今日は毎年青森県内の周産期医療施設の特に助産師・看護師の皆さんが集まって母体搬送や新生児搬送の際の情報共有などに関して話し合う場となっている周産期関係者連絡会が当院で掲載され、県内各地からたくさんのスタッフの方が参加して下さいました。
本日のメニューはこんな感じです。
まずは尾崎センター長からは産科関連のトピックスとして、産科医師不足問題、病床数増床、助産師養成、DMATとの連携などなど多岐に渡った話題を提供して下さいました。
新生児科の方からは池田先生が特に新生児搬送の現状とドクヘリ搬送上の注意点や、来月開催予定の青森県周生期医療研究会で発表予定の当院からの演題に関しての予告編みたいなお話しがありました。
続いてはプログラムではグループ討議となっていますが、実際にはワークショップに移ります。
「搬送の時、実は○○でした」と言うお題で、まず参加者全員に自分で考えられる限りの「○○」な状況を考えつくままに次々と付箋に書き出します。
今度はそれをグループごとにみんなで分類していきます。そこでできあがった各状況に対してスタッフとしてできることをまとめていきます。
最後は各グループからまとめた結果を発表してもらうと言うようなことを今回は試してみたようです。
仕事の都合で最後まで参加できなかったのですが、各グループともそれぞれ色んなディスカッションを通して、お互いに施設の立場は異なりますが、一定の共通課題を見いだすのに少しでもプラスになってくれたらと思います。ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。
(文責 成育科 網塚 貴介)