先週末は 第61回日本新生児成育医学会 に参加するため大阪に行ってきました。学会前日は来年2月の 第19回新生児呼吸療法モニタリングフォーラム で「新生児医療におけるデザイン 製品〜環境〜運用 」と題した企画セッションの打ち合わせで、学会場から歩いてすぐのところにあるパラマウントベッドさんに行ってきました。
会社の中にはNICU設計のためのスタジオがあって、実物の保育器やシーリングペンダントを使ってのシミュレーションができるようになっています。
また、今回の学会会期中は保育器内の音が赤ちゃんにどのように聞こえているかを体験することのできる企画もありました。実際に保育器内の音を聞いてみましたが、周囲の音もさることながら、保育器に直接接している車輪の固定音などが意外に大きいなどの発見がありました。
信州フォーラムの企画セッションの方も「どうやって医療者の思いを形にするか?」という視点で、「デザインするためのデザイン」をテーマにしていこうと考えています。こちらの方はまた信州フォーラムが近くなりましたらご案内したいと思います。
(文責 成育科 網塚 貴介)