今日は以前、 電カルの視察で見学させていただいたことのある愛媛県立中央病院 から新生児科の穐吉 眞之介先生が、近くドクヘリが導入されるとのことで、愛媛から青森の当院まではるばる見学にきて下さいました。
ドクヘリの運航会社が同じであることや、以前、周産期医学の特集の中で当院へのドクヘリ導入までの経緯をまとめて書かせていただいたことなどが今回の見学の背景だったようです。
NICUにあるロールインマウントから、ドクターカー、ドクヘリの格納庫と見学していって下さいました。実際の説明は新生児科新部長の池田先生がしてくれました。
今回、愛媛県の事情をお聞きしていると、松山市にかなりの部分が一極集中しているようで、総合周産期母子医療センターである愛媛県立中央病院にはかなりの県内のほとんどの症例が集まるそうでかなりの負担と感じました。新生児科の医師数は同じ人数だそうで、本当に大変だと思います。
その点、青森県は青森市の他に、大学のある弘前市と、八戸市と言う大きな街があり、集約化と地域医療のバランスがとても取りやすい県だと再認識しました。そんな穐吉先生なので、この日も日帰りで帰られました。当院での見学が少しでもお役に立てばと思います。穐吉先生、遠路の日帰り出張大変お疲れ様でした。
(文責 成育科 網塚 貴介)