
昨年の今頃、新生児科医として大先輩の先生方がNICUの一線を退かれた後、全国の赤ちゃん達とそのご家族を支えるために結成した赤ちゃん成育ネットワークにお招きいただき「『成育科』開設から2年~見えてきた課題と展望」と題してお話しさせていただいた内容が赤ちゃん成育ネットワークの会報に掲載されました。

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今回の会報には、NICU便りとして当院の池田先生の方からも当院NICUでの取り組みが紹介されました。

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文字が小さいので読みにくいかも知れませんが、それぞれの画像をクリックすると拡大表示されますのでご覧いただければと思います。
(文責 成育科 網塚 貴介)

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今月初めに当院へ神奈川県立こども医療センターで認定遺伝カウンセラーをされている西川智子先生をお招きして、染色体異常を持つお子さんとのかかわりに関してのご講演をいただきました。

皆さん、興味のあるお話と言うことで、県内各地から大勢の方が参加されました。

最初に、当院の方から21トリソミーのお子さんの状況などにかんして、新生児科からは日向先生が、産科の方からは助産師の千代谷さんから発表がありました。


ここから西川先生のご講演です。まず冒頭に遺伝カウンセラーを目指すことになった経緯をご紹介いただきました。


お話の中では、コウノドリでも紹介された「オランダへようこそ」の詩も紹介されました。この詩はコウノドリでとても有名になりましたが、一方で、例えばダウン症候群と診断されたお子さんのご家族に紹介するには抵抗を感じる場合もあるとのお話もありました。確かにその通りと感じるお話で、やはりそれぞれのご家族によって個別に対応は考えなければならないのだと思います。

ご講演の最後では書籍のご紹介もされました。

ダウン症候群やその他の染色体異常症に限らず、様々な障害のあるお子さんのご家族との日々の関わりの中で、自分自身が考えてきたこと・心がけてきたことの、ある意味「答え合わせ」のような気持ちで拝聴していました。

学習会を終えて懇親会には新生児科や産科のスタッフが大勢集まって、懇親会でもご講演の「続編」もお聞きすることができました。西川先生、遠路青森までお越しいただきありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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