この週末は院内の周産期センタースタッフを対象としたNCPR(新生児蘇生法)講習会(Aコース)を行いました。今月はこれで7月1日のNCPRフォローアップコース、7月21日の青森県立保健大学・青森中央学院大学合同NCPR講習会、7月22日の看護協会主催のNCPRスキルアップコースに続いて今月4回目のNCPRになります。これまで何度もNCPRをやっていますが、実は新しい講義用CDになってからAコースの講義をしたことがなかったので、今回初めて自分で講義してみました。
今回は8名の受講者でしたので1ブースでもよかったのですが、最初の基本手技のところはみっちり実習した方がいいので、2ブースで行いました。
今回インストラクター補助にきてくれたNICUの石岡さんは、バッグがしっかり密着しているかどうかを確認するのに、口ではなくてまずお腹にあててみると分かりやすいということでやってみて下さいました。これは伊藤先生から教わった技だそうです。
シナリオでは尾崎先生が赤ちゃんの泣き声とかの再生を担当して下さいました。
今回もシナリオ演習ではチェックリストによるデブリーフィングを行います。やはりこれはなかなか役に立ちますね。
そしてこちらはいつものblutooth付き聴診器による心拍数評価の様子です。今回は前回の反省を元に、最初の段階で心拍数を何度か再生して、ペースによる心拍数評価を瞬時に行う練習も加えました。
今回インストラクター補助のお二人とインストラクターの三上さんです。シナリオ演習前に入念な打ち合わせをされています。
NCPR終了後の集合写真です。
今月はフォローアップコース・Bコース・スキルアップコース・AコースとNCPRの全てのコースに関わる1ヶ月となりました。NCPRは何度やっても新たな課題が見つかります。これからもこちら側のスキルアップに務めていきたいと思っています。参加された皆さん、お疲れ様でした。
(文責 成育科 網塚 貴介)