先日もご案内したように12月9日(土)に青森市内のアピオ青森であおもり母乳の会と青森県周産期講演会が続けて開催されました。今回のあおもり母乳の会では秋田県大館市でIBCLCとしてご活躍されている産院イスキアの菅原光子さんがご講演されました。

青森市内はこの日も雪の一日でした。写真は会場のアピオあおもりです。


菅原さんのご講演が始まりました。今回のテーマは「楽しい母乳育児支援」です。


「楽しい母乳育児支援」と言われても、それってどんな支援?と言うところからお話しは始まります。

菅原さんのお話はとにかく実践重視!よく授乳はリラックスして、と言われますが、じゃあお母さんはどんな姿勢だと楽に授乳できるのかを、赤ちゃんの人形とおっぱいのモデルを使ってとても分かりやすく解説して下さいます。リラックスしてと言われても、確かに実質上、体幹トレーニングみたいな体勢でリラックスもないなぁと思いました。内容は本当に実践的なので男性医師が介入できそうなレベルはちょっと超えている気もしました。ちなみに今回の参加者で男性は私だけだった気がしますが、県内の母乳の集まりに行くといつものことではあります。

これから母乳育児を本格的に勉強したいと名乗りを上げてくれた矢本先生も一緒にご講演後の集合写真です。 菅原さん、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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先週末は当院と青森市民病院、青森協立病院の三病院合同の院内感染対策のための合同ラウンドがあり、今回初めて参加させていただきました。
最初は青森協立病院からのスタートで、次に青森市民病院、最後に当院へ移動しました。院内ラウンドは医師、看護師、薬剤師、検査技師の4職種が各施設から参加し、それぞれ分担して1施設あたり1時間近く周りました。

向かって左からいつも周産期の会議などでお世話になっている協立病院産婦人科の平岡先生、青森市民病院の豊木先生と私です。本当は当院の委員長は立花先生ですが、この日は代理でのラウンドとなりました。

ラウンド終了後の反省会です。

なかなか他の施設の感染対策がどのように取り組まれているのかを知る機会は非常に少ないですので、今回はとても勉強になりました。今回参加された皆様、お疲れ様でした。
(文責 成育科 網塚 貴介)

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2000年4月から現在まで17年8ヶ月の長きに渡ってNICUで勤務された看護師の小笠原さんがついに勤務交代することとなり送別会が開かれました。2000年と言えば、当院NICUが開設されたのは2001年4月でしたが、そのちょうど1年前で、私が青森に来たのと同じ時期です。送別会には同僚や後輩達が集まってくれました。

同期の仲良し3人組と





当院のNICUはこれまでに最初の開設時、総合周産期母子医療センターになった時、さらに震災中にも大規模な増床工事と、計3回の大工事を行ってきました。その全ての過程を知るのは小笠原さんしかいませんし、それまでの間に数多くの看護師さんに看護技術を伝えてくれました。「重力を感じさせない体位交換」という言葉が相応しい技術を持ち、これまでのNICUを支えてくれた大黒柱のひとりです。今回の部署異動は非常に残念ですが、これからの彼女のステップアップにつながる異動になってくれることを心から願っています。小笠原さん、ありがとうございました。
(文責 成育科 網塚 貴介)

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