以前、5月5日(土)の放送大学で、宇都宮市で認定NPO法人「うりずん」を開設されている高橋昭彦先生の「共に生きる社会を目指して~「医療的ケア児」をどう支えるのか~ 」のご講演をご紹介しましたが、その髙橋明彦先生がなんと当院のオータムセミナーにお越し下さり、「地域医療と在宅医療~小児から高齢者まで」と題してご講演下さいました。
最初、緊張の面持ちで講師紹介をされていましたが、
ご講演が始まるとすぐに髙橋先生のトレードマークでもある「かぶり物」をしてお話が始まりました。ご講演は、医師に成り立ての頃の地方での往診のご経験から始まり、在宅医を目指すことになった経緯などをお話しされました。そこから最近の医療的ケア児の話題に移っていきます。在宅をご専門にされている先生のお話をお聞きする機会はなかなか少ないので、参加された若手の先生達も真剣に聞き入っていました。
セミナー修了後の懇親会にも加えていただきました。実は、今回のご講演は、当院の自治医科大学出身の研修医の先生が、医学生時代に髙橋明彦先生のご講演を聴いて感銘を受けたことから実現しました。髙橋先生の熱意が若い先生の心を動かしたのでしょう。最後に、高橋先生は、是非、小児在宅医療の方にも興味を持って欲しいと若手の先生方に訴えかけて下さりとても心強く感じました。高橋先生、遠路青森までお越し下さりありがとうございました!
(文責 成育科 網塚 貴介)