小さく生まれた赤ちゃんとご家族のつどい(4歳未満)の終了後、翌日に小児在宅医療関連の厚生労働省班会議のためにいそぎ東京へ向かいました。この班会議には昨年度から加えていただいており、年に数回開催されています。
この日は班会議とは別に小児科学会の小児医療委員会が東京都内で午後に開催されていて、こちらも今年から委員になっていたのですが、ちょうどつどいの時間帯と重なってしまっていて参加できませんでした。ただ、会議の後に懇親会を開くとのことで、最後の方で混ぜていただきました。懇親会場は水道橋駅近くの富田書店と言うお店です。外見からは看板も書店にしか見えませんが、中身はしっかり飲食店でした。
懇親会の様子です。今年4月の日本小児科学会でコミュニティ小児医療の実践をご発表されていた是松先生にも初めてお目にかかることができました。
翌日の午前中からは小児在宅医療の班会議で会場のある市ヶ谷に向かいます。
班会議の会場は和気あいあい、いつもこんな感じです。だいぶ顔見知りの先生も増えてきました。
会場から市ヶ谷周辺を。台風が過ぎて良い天気でしたが、かなり気温が高くてびっくりでした。
肝心の班会議ですが、最初に各参加者からの近況報告から始まります。今回は青森県でも医療的ケア児支援体制検討部会が設置され、ようやく一歩目を歩き出したところであることをご紹介しました。医療的ケア児の実態調査をこれから行うわけですが、市町村が行うのと県が行うのでは指揮系統が異なるので、その辺での工夫が必要であることをお話ししたところ、今回の会議でも、班会議から今後出していく連携のための手引き書がちょうど議題として挙げられていて、やはり都道府県向けと市区町村向けの2種類の原案が用意されていました。その他にも各地の先生方からいろんな情報をいつも得られていてとても勉強になります。
班会議を終えて帰路につくと、これまた台風の影響で新幹線は30分ほどの遅れで運行されていました。それでも大きな遅れになることなく無事に青森に到着できました。
(文責 成育科 網塚 貴介)