湘南鎌倉総合病院産婦人科の後期研修医である渡辺零美先生が今年5月から2ヶ月間、当院へNICUの研修に来て下さっていました。先週末は研修の最終日だったので、この2ヶ月間を振り返ってさよなら講演をしていただきました。
タイトルは「青森物語」
当院で研修することになった経緯から簡単に説明していただきました。渡辺先生の上司である井上裕美先生が当院での母乳育児やケアの方針をとてもご評価して下さり、湘南鎌倉総合病院から当科への研修は渡辺先生でかれこれ4人目となります。本当にありがたいと言うか、光栄なことだと思います。
渡辺先生はNICUでの採血やエコーなどの基本手技の研修と平行して、お昼の産科病棟での新生児回診も毎日一緒に廻りました。新生児回診は生後4日目までの赤ちゃんを新生児科医が毎日診察しています。当院産科は母乳育児中心でやっていますが、赤ちゃんに人工乳を足す際には、原則として新生児科医の指示の上で、可能な限りお母さんにも人工乳が必要な旨を説明してから行うようにしています。こうした母乳育児に対する考え方に関してはかなり伝えることができたのではないかと思っています。
本当は母乳のことを沢山調べてくれて2ヶ月間で学んだことを披露してくれたのですが、この短期間にあまりにも多くの観光&グルメスポットを制覇したことの方にみんなでびっくりしてしまいました。
休みらしい休みは少なかったので、かなりの短期間にあちこち廻ったようです。でも青森を満喫してくれたので良かったです。
送別会はいつもの近くのお店です。
今度は是非、ねぶたの季節にきて欲しいと思っています。