17日の土曜日から学会が始まりました。会場はいくつかの建物に分かれており、右側がメイン会場の国際会議場、左側が懇親会が行われるホテルです。ちょうどこの写真を撮っている背中側に富山城があります。会場からは富山城を一望できました。
最終日のランチョンセミナーの案内も掲示されていますね。
初日の午前中は呼吸セッションの座長を終えて総会に参加です。今回の総会ではこの学会の理事長が交代することになっており、時期理事長にはなんと新生児医療連絡会の事務局長でもある大阪大学の和田和子先生が選出されました。女性の理事長は初でしょうし、おそらく最年少なのではないでしょうか?いよいよ学会の世代交代も本格化してきた印象を持ちました。
午後は大学時代の同級生で産婦人科に進まれたNTT東日本札幌病院の西川鑑先生がシンポジウム「母子感染対策の最前線2016年」で「IgG avidityとPCR法を用いた先天性トキソプラズマ感染症の管理」と言う難しい演題で講演されるので聴講してきました。今回のこのメイン会場はかなり大きな会場で、シンポジウムは2階席の最上段まで満席でした。
続いて学会2日目の様子もご紹介します。学会2日目は朝一番で 新生児医療フォーラム の管理人会がありました。これも毎回恒例の集まりで、今回は現在のホームページの更新のタイミングなどに関して話し合ってきました。現在のホームページはもうかなり前に作ったものなので、そろそろ今の時代にあった形に変えていって欲しいと思っています。
2日目の午後は当院の伊藤先生のポスター発表でした。今回の発表内容は当院の人工呼吸管理の成績も含んでいて、この内容はまた改めてご紹介します。
続いてこの日は「胎児期から退院後まで 医療チームに家族も巻き込むファミリーセンタードケアの取り組み」と言うシンポジウムがありました。今、ファミリーセンタードケアを語らせたら最強とも言える諸先生が並んでいます。
夜はこのところレギュラー参加させていただいている神奈川県立こどもの集まりに今回も混ぜていただきました。今回の学会には池田先生も含めて3人で参加しましたが、このメンバーで学会参加できる日が来るとは、人手不足の時代のことを思い返すと感慨深くもありました。写真はマスクをして白衣を着て会議に出ていたら見分けが付かないんじゃないかと言われている豊島先生と伊藤先生のツーショットです。
最後は「 こどもかぞくまんなか 」の皆さんと豊島先生を囲んでの写真です。この日のシンポジウムに引き続いて翌日に予定されているランチョンセミナーの内容を皆さんに確認していただきながら、ファミリーセンタードケアを中心にあれこれ話に華が咲いた楽しいひとときでした。
(文責 成育科 網塚 貴介)