昨年度に続き、今年度も青森県医療的ケア児等支援者およびコーディネーター養成研修会を8月9日(日)、10日(月)の2日間にわたって開催しました。この研修会は今年度で3回目となります。今年は新型コロナウイルス流行で開催そのものが危ぶまれましたが、定員を大幅に減らしたり、ソーシャルディスタンスや換気に注意しながらの開催となりました。
まずは、毎年この研修会でお世話になっている淑徳大学の谷口由紀子先生から医療的ケア児支援の総論に関して。今年は千葉らか青森に来ることができずにオンライン講義となりました(右の方に小さく谷口先生が写っています)

続いては、医療的ケア児の発達の特徴などに関して大瀧先生から。

看護面に関して訪問看護ステーション「にじの樹」の加福さんと八戸市民病院の小児看護専門看護師の奥寺さんから。


続いて、2日目最初は仙台市の社会福祉法人なのはな会の遠山先生から医療的ケア児の成長・発達への支援に関して。

その後は、その後は、本県の医療的ケア児支援コーディネーター研修会のコアメンバーである、NPO法人夢の清水さん、ライフサポートあおばの前中さん、相談支援事業所ホットミルクの成田さんから、座学講義に続く演習に向けての導入や福祉制度に関してお話ししていただきました。


成田さんはいつも講演の最後に昨年の医療的ケア児支援シンポジウムでご講演いただいた寺澤先生の言葉である「救ったいのちを 救いっぱなしにしない」を締めの言葉でご紹介されています。

2日間の日程が終了して、コアメンバーによるソーシャルディスタンスにやや配慮した集合写真です(^^;)。この研修会はコーディネーターに関しては9月に2日間にわたる演習編へと続きます。参加された皆さん、お疲れ様でした。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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かなりしばらくぶりの更新になります。日付は8月になっていますが、実際に書いているのは9月末です。
例年、年2回「小さく生まれた赤ちゃんとその家族のつどい」を開催してきましたが、今年は新型コロナウイルス流行の影響でこうした企画が開催しにくい状況となっています。しかし、特に4歳以上のつどいは就学を意識し始める時期でもあり、この時期の就学に関する情報提供はとても大事ですので、なんとか4歳以上だけでもできないものかと、Web上でのつどいを開催しました。
会場は当院内でWeb会議用の機材が設置してある部屋を使いました。
みんな集まって準備中です。

Web開催までの間、オンライン接続状態を確認するために、参加者される方達にスライドショーが流れています。当日の予定とかつどい最中の注意点とかですね。


今回も情報提供として、青森教育委員会で就学支援を担当されている山下征子先生に「ちょっと気になる子の就学について」と題してお話ししていただきました。


今回はオンラインでは初の試みでしたし、2時間程度のかなり短い時間での開催となりましたが、実際に開催してみることで今後に同じような企画を考える上でも貴重な機会となりました。これまでのつどいでは参加者の皆さんに小グループに分かれてグループディスカッションをしていただいていましたが、現時点ではオンラインの「場」が一つしか持てないので、この辺は今後に向けての技術的な課題とも感じました。昨年9月には年齢を超えた小さく生まれた赤ちゃんの保護者交流会を開催しましたが、今後はこの交流会もオンラインでできないか模索中です。参加されたご家族の皆さん、スタッフの皆さん、山下先生、ありがとうございました。

(文責 成育科 網塚 貴介)

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