この週末は静岡こども病院主催の「新生児・小児における肺にやさしい呼吸管理セミナー」にお招きいただき、人工呼吸管理に関してお話しさせていたただきました。
静岡駅に到着です。青森からは新幹線で東京で乗り継いで5時間ちょっとで着いてしまいます。意外に近いです。
この日はやや曇り気味で、本来ならこの位置から富士山を眺めることができるはず?でしたが残念でした。
こども病院らしいエントランスですね。
こども病院内も見学させていただきました。NICUだけで18床と言う大きなNICUでした。広さは決して余裕があるわけではありませんが、保育器周りはコンパクトにまとめられていました。
これはCT撮影が可能な搬送用の保育器です。かつて北海道のこども病院に勤務していたころに非常に重宝していましたが、今は生産されていないどころか修理さえできない貴重品です。
いよいよ講演会が始まります。
まずは、中澤先生から静岡こども病院における人工呼吸管理の現状に関してお話しがありました。
続いて講演させていただきましたが、当初は1時間ほどの予定だったのが、結局、1時間半ぐらいかかってしまいました。さらに、その後の質疑では若手の先生から矢継ぎ早に質問が相次ぎ、人工呼吸管理に対する熱意がひしひしと伝わってきました。
懇親会での集合写真です。人工呼吸管理のことはこの時間だけでも語り足りないほどで、懇親会が終わった後もしばらくお話しし続けていました。すでにNICUの現場からは離れてしまいましたので、今回話しさせておいただいた内容も時間とともに古くなって行くのだと思います。それでもこうして話しさせていただいた内容おいただく機会を頂戴できたことはとてもありがたく思います。お招きいただきました静岡こども病院の中澤先生、中野先生、大変お世話になりありがとうございました。
(文責 成育科 網塚 貴介)