れ様でした」と書かれた日本酒でした。実はこの時点でまだ当直回数は1124回と、あと2回残っていたのですが、このお酒に書かれているので、今更交代もできず、この後の最後のお努めを避けることができなくなってしまいました。
新部長になる池田先生からの挨拶です。彼の言葉の中で「トップがいなくても動くNICUを目指す」と明言してくれました。これは僕自身がずっと目指してきたことでもあり、県病NICUの哲学はしっかり受け継がれたことを確信しました。
送別会の記念品です。こんなにたくさんもらうことになるとは思いませんでした。春からの新たな仕事に向けて否応なしに思いを新たにする機会となった気がします。
これまで一緒に支えてきてくれた仲間達に心からの感謝を込めて、これからの県病NICUのさらなる発展を願っています。