昨日は弘前大学小児科の伊藤教授をお迎えして、毎年恒例の当院の研修医の先生方への小児科説明会を行いました。説明会と言っても堅苦しものではなく、ざっくばらんにいろんな疑問にお答えしたり、小児科としての取り組みの説明などをお食事をしながらしました。今回は当院研修医が9名と現在NICU研修中の学生さんお一人の合計10名という過去最高の参加者数となりました。
最初に伊藤教授から簡単に小児科としての取り組みをご説明していただいた後、新生児科の方は池田先生に説明してもらいました。
特に今回は女性の先生が多いこともあり、ワークライフバランスのことなども話題に上ります。個人的には女性医師の場合、小児科医は子育て経験が診療にも活かせるので、仮に育休を取ったとしてもそれ自体がキャリアのロスになるわけではないですし、また逆に小児科医としての知識と経験が自分自身の子育てに活かせるという、仕事とプライベートが相互に好影響を与えあうことのできる職業なのではないかと考えています。その点はかなり真剣に耳を傾けてくださったように思います。診療科の決定は一生の仕事を決めることですので、しっかり考えて今後の決定に少しでも役立って欲しいと思っています。
伊藤教授ならびに参加された皆さん、お疲れ様でした!
(文責 成育科 網塚 貴介)